「寒暖差でしゃっくりが出る・・・」
気候が涼しくなってくるころに外でタバコを吸うと、しゃっくりが出やすくなりませんか?
僕は冷たい風に当たりながらタバコを吸ったときには、よくしゃっくりが出ていました。
タバコを吸うと同時に起こりやすいタバコしゃっくりというものがありますが、まさにこれが寒暖差というか冷たい空気のところで喫煙することで、本当によく起こっていましたよ。
しかも一度そのしゃっくりが出始めると、もうそのタバコを吸っている間中出るので、落ち着いてタバコを吸っていられないなんてことになるんですよね。
そんなときに僕は、「ああ、また始まった・・・」「もう!邪魔くさいなぁ」なんて考えていましたが、最終的に禁煙をするころには、その考え方をあらためていましたよ。
タバコと寒暖差によるしゃっくりを、最終的にどのように考えるようになったのか。
そのことについてお話しします。
ということで今回は、タバコを吸っていたときの寒暖差によるしゃっくりがないのはラクということについて書いていますので、一緒に見ていきましょう!
寒暖差によるタバコしゃっくりがないのはラク
まず、タバコしゃっくりが禁煙してどのくらいラクになったのかと言いますと、完全に皆無となりました。
つまり、無い。しゃっくりが出ない。いや本当に。いやいや、本当に。
寒暖差があっても、冷たい空気を吸い込んでも、しゃっくりが起こらなくなりました。
これが本当にラク。あの秋冬独特の煩わしさが無いから。
もちろん個人差はあると思いますが、僕の場合は本当にこれが顕著です。
つまり、タバコを吸わなきゃしゃっくりもそうそう出ない、というのが今の僕の状況です。
しゃっくり自体はいわゆる横隔膜の痙攣ですので、食べ過ぎ飲みすぎ、他にも急な動作をすることによって起こることはよくあります。
しかし、タバコを吸っていたときのその頻度と比べたら、本当に天と地ほどの差が出ています。
結局、あれもタバコが原因、もしくはきっかけになっていたかと。
自分自身の身体を人体実験として、結論付けているところであります。
というか、やはり身体に何かしらの影響をタバコが与えていたんだろうなと考えているわけです。影響というか負担というかね。
そのことから派生して、今回はこのタバコしゃっくりについての考え方をもう少し述べていきたいと思います。
もちろん禁煙するにあたってですね。僕が考えていることや、こう考えてみてはどうかということについて書いていきますね。
タバコしゃっくりは身体からの危険信号
当時、タバコしゃっくりに対して、「また始まったよ・・・」「面倒だな・・・」などと考えていた僕ですが、本気で禁煙をすると決意したころにはこう考えるようになっていましたよ。
自分の身体の拒否反応
だと。
やっぱりそのしゃっくりが出るには出るなりの理由がちゃんとあると考えるようになったんですよね。
たかがしゃっくり、されどしゃっくりだと。
何か悪いものを食べれば、身体が反応して吐き出すように、何か悪いものを吸えば身体が反応してしゃっくりを出す。
そもそも横隔膜は肺の伸縮の働きを担う筋肉ですから、「肺になんかおかしな気体が入ってきたぞ!」とびっくりして押し出そうとしているとか。そんなふうに考えるようになったんですよね。
そうなると、これはもはや自傷行為でしかないと。そんなことを考えるようになってしまうわけですよ。
そしてここが大事。
禁煙を成就させるためには、自分をいかに愛し、いかにその身体や心をいたわるか、そしていかに喫煙行為が自分にとって愚かなことであるかを悟るかが、本当に大事な要素になってくるんです。
これは、なぜグレた人ほどタバコを吸いやすいのかとか、なぜ自尊心が低い人ほどタバコを吸いやすいのかとかいう話にもなってくるのですが、要は自分自身をもっと大事にしなきゃ始まらないということですね。
タバコをやめてあげるのは、自分の身体のため。
タバコの値段が高くなったからとか、会社で吸いにくくなってきたからとか、いろんな理由もあるでしょうけど、やはり第一には自分の健康のことをもっと思うことが大事。
そうでなければ、収入が増えたらまた吸う、会社が変わればまた吸うという繰り返しになってしまいますからね。
禁煙するのは、自分の身体をいたわるため。
自分の身体が悲鳴を上げている。それがしゃっくりなのではないかと。
そんなことを考えながら、タバコを吸ってください。
だんだんおいしくなくなってきますから笑
もう、それでいいですよね。タバコはおいしいものではない。禁煙するなら、そこをはっきりさせていきましょう。
寒い日のタバコがおいしいという思い込みを変えよう
分かりますよ?寒い日に吸うタバコですよね?
