「やっぱりタバコはもうやめたほうがいいよね・・・」
そう思いますよ。少なくとも僕はね。
タバコは百害あって一利なしといわれるほど、本当にメリットがないものですから。
これを逆に言えばデメリットしかないという意味になりますが、「タバコにはやっぱりデメリットしかなかった」ということは、禁煙をすると本当によく分かります。
しかしこの「禁煙をすると」というのがポイントで、タバコを吸っている間には本当に気がつきにくいことも多くあるんです。
だからこそこれから禁煙を始めるというあなたも、タバコはもうやめたほうがいい理由について、あらかじめしっかり知っておいたほうがいいと思うんですよね。
ということで今回は、タバコをやめたほうがいい理由について書いていますので、一緒に見ていきましょう!
タバコをやめたほうがいい理由7つ
僕がタバコをやめたほうがいいと思う主な理由は以下の通りです。
・お金を無駄にするから
・時間を無駄にするから
・本当に厳しい時代だから
・自己肯定感を下げるから
・成長を妨げるから
・人生を悪くさせるから
順番に詳しく解説していきますね。
健康を失うから
これはやはり誰もが一番に思いつくタバコをやめたほうがいい理由ですね。
タバコは健康にとってなにも良いことがありません。
タバコを吸っている間、タバコに含まれるタールが灰皿や壁にべっとりとこびり付くように、僕たちの気管や肺、その他の臓器を汚し続けます。
あるときこれに耐えられなくなった細胞はガンとなり、僕たちに死か禁煙かの選択を迫るのでしょう?そんな話は枚挙にいとまがありません。
でもそのときではちょっと遅いと思うんですよね。というか、おそらくそのときになって後悔する。
後悔することが分かっているなら、今やめておいたほうがいい。僕は自身の禁煙において、この考えはずっと持っていますよ。
また、喫煙によって発症の危険性が上がる病気はガンだけではないですからね。心筋梗塞、脳卒中、糖尿病、COPDなどなど・・・。名だたる大病のビッグネームが肩を並べていますよ。
そして、あなたを待っている。
だからタバコはやめたほうがいいと思うわけですね。
さらにもっと日常的な健康被害も出ていることを忘れてはいけません。
歯周病や口内環境の悪化によるひどい口臭もですし、肌のくすみや荒れにもタバコは関係があります。見た目の老化を招きますし、タンやせきは日常になります。
さらに僕の場合は副鼻腔炎にレストレスレッグス症候群に片頭痛、食道の痛みや胸焼けまで自覚症状が出ていましたから、まさに不健康極まりなかったですよ。
だからこそ、よけいに想像ができて良かったですけどね、ある意味。
「あ、このままタバコを吸ってたら間違いなく大きな病気になるな」ってね。
自分の中にある自覚症状は、自分の身体が発する危険信号なんですよ。いつまでもそれを見逃したり、気づかないふりをしたり、過小評価するのはやめにしましょう。
お金を無駄にするから
これもよく分かる話ですよね。お金を無駄にするということ。
僕がタバコを吸い始めたころは200円台でしたが、そのタバコも今では500円から600円になっていますね。通常の3倍のスピードですかね、値上げが。どこかの彗星の話ではないですよ。
じゃあ給料は当時から3倍になったのかというと、そんなことはないんですよね。まあそういう人もいるかもしれませんが、世間一般の話では当時から所得の水準はほとんど変わっていません。
にもかかわらず物価はどんどん上がっているから生活は厳しくなるわけで、タバコの価格も例外ではないですよね。
というより、やはり一番先に見直すべき支出じゃないかと思うわけです。それがそのままやめたほうがいい理由になりますね。
昔からタバコ銭も「ちりも積もれば」などといわれてきましたが、600円はもう僕の中では「ちり(ゴミ)」ではないですからね。
600円×30日=18000円(月)
18000円×12か月=216000円(年)
216000円×40年=8640000円(今から死ぬまで吸ったとして)
今の僕の歳から死ぬまで吸うとしても、まだ800万円以上も払わなければいけない可能性があるわけです。病気せずに逝ったとしての話ですよ。しかも今後も値上げがあるでしょうからもっとかもしれない。
さらには若いときから吸ってきた分のお金も入れると、やはり軽く1千万円は超えていく計算ですね。これが「最初のタバコ1本が1千万円」といわれる意味です。
今まで吸ってしまったものは仕方がないですが、自分次第でこの先のお金は払わなくて済むのです。
もしあなたが今それほど生活が豊かでないのであれば、ぜひまずはタバコ代を払うことをやめましょう。その分は間違いなく生活の負担が減ります。
そしてあなたがもし裕福な人だとしたら、それは素晴らしいことです。でもぜひその人生を少しでも長く楽しむためにも、やっぱりタバコをやめて健康的になることをおすすめしますよ。
時間を無駄にするから
お金の無駄とくれば次はやはり時間の無駄ですね。
