「毎月のタバコ代がかからなかったら良いだろうなぁ・・・」
そう思ったなら、禁煙ですよ。
世の中、物価はどんどん上がるわ、もちろんタバコ代も上がるわで、どうにも余裕がなくなってきますよね。
月々のお金のことを考えたときに、やはり真っ先に思い浮かぶのは、毎月のタバコ代ではないでしょうか。
タバコをなんとか我慢するか、それともタバコ代をなんとか捻出するか、ということは常々非常に悩ましい問題ですよね。僕も過去には散々迷ってきたから分かります。
しかしですね、そこで迷ったなら、やっぱりもう禁煙ですよ。という話がしたいのです。
ということで今回は、毎月のタバコ代が浮くという素晴らしさを実感してほしいということについて書いていますので、一緒に見ていきましょう!
毎月のタバコ代が浮くということは
禁煙することで、毎月かかっているタバコ代がなくなることによる効果は、思いのほか大きいですよという話をさせていただきます。
もちろん経済的にもですが、心理的にもですね。かなりの精神的負担が減りますからね。
お金にしてどうでしょう、例として僕は毎月15000円ほどはタバコ代に使っていましたし、タバコはいつもコンビニで買っていたので、ついで買いも多かったんですよね。飲み物やお菓子など、いつも余分なものまでついでに買ってしまっていたんですよ。
そうなるとやっぱり毎月20000円程度はタバコ代+αとしてかかっていましたね。
そのお金が、今はかからない。
もちろんコンビニに行くことはありますが、タバコ代に関しては0円です。
純粋に、毎月15000円というお金が、財布から出ていかない。
これは、うれしい。
あなたがお金持ちの人ならば、「なんだ、たかが15000円くらい」と思うかもしれませんが、僕のような庶民にとっては決して安くはないですからね。しかも毎月のことですから。
たとえば毎月の給料の手取りが15万円の人なら、そのうちの1割かそれ以上、手取りが30万円だったとしても、なんだかんだで1割弱のお金を毎月毎月垂れ流し続けるわけですからね。
これは言い換えれば、常に10%の「余力」を失ったまま、人生を生きているということ。
常に90%の能率で生きているということじゃないですか。
もっと言えば、毎月10%の年貢を納め続ける農民状態だとでも言いましょうかね!!エ?チョットナニイッテルカワカラナイ?
とにかく、毎月給料などから税金を納めたうえで、さらにまだお金を納めるって言うんですから。そりゃあじりじりと生活を圧迫しますよね。
というか、この「じりじり」というのがポイントで、「毎月なんとか捻出できる程度の値段」になってますよね、タバコって。
「高い」。しかし、「買えないわけではない」。そんな絶妙な値段設定。
一箱は数百円だから、大金を失っている感覚が少ない。しかし、年月をかけて確実に大きな金額を搾取されていることに気がつかなければいけない。
「キイイー!悔しい!!」
僕が禁煙に踏み切る直前には、もうこんな感情でしたからね。
決してお金に余裕があるわけでもないのに、毎月毎月、ぎりぎり払えるくらいのお金を、納め続けている。まさに生かさず〇さず。しゃぶられ続けている。
「また値段上げるけどさぁ、お前どうせやめないんだろ?w」
ってね。
ついにはそんな言葉まで、どこからか聞こえてきましたよね。悔しすぎて。もちろん幻聴ですけど。
いやあ、悔しい!というか、情けないですわ。
強制的に値上げされていくタバコ。これに文句を言いながらも、やめられない自分。
お金以上に、何かを失っている気がする。
タバコを吸っていることで、お金以上に何かを失ってはいないかと。そういったことも随分考えてきましたね。
一応話しておきますけど、それは主に自信や自己肯定感などというようなものですね。
できない自分に腹が立ったり、情けなさを感じたり、無力感を感じたり。
禁煙したことで、そういった悶々とした不必要な感情がスッキリなくなったってことです。ここが本当に禁煙の醍醐味であり、先に言った心理的負担が軽くなったという話なんですね。
お金の話に戻しますが、毎月15000円がかからないとなると、ふた月で30000円、3か月で45000円ということですから、そこそこ欲しかったものが買えたりします。しかもそれが長く使えるアイテムだったりすると、とてもコスパが良く感じられますし、満足度も高くなるんですよね。
