「どうしたら自力でタバコをやめられるのか・・・。」
大きな悩みですよね。
これは僕も何年も、いや何十年も悩んできた問題です。
僕は病院の禁煙外来こそ利用してきませんでしたが、市販のニコチンパッチを数週間貼ってみたり、とにかく根性と忍耐での禁煙を試みたりと、何度も禁煙には挑戦してきました。そしてそのたびに失敗に終わってきたわけです。
「一体どうしたら禁煙できるんだ・・・。」
そう、まさに今のあなたと同じ悩みを僕も抱えていたわけです。
もちろん人によっては自力で禁煙をするよりも、禁煙外来を利用するのが確実で早い場合もあると思いますので、そこは自分にとってどちらが最適なのかということはよく自分と相談してみてくださいね。
ただ僕の場合は、できるなら自分の力でこの問題を解決したい、自分の力でニコチン依存症を克服したい、という気持ちが以前から強かったんですね。
禁煙外来を利用すれば確実に禁煙できるかといえば決してそうではないですし、いずれにせよ最終的に禁煙できるかどうかは結局自分次第という面が大きいのだろうと考えていたこともあります。
この辺りは性格や考え方によるものもあると思いますので、自分でしっかり判断してくださいね。
そして最終的に、あなたがもし僕と同じく自力での禁煙を目指すことを決意したのだとしたら、この記事がきっと参考になるはずです。
何度も禁煙に失敗してきた僕が、現在自力で禁煙してからすでに2年以上を経過することができています。
その方法やコツといえるものをあなたにもぜひお伝えしたい、そのように考えてこの記事にまとめました。
ということで今回は、自力でタバコをやめる方法やコツについて書いていますので、一緒に見ていきましょう!
自力でタバコを止める方法やコツ
方法やコツといってもある意味同じことになるかもしれませんが、まず第一に知ってほしい自力禁煙の最初にして最大の重要ポイントは以下のことです。
禁煙の順番を理解すること。
これは禁煙の順番ともいえますし、禁煙の流れともいえるものです。
ここを理解しないまま自力での禁煙を試みても、過去の僕のように失敗に終わる可能性が高くなります。
具体的にはこのようなものです。
- 禁煙の準備をする
- 離脱症状を乗り越える
- 興味の対象を変える
大きく分けてこの3つですね。
そう、たった3つだけです。
ここに自力禁煙のすべてが要約されています。
例えばですね、1番の禁煙の準備を飛ばして2番の離脱症状を乗り越えようとする。これが禁煙を失敗する多くの人の理由です。
禁煙の準備の段階をすっ飛ばしているので、いわゆる根性禁煙や我慢の禁煙となり、禁煙開始と同時に襲い来る離脱症状に耐え切れずに失敗に終わりやすいんですね。
他にも、3番の興味の対象を変えることを優先的に考える人もいます。
これはタバコに変わる趣味を見つけて、禁煙を上手に行いましょう的な話ですね。
これも非常にまずいです。
禁煙を何度も失敗したことがある人なら分かると思いますが、タバコに変わる趣味なんてものはそもそも無いのです。それはタバコが薬物だからですね。
この辺りのことは以下の記事で詳しく解説しています。
急にタバコをやめて何かしらの趣味に無理やり移行したところで、その成功率の低さはあなたもよくご存じのことと思いますよ。
また、きちんと1番の禁煙の準備をしっかりするところから入り、数日から数週間、あるいは数か月ほどの禁煙に成功する人もいますが、ここで3番目の興味の対象を変えるというところまで上手くたどり着くことができず、再度タバコに手を出してしまう人も少なくありません。
過去の僕にも当てはまります。
せっかく3ヶ月や半年の禁煙に成功していても、やはりまた喫煙者に戻ってしまうという現象です。
これもまた、禁煙の順番が完成されていないと考えます。
以上のことから、あらためて1.禁煙の準備をする、2.離脱症状を乗り越える、3.興味の対象を変える、という順番と完結までの流れが自力禁煙には超大事だということを知ってもらったうえで、次からこれらを順番に解説していきますね。
1.禁煙の準備をする
禁煙の準備をするというのは、禁煙のすべてを学び、知識をつけ、あらゆることを想定し対策を練り、さらにはこれにより事前に可能な限りタバコへの依存を解消しておくという作業がこれに当たります。
一言で言えば、禁煙できるかどうかは準備の段階で決まる。です。
タバコへの依存や未練が強いままに、強引に力技で禁煙に踏み切ったとしても、再度タバコに火をつけてしまう可能性は高いでしょう。
離脱症状の種類やその乗り越え方、それが落ち着くまでの目安となる日数、禁煙開始から差し当たって気をつけるべきことなど、いわばニコチン依存症という強敵と戦うための戦闘準備をあらかじめしっかりしておきましょうということが言いたいわけです。
ぬののふくとこんぼうでラスボスは無理だって!!!
