「なんで、自分は禁煙できないんだ・・・。」
周りで禁煙したという人の話を聞くたび、自分も禁煙しなきゃと焦りますよね。
でもそれから思い切って禁煙に踏み切ったところで、何日も持たずに挫折してしまう。
そんな経験を僕も何度もしてきました。
しかし今はちょうど禁煙して2年が経過したところですし、日々気持ちも穏やかに、とても順調に禁煙ができています。
僕がなぜ今禁煙できているのか、以前とは何が違うのか、そしてそもそも禁煙できる人とできない人の差や違いは何なのか、そういったところにも禁煙のヒントが隠されていそうではないですか?
ということで今回は、禁煙ができる人とできない人の違いについて考えたことを書いていますので、一緒に見ていきましょう!
禁煙できる人とできない人の違いは?
自分を変えられるか、変えられないか。
結論から言うとこうなります。
禁煙できるか否かは、今の自分を変えられるかどうか、ということです。
考えてみてください。
以前はタバコを吸っていたが、今はまったく吸っていない人。
この人は、タバコに対する考えも、タバコを吸うという習慣も、お小遣いの使い方も、時間の使い方も、すべて変えた人だといえます。
喫煙者から、非喫煙者へ。
スモーカーから、ノンスモーカーへ。
こと喫煙に関しては、真逆の行動をするようになった人、ということですよね。
ですから、あなたもタバコを吸わない人に変わればいいわけですよ。
以上です。
と、ここで終わってしまうとスマホの画面をバキバキに破壊してしまう人が多数出てしまうと思われますので、ちゃんと次も読んでくださいね。
そんな簡単なもんじゃない?
「そんな簡単に禁煙できたら誰も苦労しねえんだよぅ!コンチクショー!!!」
そんな声も聞こえてきそうですね。
しかし、そもそもまずそう思うことも変えましょうということです。
禁煙を難しいと考えているのも、簡単なもんじゃないと考えているのも、自分にはどうせできないと考えているのも、すべては他でもないあなた自身ですよね。
仮に「禁煙なんて絶対無理」と考えているならば、それはもう禁煙できないでしょうね。
なぜなら、禁煙をしないからです。
言いかたを変えれば、禁煙をする気が無い、あるいは諦めている状態。
それでは禁煙はできません。その理由は、禁煙は自分にしかできないからです。誰かにやらされるものでもなく、自分が行うものです。
刑務所にでも入れば強制的にやめさせられる?
でもその強制力が無くなったときにはどうするんですかという話ですよね。
だからこそ、自分で決断してタバコをやめることが大切ですし、それができる自分になる、つまりできなかった自分をできるように変えることが大事だと言いたいわけです。
まず何を変えればいいの?
それでは禁煙できるようになるには、そもそも自分の何を変えればいいのかということですが、これもはっきり言いますね。
タバコに対する認識です。
このブログでは他に、禁煙マインド、または考え方という意味で、単にマインドということもあります。
タバコを吸う習慣を変える、あるいはタバコ代を他のものに使う、タバコの代わりに違う趣味や時間つぶしを探すなど、そういったことはとにかくマインドの後です。
多くの人がこの順番を知らないため、強引に禁煙チャレンジを行っては、失敗しています。
そして「やっぱりダメだ」、「禁煙は難しいもの」という思い込みだけが強くなっていき、いつしか諦めに変わり、ついにはチャレンジすらしなくなる。
少なくとも僕も禁煙できなかった人から禁煙できるようになった人です。
だからこそ言えることがあるんですが、それは、タバコの洗脳(思い込み)はかなり強力だということ。
その部分(マインド)を変えないと、禁煙は厳しいものになりやすい。だが、逆にそこを上手に変えることができれば、禁煙は非常に楽なものになるんですよ。
だからこそあなたにも知ってもらいたい。
認識を変えるには?
