タバコは空腹を紛らわすからやめられないというあなたへ!!

「タバコを吸うと食欲がなくなるから、タバコはやめられない･･･」

つまりタバコはダイエットに貢献していると。

だから今さらやめられない。やめたら太ってしまうだろうから･･･。

この気持ちは僕もよく分かります。

確かにタバコには食欲を減退させる効果がありますからね。

さらには空腹でタバコを吸うと、吐き気がするくらい気持ち悪くなることもありますし、それがまた食欲を結構低下させることもあります。

あとはタバコを吸うと便意を催しやすくなるからとか、タバコをやめたら便秘になるからとか、ダイエットに関することだけでも、多くの理由でタバコを手放せなくなっている人は多いですよね。

しかし、それでも僕はあえて声を大にして言いたい。

それでもやっぱりタバコはやめたほうが良いですよと。

その理由をお伝えしますね。

ということで今回は、タバコは空腹を紛らわすからやめられないあなたへということについて書いていますので、一緒に見ていきましょう。

それでもタバコはやめたほうが良い

それでもタバコはやめたほうが良い

タバコを吸うと食欲がなくなり、結果として空腹感が紛れるという理由には、タバコに含まれるニコチンが関係しています。

喫煙してニコチンを摂取することにより、消化器官を含む全身の血管が収縮して血流が悪くなることや、脳の満腹中枢が刺激されて食欲が抑制されることなどが挙げられます。

また、純粋に口腔内が強い香りで満たされることや、口に何かを入れているという行為によって口寂しさや手持無沙汰がなくなることも理由の一つではないかと考えられますね。

いずれにしても、確かにタバコには空腹を紛らわし食欲を抑える効果がある、確かにそのように言えます。

が、しかし。

が、しかしですよ。

本当にそれで良いのかというのが今回のお題なんですよ。

健康面から考えても、ダイエットの観点から考えても、やっぱりタバコは悪手なんですよ。

健康とタバコについては言うまでもなく。そしてダイエットもまたすなわち健康であること、健康的な自分を目指すことですからね。

見た目にも内的にも外的にも、健康的な自分を目指すのが本来のダイエットです。

もっと細かく言えば、スタイルの良さだけではなく、肌も血管も歯も髪の毛も内臓も骨も筋肉も、体のすべての健康状態に意識して気をつけることがダイエットですからね。

そう考えるとタバコとはなんですか。

肌は荒れるし血管は傷むし歯は汚れるし口はくさくなるし髪の毛は傷むし薄毛になるし内臓は汚れるし骨はスカスカになるし筋肉はつきにくいし運動は億劫になるしと。

でも体重だけは減るし？

体重だけにこだわりすぎて、他のあまりにも多くのものを犠牲にしていないですかって話。

これは例えば、体重が減るからと言って、覚せい剤をやることとなんら大差ない思考だと考えています。

ただただ体重を減らしたいがために、お金や健康、時間、どれだけのものを犠牲にするのかをあらためてよく考えたほうがいいということですね。

ちなみに、僕も長年タバコを吸ってきたから分かりますが、言うほどタバコを吸っても体重は落ちませんからね。

確かに比較的増えにくくはなるのかもしれませんが、それでも僕はタバコを吸いながらも太っていましたし、食欲も言うほど無くなりはしませんでしたよ。タバコを吸うことに慣れてしまえばそれが普通になるし、食欲は食欲でちゃんとありますからね。

それどころか、「まあいいか」の思考が強くなって、ジャンクフードやお菓子をよく食べていましたし、運動もやはり「面倒くさい」となってしまっていましたよ。ちょっと動くだけで息が切れますしね。

とにかく、体重にばかり気をとられて、他の大きな病気にかかってしまっては元も子もありません。

事実、僕の親戚を含む周囲の人たちも、なんだかんだいってやはり喫煙者はガンや脳卒中のような大きな病によくかかっています。他にも糖尿病とかね。

ガンになってやせ細って、余命何日と言われて、それでも「やった！人生で一番体重が落ちてるぜ！」などと言うのでしょうか。僕はよくそういったことを考えます。

いや、やはり本来の健康やダイエットとは、タバコを吸わずに筋トレや運動、そして健康的な食事を続けて、心も身体もきれいに保つこと、保ち続けることではないかと思うんですよね。

そして実際にそうしてみた結果、今では日々の運動が習慣になり、健康的な食事が習慣になり、そして体重も以前より落ちて見た目も引き締まってきましたよ。タバコを吸っていたときよりも痩せているということです。

