禁煙5日目です。
禁煙72時間を越え、96時間を越え、ついに100時間を越えました。
100という数字は大きいですね。また一つの区切りを越えた気がします。
さて今回は禁煙5日目の日記なんですが、ここまでくると身体にも明らかな変化が現れてきますので、今回はその辺りのことを中心に書いていこうと思います。
それでは行ってみましょう!
身体に現れた変化
禁煙による離脱症状も含めて、身体に現れる変化や感じることは人それぞれではあるでしょうが、ここでは僕の身に現れた変化を書いていこうと思っています。
結構禁煙あるあるなところもあると思いますので、参考にどうぞ。
・食道の痛みが無くなる
・過眠になる
・便秘になる
順番に書いていきますね。
食欲が出る
これは最も多い禁煙あるあるではないでしょうか。
それもそのはず、タバコには食欲減退効果もありますからね。その原因となるタバコを排除したことで、本来の食欲が戻ってきているわけで、むしろ好ましい変化といえます。
ただ、ちょっと注意しないといけないのは、この食欲が上がったことと併せて、口寂しさや禁煙のつらさを抑えるための代替手段として、食べ物を食べまくってしまうことです。
ここは本当に難しいところですよね。
禁煙を頑張っている自分へのご褒美の意味合いもありますし、口寂しい気持ちもよく分かります。
実際に僕もめっちゃ食べてました。
ご飯をしっかり食べてデザートを食べる。そのあとゲームをしながらずっとお菓子をポリポリと。
特に僕が気になったのが、「満腹感を感じない」ということです。
ずっと食べられるんです。これはまずいですよ。確実に太ってしまいます。(アワワワ)
何十年も身体に取り入れていたニコチンを始めとする様々な化学物質が排除されていく過程において、脳や胃腸、他の内臓にもすべてに何かしらの影響があるということでしょう。
また、嗅覚が回復してきていますので、ご飯がいつもよりおいしく感じられたり、僕の場合は特にコーヒーや紅茶の香りがすごくよく感じられて、これらもいつもよりもおいしいと思えました。
僕のように満腹中枢がちょっとイカれちゃってしまうことも往々にしてあるかと思いますので、ここは本当にあらかじめあるものだと思って注意しておいてくださいね。
ただし、多少の体重増加は禁煙の代償としては許容範囲です。何十キロも増えてしまうのは問題ですが、多少の体重増加は今は気にせずにいきましょう。
喫煙に勝る害は無し。
ここは禁煙を最優先でいきます。
食道の痛みが無くなる
僕がこのまま喫煙を続けていくのはまずいなと以前から感じていた理由の一つに、食道の痛みがあったんですよね。
いわゆる胸焼けの症状です。毎日ではないのですが、結構頻繁になっていました。あとは胃痛も。
酷いときは胃から胸、のどの付近まで、全体的に焼けるような痛みがあって、症状としては逆流性食道炎ともいえるものですが、特に胃酸過多でもないし、正直タバコの害だということは分かっていました。
「このままだと食道がんになるかもしれない」、そう思っていました。
やはり痛みがあると自覚もせざるを得ないというものですよね。
そしてこの食道の痛みが、禁煙を始めてからはさっぱりと出なくなりました。
地味に嫌な痛みでしたし、大きな病気にいつでも繋がりそうな、そんな不安も少なからずありましたからね。
これも僕の中では大きな変化の一つです。
過眠になる
これもあくまでも僕の場合ですが、過眠になりました。
離脱症状の最もたるものが眠気と無気力ともいえるだるさだったので、とにかく寝ることが良い対処法となっていました。
しかしこれも過ぎたもので、前述した満腹中枢同様、睡眠欲がぶっ壊れてしまったようです。いくらでも寝られる。完全に寝太郎です。
寝るのは気持ちよくて好きですし、禁煙中においては時間もほどよく経過するし、あとは寝ている間は食べなくて済みますからね。あまり気にはしていませんが、こんな変化があったという話です。
ただし仕事内容によっては困ることもあるでしょうし、人によってはまるっきり逆で、不眠の症状が出ることもあるようです。
いずれにしても食欲と同様に、何かしら起こり得るものとして考えておいたほうがいいですね。
便秘になる
最後ですが、これも大きな禁煙あるあるではないでしょうか。
便秘になる人は多いですね。
僕もこれはかつての禁煙チャレンジの時に都度経験しているため、あらかじめ覚悟をしていることです。
禁煙して食べる量は増えているのに、トイレの回数は明らかに減っていますし、なかなかすっきりしたものも出ていないですね。
僕の経験上ですが、数週間~2か月くらいの間には落ち着いてくるように思います。ちょっと長いですけどね。もちろんずっと便秘でいるわけではなく、時々は気持ちよく出たりもします。
しかしどうにもそれが不定期といいますか、不規則といいますか、なかなか落ち着いてはくれないんですよね。出ない時は本当に大丈夫かなというくらい、具体的には一週間くらいですね、ほとんど出なかったりして、ちょっとお腹が苦しくなることもありました。
ただ、これに関してもしっかりと理解しておかないといけないのは、禁煙によって身体が正常に戻ろうとしているということです。
喫煙している間は僕はなかなかの下痢体質でしたが、それもタバコの害の一つであり、身体が一生懸命に毒を排出しようと頑張っていた結果です。けなげにね。
だから今は身体が正常に戻ろうとしている調整期間なので、慌てず、焦らずに長期的観点で治療していくことを考えましょう。
そう、これも治療の一つなんです。
自分の身体が頑張って自分を治癒しようとしています。
だからこそここで嫌になってタバコを吸ってしまうなどという愚行には絶対に出ず、身体のために水分を多めに取ってあげたり、食物繊維を意識した食事をしてあげることを考えましょう。
自分の脳や胃腸、その他の臓器や血肉に至るまで、「今まで毒を入れててすまなかったね」と。これからは身体に良い栄養のあるものをしっかり入れていくから、「あらためてよろしくがんばってね!」と。
ぜひとも大きな声で自分の臓器さんたちに話しかけてあげましょうよ!(※周りに誰もいないことを確認してからね!)
おわりに
細かい変化はもっとあるかもしれませんが、大きく見てとれる変化は以上のことですね。
やっぱり食べることと排泄、あとは睡眠に関して大きな変化が出てきやすいといえます。
これらもあらかじめ想定しておくことで、必要以上に戸惑わなくて済みますので、考えておきましょう。
ポイントは身体が悪化しているのではなく、好転している証拠なのだということを知っておくことです。
間違っても、「太るのが嫌なのでやっぱりタバコを吸う」、なんて本末転倒なことにならないようにしましょうね。
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それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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