「何度やっても禁煙に挫折してしまう・・・」
自分は意志が弱い、根性がない、禁煙なんてできる気がしない、無理ゲーでしかない。
そんなことを考えてしまっているあなたへ、同じく禁煙に何度も挫折してきた僕が、禁煙を継続できるようになった方法についてお話ししますので、今一度自分に当てはまることはないかチェックしてみてください。
あなたが禁煙できるようになるために、禁煙に対してもっと知っておいたほうがいいことや、まだやれることがあるかもしれませんからね。
ということで今回は、禁煙を挫折しないためにチェックすること4つについて書いていますので、一緒に見ていきましょう。
禁煙を挫折しないためにチェックすること4つ
禁煙を挫折しないためにチェックしてもらいたいのは以下のようなことです。
順番に解説していきますね。
禁煙の勉強をしているか
まず第一はこれですね。禁煙の勉強をしているか。禁煙の勉強をし続けているか。
「え?禁煙するのに勉強するの?」と思われるかもしれませんが、これがもう最初にして最大の奥義といっても過言ではないです。そうです無想転生です
禁煙の勉強とは、そもそもタバコに関して、そして喫煙という行為に関して、さらにはニコチン依存症という病気に関してまで、およそ禁煙をするためにあらかじめ知っておいたほうが良いと思われることを、とにかく学びまくるということです。
学ぶことで、知識を得ます。
知識を得ると、認識が変わります。
禁煙において、この認識が変わるという体験は絶対に得るべきだと僕は考えています。
そのほうが禁煙がラクだからですね。
自分のタバコに対する認識が変われば、禁煙はそう難しいものではなくなります。
例えば禁煙はとにかくつらく苦しい我慢のものだと思っていたことが、むしろ楽しくもなりますし、そもそもタバコが吸いたくもなくなります。吸いたくないのだから、吸わなくて済む。だから無理なく禁煙ができるのです。
この意味が理解できないうちは、やはりまだまだ禁煙に対して知識不足、認識不足であると言えます。
これは僕も本当に実感しています。圧倒的に学びが足りなかったことをです。
そしてその学びは、僕の場合、具体的には主に書籍とブログから得ました。
禁煙に関する本を手に取って読むことも、ある意味では勉強、学びです。
そして僕の周囲の人にも、禁煙ができない人は本当に学ばない人が多いです。ずっと何十年も「やめられるならやめたいんだけどなぁ・・・」と言っています。まず、「やめたい」ではやめられないということすら知りません。
「やめたい」を「本気でやめる」に変える、そうすることで初めて本気で学ぶ。本気で学ぶからこそガチの知識がついて認識が変わり、「あれ?なんでこんなもの吸ってたんだろう笑」と言うまでになるんです。
そう、禁煙できない人には禁煙できない理由があるんですよ。まったく禁煙ができなかった過去の僕のようにね。
もしあなたが、「もしかしたら自分にも学びが足りないのかもしれない」と思ったのであれば、どうぞあらためて本やブログから知識を得てください。
本なら以下の書がやはり不朽の名著です。
僕も持っていますが、マンガ版も読みやすくておすすめですよ。
ブログであればぜひこのブログで今後も僕と一緒に学んでいきましょう。
禁煙のことを書き出しているか
次にチェックしてほしいことは、禁煙のことを書き出しているかです。
書き出すとは何かという話ですが、これは僕がこのブログでよく紹介している、レコーディング法というものがまず一つ。
さらに大きな紙に書いて、いつも目につく場所に貼っておくというのも一つの手です。
ノートや手帳にペンで書きだしてもいいですが、僕はスマホのメモアプリをおすすめしています。いつでも読み返しやすいからですね。
詳しい内容は上記の参考記事を参照してもらいたいのですが、ざっくり言えば禁煙で逐一学んだことや自分が禁煙する動機やメリットなどを、記憶やモチベーションが薄れてしまわないようにするためにたくさん書きだし、そして禁煙中に何度もそれを読み返しましょうということですね。
禁煙のことを書き出すという効果は絶大です。
なぜならば、人間というものはとにかく忘れやすい生き物ものだからですね。
禁煙を決意したときの熱意も信念も、目標も目的も、動機もモチベーションも、実感したメリットも学んできたデメリットも。とにかく時間が経てばどんどん忘れたり薄れたりしていくのです。
禁煙が続かない大きな理由の一つが、決意した当初の勢いを無くしてしまうこと。
確実に禁煙を成功させるためには、禁煙のことを忘れても薄れても見失っても軽視してもダメです。
特に禁煙が軌道に乗るまでには、禁煙のことを書き出すということは大きな効果があります。もしまだ実践していないというのであれば、ぜひ実施してみてください。
思い込みを理解しているか
次のチェック項目は、思い込みを理解しているかということです。
タバコがやめられないのは、ニコチン依存症です。だからそのニコチン依存症をできる限り克服したり緩和させればいい。肉体的にも精神的にもですね。
しかしながらそのニコチン依存症の克服にあたって、本当に厄介になるのが、タバコに対する思い込みなんですよ。
タバコでストレスが解消できるとか、タバコはかっこいいイメージがあるとか、あるいは周囲からクールだと思われているとか。
本当にタバコに関しては、各々が昔から抱いてきているイメージや幻想や信心というものが根強くあります。これが依存症の治療を大いに邪魔することがある。
言い方を変えれば、洗脳です。
