「どうしても禁煙できない･･･！」
その場合は、まだタバコに対して、誤った認識を持っている可能性がありますね。
僕自身もそうですが、今思えば、タバコに対して恐ろしいまでの思い込みがありました。
この「思い込み」がある限り、延々と禁煙ができなかった。しかし逆に言えば、その思い込みがなくなったことで禁煙ができるようになったのです。
いったいどのような思い込みがあったのか。チェックしていきましょう。
ということで今回は、禁煙をする人が絶対に知っておかなければいけないことについて書いていますので、一緒に見ていきましょう。
禁煙をする人が絶対に知っておかなければいけないこと
禁煙をする人が絶対に知っておかなければいけないことというのは、タバコに対する誤った思い込みを無くさなければ禁煙はできないということです。
過去に禁煙がまったくできなかった僕が思い込んでいたことも含めてありますが、まずは以下のようなことを確認してみてください。
・タバコは自分に何かを与えてくれる
・禁煙は我慢でやるもの
・タバコを我慢するか、タバコ代を我慢するか
すべては思い込みでした。
一つずつ見ていきましょう。
タバコはストレス解消になる
この思い込みは本当に強かったですね。タバコはストレスを解消してくれるものだと思っていたこと。
実際に、イライラしたときほどタバコを欲し、多量にタバコを吸ってきましたよ。
しかしそれでストレスが解消した気になったのは、ニコチン切れの症状が緩和されていただけだったという、なんともお粗末ながら、盲点を突いたタバコのトリック。これに気がつくまでが、本当に長かったですね。簡単には信じられなかった。
今となってはそれがトリックだったということが本当によく分かるのですが、渦中に居るときには気づけないんですよね、これが。
実際にタバコはニコチン切れの症状を引き起こさせ、それを回復させることでストレスが解消しているように思いこんでいただけ。
まさに自分自身で頭を壁に打ち付け、タバコを吸う間だけそれをやめられるといった例えがしっくりくるという話。「そもそも自分で頭を打ち付けるのをやめたらいいのでは･･･？」ということに気づかなければいけない。
また、他にも「ちょっと悪びれたいとき」や「感傷に浸りたいとき」なんて感情も実際にはありましたよね。特に僕も若いころにはもうタバコにあらゆる思いをぶつけてましたから。
でもそれも今ならよく分かります。それが現実逃避や自傷行為の類であったということをね。
いずれにしても、タバコはそんな便利なものではない、ということをまず知る必要があります。
詳しくは過去の記事でもまとめていますので、そちらもどうぞ。
タバコは自分に何かを与えてくれる
タバコにストレス解消効果があると思い込んでいたことと同様に、さらにタバコは自分にいろんなものを与えてくれるとも思い込んでいましたよね。
たとえば、勇気、クールな印象、男らしさ、強さ、勇ましさなどなど。
ちょっと背伸びした悪さにあこがれる少年にとっては、こんな「おあつらえ向きなアイテム」はないわけですよ。これにまんまと、ですよね。
でもある意味、それも仕方がないともいえる。
その当時の時代背景もあったし、自分自身もそうせざるを得なかった事情や心情も確かにあったのだから。
そこはもう認めましょう。そう、そのうえで、手放しましょう。
もう気づいているのですから、今の僕は。
タバコで解決できる問題は何一つないし、タバコに頼る意味も必要もない。
でももしこれに気がつけていなかったら、いまだにタバコは手放せなかっただろうなということで、ここに挙げておきます。
禁煙は我慢でやるもの
タバコの無用さに気がつきつつもなかなかやめられなかった理由として、禁煙は我慢でやるものという思い込みがありました。
離脱症状はとにかく我慢で乗り越えなければいけない、どれだけ吸いたくなっても我慢、何年たってもひたすら吸いたい気持ちを我慢するのが禁煙なんだと。そういった思い込みを散々していましたよね。
それじゃあ禁煙が怖くなっても仕方がない。禁煙することが恐怖でしかない。禁煙することで一生苦しむのなら、タバコを吸っているほうがまし。お金を払い続けているほうがはるかにましなんだと。
こんな思い込みがあっては、禁煙なんてできるわけないですよね。
これも答えは逆だった。
禁煙しないと一生苦しむし、我慢しない禁煙こそが正しい禁煙なんだということ。
僕もここに気がついてから、初めてまともに禁煙ができるようになりました。
タバコに対しての自分の思い込みが、「すべて思い込みである」と理解したとき、禁煙がようやくできるようになるわけですね。
タバコを我慢するか、タバコ代を我慢するか
先ほどの我慢と繋がる話ですが、当時はタバコを吸うことを我慢するか、タバコ代を支払い続けることを我慢するかというような思考にもなっていましたね。
要は、どちらか一方を取れば、どちらか一方を我慢しなければいけないという考え、思考、思い込みです。
分かりやすくすると以下のような形です。
- タバコを吸うことを我慢。お金は減らない。
- タバコを吸う。お金が減ることを我慢。
結局どちらにも我慢があるので、禁煙は続かなくなります。
この思い込みを無くすには、きちんとタバコに対する認識を変えなければいけない。
真実は、タバコを吸わないことに我慢がないし、お金も減らない。これが正解。この状態に自分の認識を変えるのが正解。というか、正しい禁煙の方法といえる。
つまり禁煙は、何も我慢する必要はなく、タバコを我慢していない状態と、お金が減らない状態の両方を取りに行くのが正解だったということ。
AかBかではなく、AもBもいただくのが正解。
だから早いこと禁煙してしまったほうがラクだし、メリットしかないし、おすすめですよって話なんですよね。
おわりに
このような話も、なかなか聞いただけですぐには･･･ということもありますよね。タバコの思い込みはもうガッチガチですから。当時の僕なんかは特にね。
これを理解するのに、本当に何年もかかってしまった。
でも、今はよく理解している。
だから、あなたにも伝えたい。
そういうわけです。
時間がかかってもいいじゃないですか。
理解できるまでやりましょう！^^
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それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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