禁煙6日目です。
やっぱり僕の中で一番の離脱症状は、このなんともならん眠気ですね。
パソコンの前に座ってyoutubeを見ていたりするんですが、「ああ、眠たくなってきたな」などという間がなく、「スコンッ」と寝落ちしてしまっていることが多々あります。
ほとんど気絶状態です。いつ寝たかも分からない。
あげく、もうさっさと寝ようとして布団で眠りにつきますが、2時間ぐらいでパッと目が覚めたり、そこから今度は眠れなくなったりと。
本当にやっかいな離脱症状ですね。タバコ?まさか、吸うわけないじゃないですかここまで来て。誰ですかもう吸っちまえば?なんて言ったのは!!ああ、幻聴でしたすみません取り乱してしまって。
この禁煙時の強烈な眠気は多くの人が経験することでもありますので、いつまで続くのか、対処法はあるのかなど、あらかじめ予備知識としてチェックしておいたほうが良いですね。
それでは行ってみましょう!
禁煙の眠気はいつまで?
だいたい1週間から1ヶ月くらいで落ち着いてくることが多いといわれています。
なるほど、禁煙開始から3日の一山は越えてきましたが、ここからはやはり1週間単位で考えていかないといけないということですね。
実際にこの眠気に限らず、便秘や体のだるさなどの他の離脱症状も、概ねこの期間を経ることで徐々に改善してくるといわれますので、「こんなものだ」ということを頭に置いておき、ぜひとも強い意志でこの期間を駆け抜けましょう。
どうして眠くなるのか
そもそもどうしてこんなに睡魔に襲われるのかということも合わせて考えておきましょう。
これは本来僕たちの脳にあるドーパミンやアセチルコリンなどの脳内物質の働きが、ニコチンによって阻害されたり排除されていたために起こる現象です。
ニコチンという強烈な物質によって、本来では起こりえないほどの多幸感や覚醒作用を、長年にわたって強制的に発出させられてきた脳が、急にピタリとニコチンが入ってこなくなったことに順応できていない状態なんですね。
今までいかにニコチンによって不本意に覚醒していたかということです。寝起きの一服を吸わないと目が覚めないのもそう、タバコを吸わないと何も楽しめないような気分になっていたこともそういうことだったんです。
そしてニコチンの摂取をやめたことで、初めてそのドーパミンなどの脳内物質が正常に戻ろうと働き始めます。それが徐々に回復してくるのが概ねこの1ヶ月くらいということなんですね。
もっと分かりやすく言いますと、ドーパミンさんやアセチルコリンさんたちが作業現場で、「おい、最近ニコチンの野郎みかけねぇけどおめ知らね?」、「さあ?でもあいつだいぶ調子乗ってたんでピーーされたんじゃね?」、「え、じゃあ俺らまた普通に働いてもいいの?」という話になっているわけです。
ですので、彼らがまた現場に戻ってきてかつての勘を取り戻し、しっかり自分たちの仕事をしてくれるようになるまでの間、僕たちはしっかり睡眠をとったり水分を摂取したりして、応援してあげないといけないわけですよ。
間違ってもここでニコチンを入れてはいけません!!!(ドーン!)
けなげにも、彼らは一生懸命僕たちの壊れた脳を修復し始めてくれているわけですよ。ぜひとも穏やかに見守ろうではありませんか。フフフ(遠い目)
などと、そんなことを考えていると、今の自分の身体がどんな状態にあるのか、その先にめどはあるのかなどを理解することにもなり、一番つらいといわれるこの時期を乗り越える気力が湧いてきます。
良い対処法はある?
とはいえ、数週間から1ヶ月程度もこの眠気が続くとなると、やっぱりやるせないですよね。
ということで多少なりともこの眠気が早めに改善していけるように、できる対処法も考えておきましょう。
・軽く体を動かす
・風呂にゆっくり浸かる
・水分を多めにとる
これは僕も実践していることですが、やっぱりまずはしっかり休むことですね。家族にまた寝てんのか、と言われるくらいでもいいと思います。こちとら人生の大きなチャレンジ中ですからね、もうしばらくは勘弁勘弁。
そういう意味では、できれば家族に協力してもらうと助かることも出てくるかもしれませんね。
あとは仕事が続く場合でも、可能であれば数十分の昼寝をとるとか。少し寝るだけでも違いますからね。
そして僕が意識してやっていることなんですが、軽くでも体を動かすことです。
ストレッチやジョギングで軽く汗をかいたあと、ゆっくり風呂に浸かるのがとても気持ちが良いです。風呂に入っている間は喫煙欲求も減りますのでおすすめですよ。
そして先ほどもお話しした、水分をよくとることです。
水や炭酸水、ルイボス茶など色々気分で変えますが、いつでもがぶがぶと飲めるように冷やしておくと良いですね。
おわりに
運動して汗をかいたら、風呂に浸かって水分をたくさんとる。
その疲れと眠気を利用して早めに寝ると。
そもそもジョギング中には元々タバコは吸いませんし、風呂の中でも吸いません。普段から吸っていなかったシチュエーションになるべく長く身を置くことで、喫煙欲求を減らす狙いもあります。
そしてそのあとの水分摂取は口寂しさに効果がありますし、あとは寝てしまえばまた禁煙継続時間がどんと加算されます。
それを見てまた励みにしていくと。
なかなか良いサイクルだと思うんですがどうでしょうか。
早い段階で自分に合ったルーティンが構築できると良いですね。
この記事があなたの禁煙の参考になれば幸いです。
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それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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