ということですよ。(なんとかして伝えたい)
おっと失礼。ゲームの話で恐縮です。
本当に禁煙の成否を分けるのは、間違いなくこの準備段階にあります。
僕たちはニコチン依存症ということがもうはっきりと分かっているのですから、その依存している脳と身体をなんとかしないと禁煙はできないということに早く気づくことです。
これを知らないまま多くの人が2番の離脱症状を乗り越えることに何度も何度もチャレンジしていきますが、それが失敗に終わりやすいことはもはや必然だったということですね。
だからまず禁煙の順番その1、禁煙の準備をするということをしっかり行ってください。
ちなみにこれをさらにここで展開していくと、とんでもなく長い文章になってしまうので、別記事にまとめました。
こちらを参考にしてください。
禁煙の準備が整ったら、そこで初めて禁煙開始です。
そして次の離脱症状を乗り越える段階に進みましょう。
2.離脱症状を乗り越える
何度も言いますが、自力での禁煙が成功に終わるか失敗に終わるかは、1の禁煙の準備が確実にできているかどうかで決まります。
さらに禁煙の準備ができているかどうかということは、いかにタバコへの依存が解消されているかどうかということです。
タバコへの依存が解消されていないままに、この2番の離脱症状を無理やりに乗り越えようとするから、多くの人が禁煙失敗に終わりやすいということですね。
そしてこのことを徹底的に教えてくれているのが、あの有名な禁煙セラピーという本です。
タバコをやめたいと思っている喫煙者なら、一度は目にしたり聞いたりしたことがある本だと思いますが、その効果はまさに絶大ですよ。
ただ、本気でタバコをやめたいという気がある人にしか響かない。それはどんな良書をとっても同じことがいえますけどね。
もう本気でタバコと縁を切りたい、タバコを自分の生活から排除したい、本当にタバコの無い人生を歩みたい、そう考えているのであれば、ぜひ一度はこの本をしっかり読み込んで、そして手元に置いておくことをおすすめします。
ちなみに僕はマンガ版の禁煙セラピーも持っています。
こちらはコミックスを読んでいる感覚で内容がスッと頭に入ってきますので、より取っ掛かりやすいですよ。合わせてこちらもおすすめしておきますね。
※kindle版と単行本版があるので注意してください。
話が少し逸れましたが、要はここで言いたいことは、禁煙の準備の段階をしっかりと経ておくことが、いわゆるこの禁煙の最大の敵ともいえる離脱症状(禁断症状)を上手く乗り越えるための最重要ポイントになるということですね。
つまり、限りなく我慢しなくていい禁煙が可能となるので、禁煙当初の離脱症状の感じ方から何からが完全に変わってくるわけです。
僕も経験してきたから分かりますが、言っても離脱症状は出ますよ。間違いなく。
これは肉体的な依存もあるからですし、長年の喫煙行為は本当に僕たちの脳や身体に根強く染みついていますからね。
ただ、その強さが明らかに違う。
それをあなたにも実感してほしいのです。
ラスボスにビビりすぎてレベルを上げ倒してから挑んだら、あっさり倒してしまってひょうし抜けする感覚があるじゃないですか。
まさにあれです。(なんとか伝われ)
おっとまた失礼。
とにかくまずは1番の禁煙の準備をするということをしっかりと経たうえで、この2番の離脱症状を乗り越えるという段階に進んでいくこと。
この順番と流れをしっかりと踏まえ、そして随所でこれをいかに深く自分の知識や理解にまで落とし込めるかが、禁煙成功のガチのコツです。
さらっとやるもんじゃないんです。
ここをいかにガチるかですよ奥さん。ニヤリ
ここでも参考になる記事を置いておきますのでこちらも合わせてどうぞ。
さらに僕の実際の離脱症状の体験記と具体的に乗り越えてきた方法は、こちらの禁煙日記から読み進めていただけます。
そしてこの2番の離脱症状を乗り越えるステップが上手くいったら、3番の最終ステップへと進みましょう。
3.興味の対象を変える
1番の禁煙の準備をする、そして2番の離脱症状を乗り越えるという流れが上手くいけば、禁煙成功のイメージやビジョンがある程度はっきりと見えてきていることと思いますし、なにより自分自身に自信がついてきます。
さらには離脱症状をいなすことに対する余裕も出てきますし、自分なりのコツも掴めてくる頃ですね。
このタイミングで3番の興味の対象を変えるということをやっていきましょう。
これこそが一生ものの禁煙をする段階となります。
現に僕はとうに離脱症状というものは終わっていますが、それは禁煙開始から長くても数か月程度の話ですからね。
それでは禁煙はいつまでやれば成功なのか。