タバコはお金だけでなく、時間も無駄にしています。
よく、タバコ1本に5分として、1日20本だから1日に100分、つまり1時間40分も無駄にしているという計算をすると、「いや、タバコ吸いながら作業しているからそんなことはない」という話も出てくるんですが、ここではそういった議論は置いておいてですね。
僕も喫煙者だったから分かりますが、とにかくちょくちょくとタバコを吸うために仕事の手を止めたり、喫煙所に移動したり、自宅なら外へ出たりと、それこそチリツモな時間がたくさんありました。
最近では仕事場の自席でそのまま吸うということも難しいでしょうし、そういった意味ではタバコを吸うために何らかの行動をしている時間は、少なからず発生しているものと思います。
ましてや買い物や遊びに行った先で喫煙所を探したり、さらにはタバコを買うためにコンビニやスーパーに行くという行為は完全にタバコによる時間の損失ですからね。年間を通して考えると、かなりの時間になると思います。
それが無いから、ラク。
これは僕が今本気で思っていることですね。
別にタバコを吸わなくてもしっかり休憩はすればいいわけですし、今までとは違って、タバコのために定期的かつ強制的に席を立たなければならないということが無いですからね。いかにタバコを吸っていたのではなく、タバコに吸わされていたのかということがよく分かりますよ。
そして集中力が続くので仕事がはかどりますし、好きなことをしている時間も手を止めずに楽しめます。
以前は子供と遊園地に遊びに行っていても、「ちょっとごめん」と言って、果てしなく遠くにある喫煙所を往復していたわけですよ。それも一日に何度もね。
これが非常にもったいないというわけです。
タバコを吸っていた時間は、良質な休憩時間にしてもいいし、楽しい時間に充ててもいい、そして仕事をして収入アップにつなげてもいいし、逆に浮いたタバコ代の分だけ仕事を減らしたっていいわけです。
自分の人生の貴重な時間をいかにタバコに持っていかれていたかということは、禁煙をすると本当によく分かります。しかしこれは禁煙をする前には本当に気がつきにくいことの代表でもありますので、あえてここで知ってもらいたいと思って書いているのです。
本当に厳しい時代だから
喫煙者にとって本当に厳しい時代だということです。
タバコ代(税収)を他人よりたくさん負担して、それなのに店や施設では行動を制限(禁煙)され、肩身の狭い思いをする。
タバコをやめればそんな思いもしなくていいし、理不尽だと憤ることもないし、変な虚無感や弾圧感を感じることもなくなるんですよ。
自分次第で生きやすくも生きづらくも選択できるということです。ここに意地を張ってはいけません。タバコをやめられない人の特徴はまず、依存症を認めない、意地を張る、頭が固い人が挙げられますからね。まさにザ・老害じゃないですか。僕はそんな老害にはなりたくないのです。
それを自分自身に証明するためにも、絶対にタバコをやめたかったのですよ。そんなおっさんにはなりたくなかったから。
そしてまた、そんな厳しい時代にある世間の喫煙者に対する評価というものは、もっと厳しいということを知っておきましょう。
あまりこういった角が立ちやすい話はしたくはないですが、それでも禁煙ブログとして書いておくべきだと考えています。それは、喫煙者はもう本当にイメージが悪く嫌われやすいということ。
「そりゃあなたが禁煙したからそう思うのでしょう?」と思われるかもしれませんが、たとえ僕がそうであったとしても、すでに世の中の多くの人が禁煙をしてしまっている時代なんですから、その感覚はすでに多くの人が持っているものと考えたほうがいいでしょう。
世の中で僕一人が禁煙しているわけではないという意味です。
そしてそのタバコをすでにやめた人も含む非喫煙者の割合が約8割となった時代に、喫煙者はどのように見られるのかということをよくよく想像しておいたほうがいいと考えているわけです。
本気であなたが禁煙を志すならば、ですよ。
こういった話を禁煙をする気がない人と話していても、それはお互いにとって有益な時間とはなりませんからね。それこそ先ほどの時間の無駄ともなりかねない。
だからこそこのブログは、本気で禁煙する人だけに読んでもらいたい。そのように考えています。
非喫煙者からすると、やはりタバコの煙は本当に悪臭でしかないし、通常の生活を送っていればまず嗅ぐことのない、あり得ないほどの激臭です。
しかもその成分は、たっぷりの発がん性物質と有害物質の塊であるということを、すでに小学生ともなれば教育を受けて知っているのですから、その評価はさらに厳しいものとなります。
コンビニの前から漂うタバコの煙、喫煙所の外に漏れだすタバコのにおい、歩きタバコの煙、ましてやそういった2次喫煙といわれる受動喫煙はもとより、現在では3次喫煙の危険性も多くの人が知っています。