それがやたらおいしいという気持ち。何十年も吸い続けた僕がそれを知らないわけがありません。
しかしですね。
禁煙をするならば、これはぜひ知っておいてください。
それはまやかし
ということ。
実際のところ、人がどう考えるかは自由です。ただ、本気で禁煙をする人ならば、こういった今自分自身にある思い込みを一つ一つなくしていかなければならないのです。
でないと、しがみつきますよ。その思い出に。その懐かしさに。
そう、本気で禁煙を目指すあなたには、ここはぜひ理解してほしいのです。
タバコがおいしいと感じるのは、そもそも依存症の症状であり、そもそもタバコがそういう感覚にさせるように製造されているため。
それができない時代ではないし、そんな技術はもう何十年も前からあるのだと。
初めて吸ったタバコの味、久しぶりに吸ったタバコの味に違和感を感じることはあるでしょう。それはつまり、普通であればまずく感じる風味が、継続的に吸い続けることでおいしく感じられるように作られているということだと考えたほうがいいですね。
もうタバコをやめたいのであれば。
真実はどうでもいいです。
要は自分自身が、「タバコをおいしいと感じていたのは幻想だった」としっかり理解することです。そっちに思い込むことです。認識を変えることです。
未練なんかいりません。
タバコは本来まずいもの。ただ、吸い続けているとおいしく感じてしまうようになっている。
そしてさらには寒い日の朝なんかに外で吸うタバコはよりおいしく感じるようにもなっていると。
感じるようになっている。
感じるようになっているだけ。
実のところは、身体が「もう入れてくんな!」と怒るような反応(しゃっくり)を頻発するような毒物であり、それでもおいしいと感じさせるような味付けをしてある精製薬物だということをしっかり自分自身が理解することが大事。自分の腹に落とし込むことが大事。
ここを理解していないと、おいしいものを手放してしまう、手放さなければいけないという、後ろ髪を引かれるような精神状態になり、その後も事あるごとにタバコを思い出してしまうことになるでしょう。
これはいけませんね。
タバコがストレスを解消してくれるものと思っているのも、また同じです。
とにかく、マ・ジ・で禁煙したいなら、自分自身のタバコに対する思い込みや認識を、徹底的に変えないといけません。
今の僕のタバコに対する認識
参考までに、今の僕のタバコに対するこのあたりの認識もお伝えしておきますね。
まず、タバコはおいしいものではなく、そう感じさせられるように作られているだけ。なのでそれを吸い続けているということは、タバコに騙され続けているということである。
寒い日によりおいしく感じられるというのも、幻想。今だから言えます。普通に澄んだ空気が、ただうまいだけ。ぜひタバコの煙と一緒にではなく、冷たくておいしい澄んだ空気だけを吸いましょう。
タバコしゃっくりは身体からの危険信号。それが出なくなったとしたら、それはそれでいよいよヤバいんじゃないかと考えてみたらどうか。少なくとも僕はそう考えている。身体が無反応だとすれば、その間により取り返しのつかない病魔は近づいているのだろうと。
その他にも、タバコは現代の搾取システム、合法麻薬、依存症ビジネス、などという話にまで言及していくと終わらなくなりますのでここまでにしますが、他の記事でもそれぞれのテーマで話していますので、ぜひそちらも参考にしてみてくださいね。
さいごに
最後にはっきり言いたいことがあります。
それは、
タバコは自分にとってメリットが一つもねえ!!!
ということ。
そう、本当に禁煙するなら、こうでなければいけません。
誰が何と言おうと、自分にとってはメリットは何もない。そう思うことです。
もし違ったら?
そんなことはどうでもいいですよね。自分は禁煙したいのだから。
自分が禁煙できればそれでいいじゃないですか。
というわけで、まだ「寒い日のタバコはうまい~」なんてことを言ってちゃいけません。
「ストレス解消に、一本吸いたいなあ~」なんて言ってちゃいけません。
そう考えている間は、なかなか禁煙はできませんよ。
自分の身に何か大変な問題やつらいことが起きれば、すぐにまた手を出してしまうでしょう。
自分は麻薬患者と同じなんだ、しっかりしないとタバコをやめることはできないぞと。
覚悟を決めてください。
誰が何と言おうと、やめる。
自分のために。
そういうことですよね^^
他にも関連記事があります。
それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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