「禁煙したいけど、どうしても続かない。」
今までも何度か禁煙にチャレンジしてきたものの、ことごとく失敗に終わっている。
僕もそうでした。
頑張ってタバコを吸わずに3ヶ月や半年という期間を経ても、些細なことをきっかけに再度タバコに火をつけてしまい、また元の喫煙者に戻ってしまうということを繰り返してきました。
そんな僕ももうすぐ禁煙して2年が経とうとしています。
ここまで無難に来れたのは、あることに気がついたからです。
それは、禁煙は我慢しないことが大切ということ。
禁煙とはタバコを吸うのを我慢することじゃないのか、そう思われたかもしれませんが、確かに吸いたい衝動にグッと耐えないといけない瞬間というものも、長い禁煙生活の中では少なからずあるでしょう。
しかし、あらかじめ我慢しない禁煙法を実践することで、その吸いたい衝動の頻度や強さを、それこそグッと抑えることができる可能性があります。
僕がやっている禁煙法もこれです。
もしあなたが何度も禁煙にチャレンジしたにもかかわらず、タバコの誘惑に負けてまた喫煙者に戻ってしまうということを繰り返しているならば、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
ということで今回は、我慢しない禁煙法について書いていますので、一緒に見ていきましょう!
我慢しない禁煙法とは?
我慢しない禁煙法とは、言い換えれば、タバコを吸いたくなくなる方法ということです。
仮にあなたがもし、もう本当に心からタバコなんて吸いたくないと思うことができたならば、再度喫煙者に戻ってしまう可能性はかなり低くなりますよね。
だから、それを実践しましょう。
という至極単純明快な話です。
・・・・・・。
さあ、いよいよ怪しいセミナーのようになってきましたね。ニヤリ
でもこれは冗談でもなんでもなく、僕はこれが禁煙における本当に本質の部分だと考えています。
今までは強引に、頑張って、相当な気合を入れて、禁煙に挑んでいました。
もう二度と吸わないぞと決心し、自分に誓いを立て禁煙に取り組むものの、もって数か月という結果に終わらせてきました。
なぜ、禁煙できないのか。
なぜ、禁煙が続かないのか。
それをあらためて考えたところ、やっぱり心のどこかで、タバコを吸うことを我慢しているということに気がつきました。
誰かがタバコをおいしそうに吸っているのを見たときや、誰かとの長時間の談話の中で強い手持ち無沙汰を感じたとき、あるいは間がもたないことを意識したとき。
さらには仕事で苦を感じたときや精神的に疲れたとき、イライラしたとき、落ち込んだときなど、実に様々なタイミングでタバコのことが頭に浮かんでくるんですよね。
いや、はっきり正直に言うと、「タバコを吸いたい」と考えてしまっている、ということに気がついたのです。
まさに、「タバコを吸いたい」という気持ちを、精神力や根性、あるいは意志の力だけで抑え込んでいる状態。つまりタバコを吸いたいことを我慢している状態ですね。
人間として、この状態は本当に脆いものです。
あなたも経験がないですか?決して禁煙だけのことじゃないです。
ダイエットの食事制限や運動、筋トレ、資格の勉強や新たに始めた趣味、断酒や禁ギャンブルなどなど、やるぞと思ったが結局長続きしなかったという経験です。
僕はたくさん思い当たる節があります。(笑)
根性が足りん、意志が弱いなどと人に言われたこともありました。
でもよくよく考えてみると、本当のところは人間の欲求というものがそれだけ強いものだということなんですよね。
食べたい、寝たい、楽したい、そういった欲求を精神力や根性だけで抑えつけているとどうなるのか、そうですよね、いつか爆発します。
ましてやタバコにおいてはもう、はっきりと依存症という病気の状態にまで陥っているのですから、その欲求はとても強いわけです。
前置きが長くなりましたが、つまりは自分の欲求を抑え続けるという、過酷な我慢大会状態を作り出すのではなく、「あれ?これ、欲求そのものを無くしてしまえばいいんじゃね?」という話です。
相変わらず長くなってきましたが、次へ行ってみましょう。
欲求を無くすには?
そもそもタバコを吸いたいという欲求が無くなれば、禁煙は断然しやすくなると。
これが我慢しない禁煙法というわけですが、それでは実際にそのタバコを吸いたいという欲求を無くすにはどうすればいいのか、ということについて考えていきましょう。
タバコの欲求を無くすために重要なことは、タバコのことをとにかくよく知るということです。
これは本当に禁煙の肝の部分だと考えていますので、このブログでも何度も書いてきていることですが、タバコというものが何なのかをよく理解し、自分のタバコに対する認識を改めてください。
タバコは自分に何も与えてはくれませんし、むしろ健康に美貌にお金に信用に自信、たくさんのものを奪うものです。
代わりに火事のリスクや、くっさい口臭、不衛生、不潔感を運んできてはくれますか。そんなものは要りませんね。
とにかく、無知だった若い頃によく知らずに吸い始めたタバコというものを、あらためてよく知ることです。
タバコを吸うことがかっこいいなどというのも、もはや昭和の価値観であり、広告メディアによる販促戦略でした。今の喫煙者のイメージはどうでしょうか。僕はもうかっこいいとは思えません。
ストレス解消や気分が良くなると思っていたのは、ただのニコチン摂取の結果でした。喫煙者がニコチン切れで下がった体の機能を、ニコチンを入れてただ戻していただけ。吸わない人はそもそもニコチン切れという症状なんて出ないのに。
それに気がつかず、毎日お金を出して、買う。半分以上が税金なのに。給料から引かれる税金が高すぎると憤慨しながらタバコを吸い、まだ国や自治体に税金を払う行為。
ここらではっきりさせておきましょう。
本当に禁煙がしたいなら、タバコに関する認識を改めなければいけません。
タバコにメリットはありません。
メリットだと思い込んでいたものが、すべては思い込みだったということに気がついた人から、禁煙を成功させています。
その結果として、もう喫煙者は世の中の2割程度にまで減ってきましたよ。
あなたは、まだ、吸いますか?
僕はもうお先に降りますね。
なにせもう吸いたくないので!!!ドーン
おわりに
僕はもうタバコは尋常じゃなく身体に害があるので、そりゃ病気にもなるわと思っています。実際に自分自身にも結構な不調が出ていましたしね。早めにやめるに越したことはないと思っています。
タバコのメリットだと思い込んでいたものが全部、錯覚だったと気がついたときは衝撃的でした。
当時、かっこつけで吸っていたタバコのイメージは、今では真逆です。
タバコが吸いたくなる症状、タバコが頭から離れない感覚、すべては依存症の症状でした。そして自分が依存症であることを認め、依存症と向き合ってきました。
色んな情報を集め、色んなことを考えてきました。
その結果として、タバコはもう吸いたくない、今は本当にそう思っています。
純粋にもう喫煙者には戻りたくないからです。
「タバコを吸いたい。」から、「タバコを吸いたくない。」になるまで本気でいきましょう。
それが我慢しない禁煙法です。
このブログは本気で禁煙する人を応援します。
頑張っていきましょう!^^
関連記事はこちらです。
それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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