「いつもこの瞬間にタバコを吸いたくなるな・・・」
タバコを吸っている人なら必ずありますよね。
タバコを猛烈に吸いたくなる瞬間。
僕も元喫煙者だから分かりますよ。
寝起きの瞬間、ご飯を食べたあと、車の運転中、仕事がひと段落したとき、嫌なことがあったときなど、「ああ、いつもこのタイミングで吸いたくなるな」という瞬間ですね。
本気で禁煙をするならば、このどうしてもタバコが吸いたくなる瞬間を、なんとかしていかないといけません。
「やっぱり我慢できずに吸っちゃったてへぺろー」といつまでもやっているのが問題だと考えているのであれば、もう一度ここであらためて僕と一緒に真剣に考えていきましょう。
ということで今回は、タバコを吸いたい時にする自分だけの対処法を持つということについて書いています。
タバコを吸いたい時にする自分だけの対処法
タバコを吸いたくなる時というのはあくまで人それぞれなので、その瞬間にとる対処法というのも、あくまでも自分自身に最適なものでなければいけません。
自分がいつもタバコのことを考えてしまうというときに、「すぐにやること」、「とるべき行動」というのをあらかじめ考えておき、禁煙のつらい時期をうまく乗り越えるようにしましょうというのが今回のポイントです。
例えば僕の場合ですと、まず一番タバコのことを考えてしまう瞬間というのは、やはり睡眠から目覚めた瞬間でしたね。これは朝昼関係なく。
「さあて、この瞬間をどうするかなあ・・・」と、禁煙初期にはよく考えていたものです。
そこで僕の場合は、「カフェオレ」を飲むことが役に立ちました。アイスでもホットでも。
これが自分にとっては良い目覚め時の新しい習慣になり、タバコからうまく気分をそらす方法になり、そして効果的なタバコの代替手段になったというわけですね。
また、いつもはそこでブラックコーヒーだったのですが、「あえてのカフェオレ」という意味もあったんですよ。
あえていつもとは違う習慣をつけていくことで、今までとは少し違う自分を、意識的にも構築していくという意図があります。
単純にカフェオレも好きですしね。
そしてこういったことは本当に人それぞれで、例えばトマトジュースが好きならトマトジュース、どうせならもっと意識を高めて、青汁でも良いでしょう。
あくまで自分が「これ良いな」と、素直に思える物や事を見つけておくのが大事という話です。
ご飯のあとはゲーム
さらに僕はご飯のあとも例外なくタバコを吸いたくなっていましたので、ご飯を食べたらすぐに席を立ち、ゲームの電源をピッとつけて、好きなゲームに没頭するということをよくやっていました。
ついつい長時間やり続けてしまうことも多々ありましたが、「だがそれでいい」のですよ。とにかくタバコのことを頭の中でぐるぐると考え続けてしまうことが問題ですからね。
一度タバコのことを考え出してしまうと、「1本だけ吸うか・・・」とか、「禁煙は明日からまたやり直すか・・・」なんていう思考が、いとも簡単に湧き上がってきますからね。
上手にタバコから自分の意識をそらしてあげることが大事です。
僕の場合はそれがゲームでしたが、あなた自身が一瞬で没頭できるものを用意しておきましょう。それは人それぞれですからね。
例えば本やマンガを読む、音楽を聴く、楽器を弾く、ダンスをする、ウォーキングをする、筋トレをする、編み物をする、ゆっくりお風呂に入る、瞑想するなどなど。本当に何でもいいです。
とにかく自分がサッと始められて、スッと没頭できて、ガっと来るやつをやりましょう!エ?チョットナニイッテルカワカラナイ?
