「何か良い禁煙方法は無いのだろうか・・・。」
ありますよ。
あなたがもし本気で禁煙しようと考えているのであれば、僕はレコーディング法をおすすめします。
これは何度も何度も禁煙に失敗しながら20数年間タバコを吸い続けてきたニコチン依存症の僕が、現在2年以上の禁煙に成功している方法です。
ちなみにここで言うレコーディングとは、ノートやスマホのアプリなどに自分の禁煙に対する思いや気づいたことを逐一記録していくことをいいます。
よく禁煙するとなると、ガムやアメ、炭酸水を用意するという話や、散歩や運動をして気分をまぎらわせましょうというような話になりますが、これらはあくまでも禁煙の離脱症状を乗り切るための代替手段の一環であって、実は根本的な禁煙法ではないんですよね。
もちろん代替手段のおすすめとして、このブログでもガムやアメ、炭酸水などは僕もよく取り上げています。ただしこれらはあくまでも置き換えや気分転換としての位置付けです。
何度も言いますが、根本的な禁煙法ではないのです。
現にあなたもすでに試してきたということはありませんか?
僕は散々試してきましたよ。禁煙するぞと決意して、水や炭酸水をたくさん飲んだり、ガムをボトルで何本も買ってきてはアゴが痛くなるまで噛んだりとね。
でも何をやってもダメだった。
それはなぜでしょう。その理由はもうはっきりしています。
本当はタバコを吸いたいのにガムを噛んでいるからですね。それは無理や我慢をしている状態です。そして心の中にズレが生じている状態。これがいけない。
だからこれをですね、単純にタバコを吸いたくないに変えればいいのですよ。
つまりあなたがもうタバコを吸いたいとすら思わなくなればいいんですよね。
どうですか、分かりやすいですよね。
「そんなことがどうやってできるのか?」
その答えはもうこのブログでしつこいくらいに書いていますよ。
タバコに対する認識を変えること。ですね。
タバコに対する認識が変われば、タバコを欲する気持ちにも今までとは違う明らかな変化が表れる。その結果として禁煙ができるようになるというメソッド(手法・方法)です。
ここで語弊があるといけませんので、きちんと説明しておきますね。
まず禁煙の一番の方法はこのブログでいつも言っているとおり、タバコに対しての認識を変えること、と僕は考えています。この根幹は変わりません。
それではその認識を変えるためには実際にどうすればいいのかという問いに対しての答えの一つとして、今回のテーマであるレコーディング法というものがあるわけですね。
そして言葉足らずになるといけませんのであえて付け加えますが、こういった禁煙を推奨しているブログや書籍を何度もしっかり読むことや、あなた自身が本当に禁煙を成功させたいと思う気持ち、そして惜しみのない努力や行動力があってこそ禁煙は成り立つわけですからね。
つまり、禁煙は複合技です。複合的にたくさんの要素やタイミングが上手く折り重なってこそ、禁煙を成功させることができる、そういうものだということが言いたいのです。
だからこれさえやれば禁煙ができるというものはそもそもないわけですね。また、これが禁煙を難しくさせる要因ともなっています。
それでも僕がここであえてレコーディング法をおすすめするには理由があるんです。
その理由と具体的なやり方をこれから解説していきますね。
ということで今回は、僕のおすすめの禁煙法であるレコーディング法について書いていますので、一緒に見ていきましょう!
レコーディング法がおすすめな理由
僕がレコーディング法をおすすめする理由は以下のことからです。
・大切なことをすぐに思い出せる
・禁煙のお守りになる
順番に見ていきましょう。
認識を変えることに役立つ
冒頭にも長々と書きましたが、禁煙を確実に成功させるにあたっては、とにかく自分自身のタバコに対する認識を変えることが最重要ポイントです。
先ほどの「タバコが吸いたい」を、「タバコを吸いたくない」に変えてしまう方法ですね。
これができるとあなたの禁煙は間違いなくはかどります。
そしてその認識を変えるための手段として、このレコーディング法をおすすめしています。
そもそも禁煙を難しくさせているのは、自分の脳や身体が憎らしいまでにタバコに依存しているからなんですね。それがニコチン依存症というものです。
じゃあ、その依存を無くせばいいんでしょ、と。
そうです。それが至極明白な答えであり、禁煙成功を目指す僕たちが成すべきことであり、向かうべき目的地でもあります。
でも、それが難しい。
そのことを僕は痛いほど分かっているつもりです。禁煙の難しさは嫌というほど経験してきましたからね。
しかしその経験があるからこそ、本当にすべきことも分かるというもの。
ここで一旦まとめますね。
ということですね。
はい!ここ!!きちんとメモを取りましたか!?ドンッ
なっ!!!と、取っていないですと・・・!?