同時に、タバコを吸っていたころによく感じていた胸焼けや息切れなどの身体の不調が軽減されていますので、気持ち的にも病気が遠ざかっているように感じられます。

また、タバコを吸っていたころにはよく下痢をしていましたが、あれも今となってはただの胃腸の不調だったことを理解しています。つまり消化不良や身体の有害物質を早く排出せんがために、胃腸が本来のパフォーマンスを発揮できていなかっただけのことだと。

それを「便秘知らず」なんて考えてしまう思考のヤバさを今は本当に実感しています。

タバコをやめたら確かに一時的に便秘状態になりやすいですが、それも時間の経過と共に軽減されますし、それでこそ本来の自分のパフォーマンスを発揮できるというものですよ。

とにかく、タバコを吸うことは、本当のダイエットではありません。

このことを本当に理解してほしいのです。

タバコをやめたらどうなるかを知っておけば怖くない

タバコは空腹を紛らわすからやめられないと考えている人の中には、タバコをやめたら自分がどうなってしまうかが分からないから、それが怖くてやめられないという人もいると思うんですよね。

その気持ちも本当によく分かります。

体重がどれだけ増えてしまうのだろうか、禁煙した知り合いがめちゃくちゃ太ってしまったのも見たことがあるしと。

確かに不安になりますよね。

確かに僕も禁煙をして便秘にもなりましたし、一時的に体重も増えました。

しかし禁煙が軌道に乗ってからは、運動習慣をつけたり健康的な食事を心がけることにより、便秘も解消、それどころか以前のような下痢や軟便もほとんどなくなり快調ですし、体重も増えた分を戻し、さらにそこからマイナスとなっています。

結果として残ったのは、タバコを吸わない自分と痩せた自分ですよ。

なんと！両方手に入ってしまったという話。

もちろん、うまく禁煙のつらい時期を乗り越えて、良いタイミングで運動習慣や食事習慣にも気をつけていくという行動は必要になりますが、禁煙をできる人ならば、これもできると思います。

だからぜひあなたにも頑張ってほしいと思っているんですよね。

僕は精いっぱい応援しますよ。

禁煙もできないからダイエットもできないと考えてみる

ちょっときつい言い方になりますが、禁煙もできないからダイエットもできないんじゃないのと考えてみるということです。

これは僕が自分自身で考えていたことなんですが、禁煙（すらも）できないからダイエットもできないんじゃないか、さらには自分の仕事や収入を増やすといった目標も、禁煙（すらも）できないでやれるかよと。

あえて厳しい考え方をしてみるということをよくやっていました。

タバコもやめたい、ダイエットもしたい、マッチョにもなりたい、収入も増やしたい、自由な時間も増やしたいと。

じゃあやれよと。

そもそもタバコを吸ってたら息切れして運動も億劫になるからダイエットの邪魔になるし、もちろんマッチョになるまで体を鍛える邪魔にもなる。さらにお金が欲しいのになんでタバコ代払い続けてんの？バ〇なの？〇ぬの？と。

自分に何度も何度も投げかけましたよ。厳しい言葉でね。

やがてその愚かさや矛盾に気がつき、それが腑に落ち、認識が変わったことで、やるべきことが見えてきたんですね。だからこそ禁煙は僕の中ですごく価値のあることだし、やりがいもある。

価値観が変わったとも言えましょう。

タバコを吸わないで正しくダイエットしたほうが、心身ともにより健康的な自分になれるし、それでこそやりたいことや達成したい目標に打ち込める力も湧いてくるのではないかと。そういったことを考えているわけです。

うまくやれば禁煙はつらく苦しいものではないですし、さらにうまくやれば本来のダイエットも達成できます。

僕が禁煙を始めてやってきた記録なども記事の最後に添付しておきますので、気になることがあれば目を通してくださいね。

いかに不安を無くして禁煙に挑めるかはとても大事なことですからね。このブログではそのための情報発信をしていますので、ぜひあなたの禁煙の参考にしてください。

おわりに

禁煙もしたいしダイエットもしたいしやりたいこともあるし達成したい目標もある。

僕もいつもそんな状況ですが、あれこれ悩んでいる間は結局何もできないことが多いんですよね。

だからこそまずしっかり禁煙をしてしまって、そして禁煙がうまくいってきたらダイエットも本気で取り組んでみる。

そうしていくと、自分の中の長年の大きな悩みが一つ二つと片付いていくことが実感できますから、これがまた良い気分なんですよ。

そしてまた次の目標に向かおうという活力やリソース（時間的資源や余力など）を生みますからね。そうやって人生を少しずつ良くしていく。

そのために、まずは禁煙。

ご一緒にいかがでしょう。^^