具体的に自分のタバコに対する認識を変え、禁煙マインドを手に入れるには、閾値を超える必要があります。
閾値(いきち)とは、あることが変化するポイント、境界(きょうかい)のことです。
たとえば、コップから水があふれる瞬間。コップという壁を乗り越える瞬間のイメージ。
もっと言えば、コップから水があふれていない時と、あふれている時の、境目(さかいめ)。
または、例えば自転車に乗れなかった子が、まさに今乗れるようになった時。それまでできなかったことが、あるタイミングでできるようになったとき、それは閾値を超えたといいます。
閾値にはいろんな意味がありますが、ここではできなかったことができるようになること、その境目、壁を越える瞬間のことをイメージしてください。
喫煙者と非喫煙者の間にはとても高い壁があるとして、あなたがその壁を乗り越えて、非喫煙者のサイドに飛び込むということです。その場合は、その壁のてっぺんが、タバコを吸う人と吸わない人の閾値(境界線)です。
まずこれを知ることが非常に大事です。
認識の閾値を超えるには?
僕もそうでしたが、タバコには信じられないほど非常に強い洗脳、自身の思い込み、心と身体の依存が働いています。
だからこそやめられない人が多くいるわけですね。
ただ、その洗脳や思い込みをまったく逆のものに変えてしまいさえすれば、案外楽に禁煙ができるよ、というのが僕が今回お伝えしたいことです。
例えば、自分にはタバコは必要なものだと考えている人は、タバコは必要の無いものという認識(マインド・考え)に変わればいいわけですし、タバコを吸いたいを吸いたくないに変えればいいわけですよね。
その認識の壁を越える、逆の思考側へと変わる、つまりあなたのタバコに対する認識の閾値を超える必要があるということです。
さてその方法ですが、徹底的にタバコのことを知ることです。
タバコとはどういうものなのか、実際にどれほどの害があるのか、なぜやめられないのか、そういったことを一つ一つ、時間をかけて自分に落とし込んでいく作業が必要になります。
禁煙に失敗する人はこれを知らず、認識が変わっていないまま、強引に勢いや根性だけで禁煙に挑戦します。だからこそその禁煙はつらく厳しいものになりますし、失敗する可能性も高くなります。
そして認識が変わっていないので、必然的に習慣も変えられず、生活も今まで通りとなってしまうんですね。
まずは徹底的にタバコに対する知識をつけてください。
そうすることで、若いときによく知らずに吸い始めたタバコというものの実態が明らかになってきます。
そしてその知識や認識が、タバコを吸いたいという気持ちの閾値を超えたとき、「あ、もうタバコいらないわ」、心からそう思える瞬間が来ます。
もちろん個人差はあるでしょうし、その効果を保証するものでもありません。
でも決して諦めないことと、自分を変えたいという強い気持ち、そして正しい認識を持つことができれば、禁煙成功の確率はどんどんと上がっていきます。
このブログはそのお手伝いをしています。
おわりに
長くなったのでまとめますね。
①禁煙できる人とできない人の違いは、自分を変えられるか変えられないか。
➁まずは自分のタバコに対する認識(マインド)を変えること。
③ある境界(閾値)を境に、認識が逆転すれば、禁煙は楽なものになる。
➃その閾値を超えるには、タバコを改めてよく知ること。
➄そのお手伝い(情報提供)をしているのがこのブログ。
ということでした。
リアルで僕が禁煙を勧めた人も何人かいるんですが、本当に皆それぞれタバコに対しての思い込みを持っています。
その人がタバコを吸うための理由ですね。
それでもやめられるならやめたいともよく聞きます。
じゃあまず、【やめたい】じゃなくて、【やめる】に変えないと。
頑固さや変な意地、無駄なプライドや思い込みは一旦全部捨てて、頭を柔らかくして素直に謙虚に学ぶこと。そのようにあなたが本気で変わらないといつまでも禁煙は難しいだけですよ。
そう言いたいですね。
僕ができるのはあくまでもお手伝い(情報提供)です。
あなた自身が変わるのも、あなた自身を変えることができるのも、あなただけですよ。
今、禁煙をして、未来を変えませんか?^^
関連記事があります。
それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
コメント