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禁煙して5年が経った今の状況を語ります

「禁煙して5年が経ちました!」

 

いやあ、良いですね。5年!!という響きは。一つの大きな節目を迎えた気がします。

久しぶりに開いた禁煙アプリが時の長さを物語っていますよ。

禁煙,5年,状況

 

よくやりましたね、自分。

ここは素直に自分を褒めておきましょう。

自分で自分をしっかりと褒めて、自分の行動の尊さを実感することが大事です。

 

今回は禁煙(卒煙)して5年が経過した僕の今の状況を語っていきますね。

 

 

禁煙して5年が経過した今の状況

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禁煙して5年ということですが、特にこの日を待ち望んでいたという感覚はなく、気づいたら5年を超えていたというような感覚です。

それだけタバコを吸わないでいるということにすでに違和感がなく、ごく自然体で、習慣化されてきたということでしょう。

 

この感覚に至るには、やはり禁煙当初からいかに自分とタバコを物理的にも精神的にも切り離しできるか、そして未来永劫適切な距離をとり続けられるかということが大事だと考えています。

 

「吸いたい!」、「いややめとくか・・・」

「吸いたい!」、「いやいやダメだ・・・」

このような葛藤を繰り返している間は、やはり禁煙は難しいものです。

 

しっかりと自分自身が、「もうタバコは自分には必要ないものなんだ」という認識を持つことが大事。

もうタバコに求めるものは何もないし、タバコに頼る必要もない。

もうきっちりと清算したのだ。別れを告げたのだ。自分自身がそのことに心から納得しているのだという状況にあることです。

 

ここをしっかりと固めていきながら、この5年を過ごしてきました。

今さら喫煙者に戻るつもりは毛頭ありません。タバコに未練もありません。

ようやくタバコを必要としない自分の人生を手に入れられているのですから、これを手放したくはありません。

だからもうタバコは吸わないし、吸いたくありません。

 

ただし、正直なところも書いておきますと、いまだにふとしたときにタバコを思い出したり、タバコの夢を見ることはあります。

タバコの夢とは、自分がタバコを吸う場面だけではなく、だれか身近な人が吸っている場面だったりもします。

 

これはもう仕方がないと考えています。なぜなら自分はどこまで行っても、一生ニコチン依存症者なのですから。

依存症だけど、吸わずにいられているだけ。

一本でも吸えば簡単に元の喫煙者に戻りますし、その状態は一生続くのです。

 

しかし悲観はしていません。

いろんな薬物依存や、例えばアルコール依存症などでもそうでしょう。

依存症とはそういうものなんだということをしっかりと認識し、決して油断せず、うまく付き合っていくということが大事だということを、今の僕はよく理解しています。

そしてそれを一生忘れないことですね。

 

悲観していないというのは、ここまで来ると本当に禁煙が苦しいものではなくなってくるからです。

タバコを吸わない自分がもう当たり前の世界。普段タバコのことなど思い出すこともないし、吸いたい衝動もまずないという状態が今の僕です。

 

逆に今からタバコを吸おうと考えたら、とても勇気がいることでしょう。

またあの常態に戻るのか、と。

 

はたして、何のために?

そう考えたら、もうタバコを吸おうとは思いませんよね。

 

タバコに関して時々思うこと

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時々タバコのことを不意に意識してしまう瞬間というものはあります。

それは誰かが近くでタバコを吸っていて、そのにおいが自分の鼻に入ったときですね。

 

まず、とにかくくさいと感じます。

においのくささだけではなく、あの呼吸器にも「ウッ」とくるにおい、というか成分。これはタバコ以外にはないものですね。普段生活している限り。

だからこそ、タバコの煙が流れてきたときには、息を止めてやり過ごすことも増えました。

と同時に、自分も今までこんな悪臭を他人に嗅がせていたんだなという申し訳なさを感じますし、今それをしなくなった自分の状況をより肯定することに繋がっています。

 

多くの人は口に出しては言いませんが、タバコのにおいに関して「うわ・・・くっさ」と心の中で思っているのが事実ですし、タバコを吸う自分自身も、お金を出してわざわざ黄ばんだ歯とドギツイ口臭と不衛生な環境とイライラのストレスと病気のリスクを手に入れているだけというわけなんですから、何も笑えない話。

 

禁煙卒煙をするならば、タバコに対する見方やマインドを変えなければいけません。

タバコはかっこいいもの、男らしいもの、ストレス解消になるもの、そういった自分自身の過去の誤った思い込みから抜け出さなくては、禁煙は難しいです。

 

ただただ、「ああ、抜け出せてよかった」と思っているのが今の僕の感想です。

 

タバコをやめて実感しているメリットは?

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本当に多くのメリットを実感しています。

 

お金が減りにくいこと、心肺機能が回復したこと、イライラしにくくなったこと、他人に気を遣う場面が減ったこと、落ち着いて作業や仕事に集中できること、飲食物の味が良くなったこと、車や部屋や衣類が汚れにくくなったこと。

さらには脂症が改善したこと、ラーメンを食べてもむせなくなったこと、胸やけがなくなったこと、皮膚炎が改善したこと、痰が出なくなったこと、下痢が治まったこと、副鼻腔炎に罹らなくなったこと、余計な買い物が減ったこと。

 

あとは金銭面でも精神面でも身体面でも余裕が生まれて、海外旅行や長旅に生きやすくなったことも挙げられます。長時間の移動も耐えやすくなりました。

何か物を買うことにもお金を使いましたが、経験や学びにもお金を使いやすくなったことは自分の人生の質を向上させることに繋がっています。

 

タバコをやめるメリットは本当に多いです。

 

おわりに

タバコをやめることで得られたメリットはここに書ききれないくらいですが、何より、自分の人生が豊かになったということを特筆しておきます。

何気ないことですが、家族との時間が増えたり、一緒に学びを得たり、思い出を共有したり。

 

そして、それは家族の信頼関係にも。

タバコを吸わないお父さんに、僕はなれたのです。

良好な親子関係、夫婦関係。そういったところにまで、この問題は波及していくのです。

 

ぜひ、あなたも禁煙(卒煙)の効果を実感してください。

 

応援しています^^

 

 

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それでは今回はこの辺りで。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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