ふぅ・・・、油断しないでくださいね。レコーディング法の実践はもう始まっているのですよ。ニヤリ
つまりですね、禁煙のカギとなる重要なポイントや、誰かの成功例、参考になる話や考え方、そういったものを見聞きしたときには、必ずメモを取り、それらをどんどんと書き溜めていってください。
あとでいつでも見返せるようにです。
手帳やノートに手書きでもいいですし、僕のようにスマホのメモアプリを使うのもいいです。スマホはいつも手元にありますからね。
そうして書き溜めていった話や言葉や文章は、次のことに役立ちます。
大切なことをすぐに思い出せる
人間は良くも悪くもとにかく忘れやすい生き物です。
普通に生活していても、何かを忘れてしまうことは多々ありますよね。
しかし、確実に禁煙をすると決断したからには、絶対に忘れてはいけないことというのが山ほどあるわけですよ。それらを逐一記録していき、いつでも見返せるようにしておくというのがレコーディング法のやり方です。
それではあらためてどういったことが大切になるのか、どういったことを記録していけばいいのかということについて解説しますね。
まずは例を挙げていきましょう。
・禁煙の成功例
・参考になった話
・役に立つ考え方
・禁煙のメリット
・タバコを吸うデメリット
・自分が禁煙する理由
・禁煙できたらしたいこと
・タバコ代の計算
・タバコで感じている問題
・禁煙して実現したい夢
などなどですね。
どうですか、禁煙したいという人なら一度は考えたこともあるでしょうし、本気で禁煙をしようと思い立ってから学んだこともあると思います。
このテーマの例に沿って書くだけでも10個以上のメモ(レコーディング)ができますよね。
あなたがあなたの言葉で、自分自身に向けて書くイメージです。
さらに例えばタバコを吸うデメリットなどを、自分でさらに細かく挙げてみましょう。
お金や健康の問題、吸う場所の確保、部屋のヤニ、自分のイメージの問題、後ろめたさやはずかしさ、頭皮や肌荒れなどの美容の問題、口臭、灰皿の掃除、タバコを買いに行く手間、時間、わずらわしさ、などなど・・・ですよ。
これらを、ノートやメモアプリに書き倒すんですよ。
僕なんかこうやって1つのテーマだけでもあらゆることを考えてきたので、その数たるや100や200ではきかないですからね。マジでスマホのメモ画面にびっしりです。キモイですよ?ドン引きしますよ。
でも、それでいいのです。
いくら自分自身が真剣に考えたこととはいえ、忙しい毎日の中で禁煙のことだけで100も200もの話を常に覚えていられますか?いつでも思い出せますか?という話ですよね。
あれだけ嫌になった気分も、あれほど後悔した気持ちも、あれほど真剣に悩んだことさえも、時間の経過とともに薄れていくのが人間というものであり、それが禁煙の邪魔にもなっているのです。
だからこそのレコーディング。
禁煙における大切なこと、真剣に悩んで考えたこと、何より自分がもうタバコをやめたいと決意した理由などは何があっても絶対に忘れちゃダメですからね。
禁煙を難しくしているのが、人間の記憶の問題だとしたらどうですか。
レコーディング法はそのおそらくめちゃくちゃ大事な部分に積極的かつ有効的な作戦であると、僕はそう考えています。
そして何度も何度も繰り返しそのレコーディングした文章や話を、毎日毎晩でも読み返しましょう。それこそタバコを吸いたくなったときや寝る前の布団の中でもね。そうすると何が起きるかといいますと、新たな認識が定着してくるんですね。
これを言葉が汚いですが、あえて言いましょう。
バカな自分でもようやく理解できてきた。
これは僕が自分で実際に体験してきた感覚です。
さすがに、さすがにね、もうタバコなんて吸わないほうが良いって答えが出てるやん。ポンコツな頭でもいいかげん理解しろよ、自分ってね。
レコーディングした大量の文章を何度も何度も読み返し、自分に認識させる行為。
これは、自分で自分を説得し続けているということです。
そうしていると、自分がタバコを吸わないことに心から納得ができるようになってくるんですね。
「あ、もうタバコいらないわ。」
ってね。
僕はいつでも、この状態が最強だと言いたいのですよ。
「なんであの人は禁煙できて、俺はできないんだ!」って考えたことはありませんか?
