「タバコをやめて良かった」
僕は今素直にこう思っています。
「禁煙したらいろいろメリットはあるんだろうな」とは頭で考えつつも、やっぱり実際にはタバコをやめてみないと分からないことも多々ありますからね。
実際に禁煙をしてその効果を実感している僕が、タバコをやめて良かったと感じていることについて挙げていきます。
「タバコをやめようかな」と考えているあなたの参考になると思いますので、ぜひ読んでみてくださいね。
ということで今回は、タバコをやめて良かったと思うことについて書いていますので、一緒に見ていきましょう。
タバコをやめて良かったと思うこと
僕が実際にタバコをやめて良かったと実感していることは、以下のようなものがあります。
・健康状態が改善した
・口臭が減った
・ご飯がおいしくなった
・時間が有効に使えるようになった
・周囲に気を遣わなくてよくなった
・集中力が上がった
・性格が穏やかになった
・前向きに生きられるようになった
・人生の大きなストレスが減った
何となく想像できることも多いかと思いますが、一つずつ詳しく解説していきますね。
お金が減りにくくなった
まずはやっぱりお金の問題ですね。
タバコをやめようと考えている人の中には、お金がもったいないということを気にしている人はかなり多いでしょう。
タバコはもう高いですからね。僕がタバコを吸い始めたころの値段は今の半分以下、ものによっては3分の1ほどでしたから。
禁煙をすると、毎日買っていたタバコ代がかからなくなることで、お金が減りにくくなるといううれしい効果を実感できますよ。
それにコンビニなどにタバコを買いに行くと、つい他の食べ物や飲み物も買ってしまうことが多かったですからね。ちょこちょことかかる小銭をあなどってはいけません。
また、値段うんぬんという話もですが、そもそもタバコを吸うということは、お金を払って買ってきたものをただひたすら燃やしているだけの行為だということをあらためて考えてみてください。このことを認識するのも大事なんですよ。
頑張って仕事をして稼いだお金を使って、決して安くないものを買ってくる。それも毎日。
そして、手間をとって買ってきては、それを燃やして捨てる。毎日毎日その繰り返し。
お金を出して買ってきてそれを燃やして消して捨てて、得られるものといえばなんでしょう。
がんやら脳卒中やら心臓病やらCOPDやら糖尿病やらを招きやすくする有害物質だけ。ですよね。
このことに気づき、その現実を直視してください。
自分がいかに愚かで、無意味で、無駄なことをしているかということに納得できると、禁煙ははかどりますよ。
だからこそ、まずは大事なお金や健康のことについて考え尽くしていく、あらためて自分の行動を自覚し、再認識していくということが禁煙の成功にはとても重要なことなんですね。
健康状態が改善した
このブログにも僕の健康状態についてよく書いていますが、やっぱりタバコと健康状態というのは切っても切れない関係ですからね。ここも非常に大事なところです。
僕の場合、タバコを吸っていたときに「大丈夫かなこれ･･･」と思ってしまうくらい不安になっていた症状が、いくつも改善してきています。
例えば胸焼け、息切れ、タンがよく出ること、さらには副鼻腔炎や片頭痛になる回数も減ったし、持病だと考えていたむずむず脚症候群の症状も明らかに軽減されました。
いまのところ良い結果しか感じられていないということですね。
また、すぐには効果が実感できないかもしれませんが、例えば肌や頭髪への影響も将来的に考えると早めに禁煙しておくに越したことはないですよね。
僕も白髪が結構目立つ歳になってきましたし、肌や髪の毛のケアを考えるならば、まずは禁煙で間違いないでしょう。
年齢がいけばいくほど、健康第一の重要性が理解できるようになりますからね。
そのためにできるだけ早く禁煙をすることをおすすめしますよ。
口臭が減った
口臭が減ったことも挙げておきます。
これは健康状態が改善したという話の中に入れてしまってもよかったんですが、ここはあえて分けて話させてもらいますね。それくらい劇的に改善されたポイントでもありますので。