僕はもちろん一生やりますよ。
自分が死ぬときまでタバコを吸わずにいられたら、「ああ、俺の禁煙は成功だった」と初めて言えるわけですしね。
ただし、最初からあまりにそれを意識しすぎてしまうのはおすすめしません。
自分で禁煙に対する心理的なハードルを上げてしまうことにもなってしまいますからね。
そこはあくまでも上手くやっていきましょう。
はい、この禁煙を上手くやっていきましょう、まさにこの段階こそが3番の興味の対象を変えるという段階のことなんです。
それはタバコに対する思い、タバコを吸い始めたきっかけから自分がやめられなかった理由、タバコをやめるメリットや、やめなかった場合のデメリットに至るまで、あらゆることを考えておくことです。いや、今後も考え続けていくことです。
タバコを吸っている以上、必ず吸い始めたきっかけや理由というものもあるはずです。たとえそれがなんとなくだったと認識している人でさえもね。
当時の環境や人間関係、自分の心理的状況に至るまでを深く考察していけば、見えてくるものがあります。
例えば僕の場合は、タバコを吸い始めたきっかけや長年吸い続けてしまっていた理由として、現実逃避や自己肯定感の低さ、タバコに対する誇大イメージ、さらには健康意識の低さやタバコに対する知識の無さなどが挙げられます。
禁煙の離脱症状が落ち着いた段階から、これらのことをあらためて時間をかけて深く掘り下げて考えておくことが大切、3番目はその作業をしていく段階というわけです。
ここで初めて自分の趣味や新しい環境を模索していくという行為もそうですし、自分がタバコにハマっていた理由や原因をしっかり自分で知っておくという作業は、再度喫煙者に戻ってしまうことへの大きな抑止力となります。
分かりやすく言うと、自分がタバコを吸っていた原因をしっかりと理解しているので、二度とタバコに手を出さないで済むということが一つ。
また、これからはその原因を無くすことのほうにきちんと力と意識を向けられるようになることも一つです。
そしてさらにその一環として、趣味を充実させたり、健康意識を高めて質の高い食事や運動を始めることなどへと繋げていくことで、より自分の人生とタバコとの距離を広げていくことになるわけですね。
これが先ほど言った、一生ものの段階となります。
二度と喫煙者に戻らないように人生を歩んでいくという段階のことを言っています。
文字通り禁煙の最終段階ですね。
だからいざ禁煙をしようという人が、いきなりこの段階から始めても無理があるというものです。すべてを考え抜き、離脱症状のすべてを乗り越えてきてこそ、自分自身に出せる答えがありますし、自分とタバコとの本当に最適な決別方法やコツも分かってくるというものです。
本気で自分だけの禁煙をするのです。
誰かの禁煙成功例も考え方も、すべてはあなたの参考にはなりますが、実際に禁煙をするのはあなた自身ですからね。
あなただけの最適な禁煙の方法やコツというものが必ずあるはずなんです。
それを見つけ、実践し続けていく段階。
二度と喫煙者に戻らないために。ね。
これが禁煙の最終ステージというわけです。
おわりに
長くなってしまったので最後にもう一度まとめておきますね。
- 禁煙の準備をする
- 離脱症状を乗り越える
- 興味の対象を変える
禁煙開始前の準備をしっかりすれば離脱症状も上手く乗り越えられる。離脱症状を上手く乗り越えられれば、そこからあらためてタバコの無い自分の人生を作り上げていくことができる。
そしてこの順番こそが自力でタバコをやめる方法でありコツであると。
今回僕が言いたかったことはこういったことです。
ここはロールプレイングゲームで考えてみてください!
ラスボスを倒すにはまず事前準備をしっかりして、自分のレベルもばっちり上げておくことがコツですよね。
そしてラスボスの魔王を倒して、ようやく平和で穏やかな世界(タバコの無い環境や暮らし)を手に入れるわけですよ。
だからその攻略法(この禁煙の順番)を知っておくことで、ゲーム(禁煙チャレンジ)もクリアしやすくなるということなんですよね!!(は?チョットナニイッテルカワカラナイ?)
各項目のさらなる詳細は、このブログの他の記事にそれぞれまとめられていますので、関連記事も合わせて読んでみてくださいね。より理解が深まると思います。
それでは僕と一緒に禁煙の旅に出たいという人は、ルイー〇の酒場でお待ちしておりますよ。
ステテコパンツにこんぼうを装備している変態が僕です。^^デュ・・・デュフフフ。
他にも関連記事があります。
それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
コメント