その答えはこういうことですよ。
おっと、今回はすかさずメモってくれたみたいですね?なかなかやりますね。フフフ
それではさらにレコーディングのもう一つの効果をお話ししましょう。
禁煙のお守りになる
どれだけ納得して、どれだけ強い決意を持って始めた禁煙でも、やっぱりつらいときは来ます。
それは禁煙当初の離脱症状が強く出る時期であったり、今までに必ずタバコを吸っていたシチュエーションに身を置いたとき、あるいは、理不尽なほどの大きなストレスにさらされたときなどですね。
多くの人が禁煙を失敗に終えてしまうタイミングのことです。
そんなとき、あなたがコツコツとレコーディングしてきたその記録こそが、あなただけの禁煙のお守りになるんですよ。
当然つらいときは僕にもありました。
というか、僕に限らず何年も禁煙を継続している人でも、ふとタバコのことを思い出したり、強烈なストレスに負けて再度タバコに手を出してしまうということも現実的に少なくはないのですから、結局のところいつでもどこでも油断なんてできないんですよ。
僕たちのような依存症者はね。
だからこそ、自分だけのお守りとしてのレコーディング帳。これがあるのと無いのとでは、禁煙に対する意識の高さや実行力の強さが変わってきますし、ゆえに禁煙の成功率も変わってくるというものです。
過去に自分自身が真剣に悩み抜いて書いた文章や、必死に導き出した答え、あるいは何度も失敗しながらも諦めずに禁煙を達成してきた先人たちの知恵や経験談が、あなたの背中を押してくれます。
いや、一生支え続けてくれるのです。
それを手元に置いておく限り、一生ね。
だからこそレコーディング法、この方法をぜひ使いましょうと言っているのです。
何も知らず何も学ばず、禁煙することを早々に諦め一生喫煙者として生きるのか。
それともここで学んだことを実行し、理想の自分を手に入れていくのか。
これがあなた次第であるということは、もう分かっていますよね。
さらに具体例を挙げておきましょう。
・久しぶりに吸ったタバコの不快さ
・お金を出して毒を買うことの自分の愚かさ
・禁煙もできない自分が何になれるというのか
・離脱症状を乗り越えた嬉しさ
・禁煙ができているという誇り
・病気になったときの想像
禁煙を始める前、始めた後、継続している最中、あらゆるところでタバコのことを考えるはずです。
それらもどんどんとレコーディングしましょう。上記の例はあくまでもテーマの一例ですが、これらを自分の言葉で、自分が納得できる形の文章にして記入していってください。
それによりお守りがどんどんと強化されていきます。
例えば、前に禁煙を失敗したときに味わった後悔や情けなさや罪悪感。それらは次も確実に同じことを考えるわけですから、とにかくそのときに考えたことを詳細に書いておくわけです。
するといざ禁煙を始めてまたタバコが吸いたいと思ったときに、【吸ったらこうなるだけよ】という自分の実証済みの答えがそこにはっきりと書かれているわけですよ。
だからもう試す必要はないと我に返ることができますし、万が一、そこで吸ってしまったとしても、やっぱりそうなったという愚かさの積み重ねになるんですね。
それがさっき言った、「バカな俺にもようやく理解できてきた」という話に繋がっていくわけです。
バカなんだったら、何回でも頭ぶつけて、痛み感じて後悔して、身体に覚えさせるしかないんだろ。
はっきり言ったらそういう意味ですよ。
僕が何度も禁煙に失敗してきた理由がまさにこれですからね。
ただ、僕はバカなりにその中で学んだんですよ。レコーディングするということをね。
失敗から学んだからこそ、禁煙ができるようになったわけですね。
だからあなたにもぜひレコーディング法を試してほしいのです。
本気で変わりたいのであれば、ね。
おわりに
僕がレコーディングをおすすめする理由と具体的なやり方は以上の通りです。
ちなみに、あなたが過去に禁煙を失敗したときのシチュエーションや、そのときにこうしておけばよかったなどと考えたことは、いの一番に絶対に書き留めておいてくださいね。
それが、あなたがタバコをやめられない本当の原因でもあり、あなただけの禁煙を達成するための具体的な方法にも成り得る可能性が高い部分です。
そうやって、自分のことをよく知るためにもとにかく書き出すのです。
本気で禁煙をするのであれば、何でもできるはずですよ。
本気ではない人は、まず何もやりませんから。ね。
さあ、あなたの本気が試されるときが来たようですね。ニヤリ
それではメモのご用意はいいですね?
なっ!!!新聞広告の切れ端はやめてください!!^^;
他にも関連記事があります。
それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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