3次喫煙とは、喫煙者がタバコを吸ったあとでも数十分から数時間は服や肺からタバコの有害物質が放出されており、他者に害を与えるという行為です。しかも喫煙は数十分おきに繰り返すものですから、常に他者を汚染する要素を含んでいると。
受動喫煙ほど目にはつかないので、喫煙者は軽視してしまいがちですが、本気で禁煙をするならそういった考えこそを改めるべきなんです。そして気づくべきです。
この3次喫煙の危険性も今では多くの非喫煙者が認知しています。だからこそ、少しでもタバコのにおいがした時点で、自分が有害な環境にさらされているということを理解しています。
タバコをやめた人がその後タバコに対して厳しくなりやすい理由もここにあります。
それはタバコの知識があるからですね。喫煙行為とタバコというものを真剣に考えつくしてきたからこそ、タバコの危険性も、怖さも、有害さも、よく理解している。だからこそ、平気でその毒煙を他者に吸わせるような行為をより問題視するようになるんですね。
また、これは僕もタバコを吸わなくなってからより実感していることなんですが、タバコを吸わない人の目は想像以上に厳しいということ。
誰も直接言わないだけで、それでも例えば僕がタバコをやめたということを知った知人がある日、「よかったね、あんなもの他人に毒を飲ますのと変わらないんだから」、なんてことを言ってきたこともありました。
「お、おおう・・・」僕はそのとき微妙な反応を示しましたが、あとで考えると、その人は別におかしな人でもないことは知っているし、確かにその人が思っていることや言っていることは、もうすでにそれが世の中のスタンダードなのかもしれないなと考えました。
つまり、もう今の時代、喫煙者は多くの人からそのように見られているということです。
誰も言わないだけでね。
そりゃそうですよ、誰が好き好んで僕のような変態に「タバコくさいですね」なんて言うんですか。怖いじゃないですか。メリットもないし。「キ、キエエエエ!!」って言ってくるかもしれないし。
そう考えると、あのときそういうふうにガツンと心情を言ってくれたあの人の話もためになったなとも思うのです。
で、この話を聞いたあなたにも考えてほしいというわけですね。
ましてやもうタバコがクールだとかかっこいいとかいう昭和の観念は、昭和生まれの僕らの代で終わりにしましょう。あまりにも時代遅れの話ですから。
もう気づかないふりをするのはやめましょう。それは先ほども言いましたが、老害たるゆえんとなってしまいますよ。
タバコは、いろいろと気づいた人からやめていっているんです。
次はあなたの番ですよ。
自己肯定感を下げるから
実はこれが喫煙の一番の弊害かもしれない。
僕がそのように考えているのが、自己肯定感を低下させるからということです。
これはタバコを吸い始めるきっかけの話にもなるんですが、やはりいつの時代においても、タバコを吸い始めるときの心理というものは共通点があると思うのです。
それは、自己肯定感の低さ、あるいは自尊心の欠如です。
僕がタバコを吸い始めたきっかけを考えればよく分かります。タバコにあこがれ、タバコを吸えば何かが満たされると思っていた、あの心理状態。
逆に言えば、自分の中のどこかが満たされていないからですね。
例えば若い人でも人生が充実して、楽しいことで毎日が埋め尽くされていれば、タバコに走る機会も少なくなることが考えられます。
タバコを元々吸わない人と、10代でタバコを吸い始める人の心理状況を想像してみるとそこに答えがあるように思います。これはタバコだけではなく、その他の依存症となる事柄のほとんどに言えることではないでしょうか。
そしてさらにその依存対象、ここではタバコですが、これがやめようと思っているのにやめられない、何度チャレンジしても失敗してしまう。そういったことを繰り返すことで、「自分はダメな奴だ」という思い込みが強くなり、結果としてより自尊心を低下させることに繋がっていきます。
とにかく、これが問題。
自尊心の低さは、決して禁煙チャレンジだけではなく、人生におけるあらゆることに挑戦する意志や気力を奪います。
「どうせダメに決まっている」という考えを自分の中に生みやすくしてしまうんですね。
だからこそ、そもそもタバコは吸わないほうが得策ですし、そうは言っても僕たちのようにすでに依存症となってしまっているならば、どうにかしてそれを克服することを考えていったほうがいいという話をしているわけです。
タバコをやめることで、「自分もやればできる」という自己肯定感を取り戻すのです。そのために僕は禁煙をおすすめしていると言っても過言ではありません。
禁煙ができたという事実はあなたの中でとても大きな自己肯定感となり、自尊心となり、次のステップへとつなげる自信や気力を湧き起こしてくれるでしょう。
僕の場合はそれがダイエットや筋トレ、新しい仕事への取組みなどへと繋がっていっているというわけです。
タバコは自己肯定感を下げるから、やめたほうがいい。
禁煙は自己肯定感を回復させるから、やったほうがいい。
分かりやすい話じゃないですか?