休憩にはおやつとコーラ
ちょっと休憩というときには、よく好きなおやつとコーラを楽しんでいました。
チョコレートやスナック、そしてダイエットコーラを常備しておいて、特に口寂しさや手持無沙汰を感じたときには、これが良い置き換え手段となりましたね。
チョコレートには気分を落ち着かせる効果がありますし、コーラなどの炭酸飲料はのどに爽快感を感じられますので、「何か摂取した感」があるんですよね。
これによって、「何か物足りない」という感覚を結構抑えられていた気がします。
あまりカロリーをとりすぎるのも気にはなりますので、無糖の炭酸水もよく買ってきて飲んでいましたが、どうしても物足りないときには、あまり無理せず好きなものを食べたり飲んだりしてやり過ごしましたよ。
目的はただ一つ。「禁煙成功」ですからね。
それさえ守れば、「多少のおやつも長時間のゲームも睡眠も問題ない」と、うまく自分を甘やかしながら、あるいはうまく乗せながら、禁煙を継続していくというのがコツですね。
どうしても苦しいときには禁煙メモを見返す
タバコが吸いたいときの対処法として、自分の好きな趣味やアイテムをしっかり準備して代替案とする。これで離脱症状が強い禁煙初期の段階を乗り越えられるに越したことはないのですが、禁煙はそう一筋縄ではいかないということを僕はよく知っていますよ。
「そんなに簡単に禁煙出来たら誰も苦労しねえんだよ!コンチクショウ!!」ですよね分かります。
一旦落ち着いてください。
禁煙を始めると、本当にタバコが吸いたくてどうしようもない瞬間というのは必ずあります。どれだけ自分好みの良い代替案をたくさん用意していようともね。
だからこそ大事になるのが「自分だけの禁煙メモ」です。

これはこのブログで何度も紹介していますが、自分が禁煙を決意した当初の意志や思い、そして今までの禁煙失敗の理由や体験談などを、自分だけが見返すことのできるノートやメモ帳に記載しておいて、それを肌身離さず持っておくというものですね。
そして本当に禁煙がきついとき、苦しいと感じたときにこそ、このメモを何度も何度も読み返すのです。
そうすることで、「タバコを吸ったところで何にもならない」ということや、「吸えばこの苦しみがまた一生続くだけだ」ということを、あらためて認識できるでしょう。
これにより、ふと気分が落ち着いたり、スッと冷静になれたりします。
また、たとえ万が一そこでタバコを吸ってしまったとしても、「また同じ結果が待っているだけだった」ということや、「やっぱり同じ後悔をしただけ」という経験が自分の中で着実に積み重なっていきますから、あるタイミングで、タバコを吸うことの無意味さに完全に気づくときが来やすくなるという効果があります。
人は、学習できる生き物です。
何度も何度も何度も何度も、同じところで頭を打って痛みを感じていれば、自分の中に「ここは気をつけよう」とか、「ここに近づいてはいけないな」という認識が生まれてきます。
そう、まさに赤ん坊が少しずつ時間をかけて、危険なことを学んでいくようなものです。
禁煙も同じで、学んで学んで、それでも失敗して失敗して、痛みを感じて後悔して。これをしっかりとした意識を持って反復することで、ようやく自分の中のタバコに対する認識が変わることがあります。
これを僕は「閾値を超える瞬間」とか「ブレイクスルーポイント」などとも言っていますが、要は「自分の中の認識ががらりと変わる瞬間」のことです。
これをするために、あなた自身で作る、あなただけの禁煙メモが必ず役に立ちます。
ぜひ活用してください。
おわりに
禁煙成功の秘訣は、とにかく諦めないことと、やれることは全部やってみること、そして自分の本気の覚悟と決断ですね。
これらのいずれかが欠けても、禁煙は難しくなるでしょう。それは病院に行こうが自力で禁煙をしようが同じことです。
「あなた自身に、まだできることはないですか?」
ということをこのブログで再確認してもらうために、僕は記事を書いています。
禁煙に対してやれることは全部やったか、学ぶことはすべて学んだか、もうできることは残っていないか、そういったことを今後も一緒に考えていきましょう。
あなたの禁煙が成功するまでね。^^
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それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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