喫煙者は、幼いころからの親や親戚や友達を含む生活環境、テレビCMを始めとするメディアの影響、そして自己の経験によって培われた認識、これらによって強烈に凝り固まったタバコへの思い込みを持っていることが多いです。
これが本当に厄介。そして、禁煙の難題となります。
宗教や違法薬物乱用者の話題を決して笑ってはいられません。
自分のことをまず客観視しないといけません。
過去の僕も本当にそうでした。
タバコはストレスを解消してくれると思っていましたし、クールでかっこいいもの、かっこよくみられているものとも思っていました。人によってはまだまだ、タバコをやめたら病気になるとか、楽しみがタバコしかないとか、タバコがないと何も楽しめないからなどと思い込んでいる人もいることでしょう。
この思い込みをどうするか、この認識をどう変えるか。
ここが禁煙において一番の難題であり、ターニングポイントであり、肝心の肝なんです。
本当に思い込みが強く、何かを信じ切っている人を、どうやって説得するか、納得させるか。難しい問題ですよね。
だから禁煙は医者にも簡単には治せないんです。薬を飲みさえすれば治るというものでもない。
だれが自分を説得するのかです。
他人が説得するのも難しい、医者が治すのも難しいとなれば、誰があなたを治療するんですかって話。
これは、自分しかないです。
自分で自分を説得しないといけないし、自分で自分をまず納得させなければいけない。
だから自分自身が学び、自分で書き出し、自分でやれることは全部やろうという行動が禁煙には大事という話をしています。
禁煙は誰かがやってくれるものではないですからね。
そこに気がついたならば、今までの自分に誤った思い込みはないか、タバコのイメージ戦略にまんまとハマってしまっている部分はないか、世間(非喫煙者)とかけ離れた認識はないか、そういったことを一つ一つ紐解いていきます。
このブログはその確認作業としての一面もあります。
僕が陥っていた誤認識や、依存症克服へのきっかけとなった情報や思考を各記事にて紹介していますので、随時チェックしていってみてください。同じ病を持つものとして、きっとあなたにも参考にしてもらえる話があると思います。
禁煙できると信じているか
最後はこれですね。自分が禁煙できると信じているかです。
僕が今まで見てきた人の中でも、特に禁煙がうまくできている人は、禁煙できるだけの自信を持っていました。
話をしてみるとよく分かります。タバコの害やデメリットについてもよく理解しているし、やめた場合のメリットの大きさもよく分かっている。また、禁煙中の自身の体調や健康面においてもきちんと自覚がある。
やめる動機も明確だし、何より禁煙できていることにうれしさや誇りを持っている。
僕はそういった人を見ては、「なるほど、やめる意思が明確だし、決意も堅いな。自分自身でよく学んで、確固たる答えと信念をすでに持っているのだろう」と感じます。その顔には確かに自信があるものです。
反対に、何度も禁煙に失敗している人の話を聞くと、例えば、「やっぱり俺には無理やわ~」とか、「意志が弱い、根性が足りんのかな」、「タバコがもっと値上がりしたらやめられるのにな~」などというような言葉を聞くことがあります。
当然、その顔には自信は感じられないですよね。
おそらくはまだ、タバコに対して誤った認識を持ち続けているのであろうこと、そして心底本気で心から禁煙をする覚悟を決めていないこと、さらにはあわよくば医者を含む他者がなんとかしてくれる、もしくはいつか何となく勝手に禁煙ができるんじゃねぇかというような、甘い考えを持っていることさえもうかがえる。
自信の無さはもとより、そこに至る要因と因果が垣間見えてしまうことがたびたびあります。
自信というものはどのようにして成るのか。
それこそが今回話してきた内容で、よく学び、行動し、正しい認識と強固な覚悟を持って禁煙を決断するということです。
理論や信念という武装をし、戦略もあって、目的地も明確になっているような状態。
どこへどうやって行ってこうすれば禁煙はできる。と、はっきり分かっている状態。ゆえに、自信がある。
自信がないということは、自分がまだ信じられていないということです。
その原因はなんなのか。
それが勉強不足なのか、知識不足なのか、認識不足なのか、行動不足なのか、なんなのか。
それを今一度考えてもらうために、この記事を書いているというわけです。
あらためて思い当たる節がないかをチェックしてみてくださいね。
おわりに
禁煙は誰でも簡単にできるとは言いませんが、決してあきらめずに本気で正しく実行さえすれば、ほとんどの人がタバコをやめることはできると考えています。病院に行くにしろ自力でやるにしろです。
逆に言えば正しい認識を持っていなかったり、持とうとしなかったり、はたまた禁煙すること自体を諦めてしまっては、おそらく達成は難しいでしょうね。
なるほど、じゃあ禁煙のポイントはやっぱりここらへんじゃないのかと。そう思うわけですよ。
タバコがやめられないことに悩む気持ちは僕もよく分かります。
ですが、僕にも医者にも結局のところ、あなたの病気を確実に治せるというような術はない。
依存症の克服は本当に自分次第ということです。
でも目いっぱい応援はしますよ!
やる気の出る秘孔をついておきますね!^^あれぇ?まちがえたかな~
他にも関連記事があります。
それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
コメント