「いやあ、タバコをやめてよかったよかった」と。
これが毎月、あるいは何か欲しいものを手に入れるたびに感じられるわけですよ。
それも、このさき一生ね。
毎月15000円のタバコ代が浮くというのは、もちろん金銭的にもラクになりますが、その金額以上に心のもやもやが晴れ、自分の人生に潤いと彩りを与え、より健康的で充実した人生に近づけられると考えればどうでしょうか。
禁煙にはかなりの価値があることが分かってもらえるでしょうか。
あなたが禁煙に価値を感じられるかどうかがポイント
金額以上に、禁煙には価値がある。
そう信じられる人は禁煙を成功させやすくなりますが、反対に、「月々15000円くらいなら別に無理ないしな・・・」と考える人は、なかなか禁煙ができないのだとしたら。
この辺りにも、大事な禁煙マインドがありそうですよね。
そう、禁煙はお金や健康の問題が一番に挙げられますが、その実は、そうではない。
自分が自分の思い通りの人生を生きられるかといったことや、理想の自分になること、自分の思い通りの行動をして、思い通りの人生を創っていくことなど。そういった部分にも、禁煙は密接に関係してはこないでしょうか。
少なくとも僕はこのことについてはかなり考えてきました。
「禁煙もできないで、自分の人生を思い通りにはできないよな」って。
だから僕の中では、禁煙はすごく価値のあることなんです。それこそその金額以上に。
だからこそ、続けられる。もう、喫煙者には戻りたくはない。
せっかくあなたも禁煙のことについてよく考えておられるのですから、タバコ代の計算と共に、このことについてもしっかり考えてみてくださいね。
禁煙は尊い
付け加えて言いますが、あなたも本気で禁煙をするならば、禁煙は尊いということを認識してください。
正直、一生禁煙できないまま、人生を終える人も少なくないんですよね。その前に、病気になってしまう人だっている。僕の身内にも何人もいますし、今までにもたくさん見てきました。
その人たちも、おそらく一度は禁煙のことを考えたことがあったのではないかと思います。しかし、その思いを実現させることが、もしかしたらできなかったのかもしれない。
そう考えると、禁煙は尊く、禁煙ができるということもまた尊いものなのだということを、僕はよく考えています。
つまり、あなたが禁煙に取り組もうとする姿勢や、禁煙を続ける姿は、とても尊く、素晴らしいことだということです。誰にでもできるわけではないからという意味でもあります。少なくとも僕はそのように考えていますし、そういった価値観と認識を持っています。
別にそもそも禁煙するつもりはないという人がどうのというわけではありません。要は、あなたが禁煙を決意して頑張っている姿は、あなた自身にとって本当に素晴らしいことだということです。
だからこそ、禁煙に取り組む際には、しっかりと自分を褒め、賛美してください。自分の中で、禁煙の価値を高め、そして尊く思ってください。
禁煙は、自分にとって大事なことなんだ。
この感覚はとても重要なポイントなんですよ。
おわりに
最後になりますが、もう一つ言いたいことがあります。
それは冒頭で書いたように、「タバコを吸うのを我慢するか、お金を失うのを我慢するか」という話。
実は正しく禁煙すれば、両方とも解決してしまうんですよね。
お金が減ることで苦しむ必要もないし、タバコを我慢することに苦しむ必要もない。正しく禁煙をすれば、マイナスなことは一つもないということです。
つまり、そもそもどちらの我慢も必要がなくなりますよと。
だからこんなラクなことはないですよと。
なので禁煙をおすすめしますよと。
それが言いたかったのです。
タバコを吸い続けていることが、経済的にも心理的にも負担だと感じたら、しっかり禁煙をして、その「重り」や「負担」を下ろしていきましょう。
人生が身軽になりますよ!^^
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それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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