成長を妨げるから
ここまでの話をしっかり理解してくれているならば納得してもらいやすいとは思いますが、次のタバコをやめたほうがいい理由は、自己成長を妨げるからということですね。
自分の人生の本当に貴重なリソース(資源)である、お金、時間、気力、体力、自己肯定感に自尊心まで、本当に多くのものをタバコに奪われ、喪失しているという事実。
そうなると、本来ならばその時間やお金、前向きな気持ちやタフな精神力を投資することで得られていたかもしれない、あなたの人生の大きな成功や成長の機会が失われている可能性があるということです。
例えば僕の場合はそれが自分の仕事やダイエットにも関連付けて考えています。
もっと自分のやりたい仕事をしたい、もっと自由な生き方をしていきたい、そしてさらには健康的で、気分の良い毎日を送りたい。そう考えたときに、タバコはもはや障害でしかないということに気がついたのです。
タバコを吸っている時間やお金を、自分の仕事ややりたいことに費やしたほうが成功する確率は上がるんじゃないか。つまり、そのほうがもっと自分の理想の人生に近づけていけるんじゃないかと考えているわけです。
「いや、どうせ俺なんて、やっても無駄」、そう考えるのも自分次第。
「あれ?タバコやめて浮いたお金で人生の質を上げたほうがよくね?」と考えるのも自分次第ということです。
タバコを吸っていることで自己肯定感が下がるなら、もしかしたらそれが自己成長を妨げる結果原因にもなっているかもしれません。
また、僕よりもっと若い人は、例えば禁煙をしてその勢いでダイエットまで成功したとなれば、それによって恋愛がうまくいくようになって、その後の人生が変わるなんてこともあるかもしれませんよね。
とにかく、やらないで悩んでいるくらいなら、まずは禁煙しちゃってどうぞということが言いたいわけです。
すぐにはそんな大成功は手に入らないかもしれない。それでも少なくともタバコを吸わない自分は手に入りますからね。
自分を成長させるあらゆる機会を逃さないためにも、タバコは吸わない方がいいのです。
人生を悪くさせるから
最後はここまでの話の総集編みたいなものです。
人生を悪くさせるから、タバコはやめたほうがいいということ。
人生を悪くさせるとは、本当にあらゆる面でですね。
どこに出かけてもタバコがないほうが楽しめますし、誰かといてもタバコがないほうが落ち着いていられます。仕事もはかどりますし、成果も出やすくなります。
そうなると、タバコが人生の質を下げ、成長の機会を奪い、無駄を増やし、自分の人生をハードモードにしているということに気がつきませんか?
僕は本当にこのことがよく理解できましたよ。
だからもうタバコは二度と吸いたくないのです。
確かにね、若いころのタバコにまつわる思い出やノスタルジックな感情は今もありますし、その気持ちはよく分かりますよ。
でも今の自分にとって、タバコは本当に必要なのかという話。
今の自分にはもう必要の無いもの、できれば自分の人生から排除したいものと考えているなら、それはもう禁煙をしてしまうべきです。それが今のあなたの正直な気持ちなんですから。
思い出の中にあるタバコを恨まなくてもいいじゃないですか。
「今までありがとう」と言って、バイバイすればいいんですよ。(ヤダ・・・カッコイイ)
おわりに
タバコを吸っている人でも、「今の自分の人生にとても満足している」と心から言える人はいいですよね。金銭面にしろ健康面にしろ生き方にしろ、自分の人生に何の問題もないという人。
でももしあなたが僕と同じように、自分の中に少しでも満足がいっていない部分がある、例えば仕事や収入面、見た目や健康面、まだ人生においてやりたいことが実現できていないことがあるなど、一つでも問題があるならば、タバコはもうやめたほうがいいです。
そのほうが単純に喫煙という人生の問題が一つ減りますし、その分を自分の人生を向上させるためのリソースとして使えるようになるからですね。
このまま禁煙をしなかったら、人生の最後で後悔しませんか?
僕はきっと後悔すると思ったので、今禁煙をしていますよ。
あなたはどうしますか?
一度ゆっくりと落ち着いて、そしてよく考えてみてくださいね。ゆっくりでいいです。
僕はあなたが本気で禁煙するのをここでいつまでも待っていますからね。
まあもし寝落ちしていたら申しわけないで酢け・・・(--)グウ
他にも関連記事があります。
それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
コメント