僕はコーヒーを飲むことも好きなので、よくタバコとセットでとることが多くありました。
しかし問題はそのあとの口臭ですよね。
まあひどかった。
魚が腐ったような生臭いにおいというか、う〇こくさいにおいというか、ドブのヘドロのようなにおいともよく例えられますよね。
とにかく、自分でも「くっせぇ」ということが明らかに分かるレベルですからね。それが他人にとってはどう感じられるか、想像したことありますか？
においっていうものは、どれだけくさくても、すぐに人間の嗅覚は慣れてしまって、あまり不快に感じないようになってしまうんですよね。トイレのにおいだってそうじゃないですか。
それなのに、「いやあ、くっせえな」といつまでも自分でも感じられるレベルのにおいですよ。
どれだけ口をなるべく開かないように人と会話してみたところで、そのにおいはそうそうごまかせるもんじゃありません。
他人は言わないだけで、「や、やべえなこの人･･･」って思っていますよって話。
そうやって考えてみたら、どんどんと恥ずかしくなってくるんですよね。そのにおいを放っている自分も、そしてそれでもタバコをやめられない情けない自分も。
あなたはどう考えますか？
少しでもこの話に共感できる部分があるならば、禁煙をおすすめしますよ。
本当に口臭が改善されますからね。（加齢や虫歯でシンプルにくさいのはかんべんして）
ご飯がおいしくなった
これもよくいわれることですが、ご飯がおいしくなったということは僕もしっかり実感しています。
「ご飯は最初からおいしいし」という人も多くいます。しかしやっぱりね、タバコを吸った直後の舌や唾液の感覚や不快さに違いがあるんですよ。だからご飯やおやつを食べるときの一口目の味わいがやっぱり違ってくる。
ちなみに僕の場合、禁煙してから料理が随分薄味で満足できるようにもなりました。
これはもちろん健康に気を使ってという意味で意識的にやっているということもあるんですが、それでもやっぱり食材の味を感じられやすくなっているという感覚はありますね。
料理が薄味で済むということで、糖尿病や高血圧の予防にもなるなら一石二鳥ですしね。
ということでこれも禁煙のおすすめポイント。
時間が有効に使えるようになった
禁煙のメリットとして忘れてはいけないのが、時間が有効に使えるようになるということですね。
タバコを一本吸うのにたった数分間だとはいえ、一日に20本も吸っていれば結構な時間になっているんですよね。
タバコを吸うために移動する時間や、外出先で喫煙所を探している時間まで含めたら、かなりの時間をタバコに費やしているということになります。
そしてそれが365日ですからね。
実にもったいない。いや、もったいなかった。
タバコを吸うこまごました時間を集めれば、結構な時間になります。その時間をもっと有意義なことに使いましょう。
あと、寝起きにすぐ行動できるのも何気に良い感じですよ。
今までは本当に起きてからが長かったですからね。タバコを吸わないと頭は働かないし体は動かないしと。
今思えばその状態もやっぱり正常とは言えませんでしたね。
周囲に気を遣わなくてよくなった
今のご時世ですと、タバコを吸うのもなかなか気を遣います。
タバコの煙の行き先も、どこで吸うかも、吸ったあとのにおいも、他者との距離も、いちいち気になることは多いですよね。
タバコを吸える少ないタイミングで、周囲に気を遣って、タバコを吸いそびれてしまったときなんかは地獄を見ますしね。ニコチン切れで。
タバコを吸うことに気を遣う場面が増えてきていますから、何気にそれもストレスだったんですよね。かといって「他人のことなんか知るか」というような老害おやじにはなりたくなかったし。
この問題も、禁煙をすれば解決ですよ。そしてとにかくラク。後ろめたさもない。それがまた気持ちが良い。
気分が良いということです。
禁煙をして毎日を気分良く生きるのは悪くないですよ。
集中力が上がった
仕事や趣味に対しての集中力が上がったというものポイントですね。
厳密には元に戻っただけとも言えましょうが、やっぱりパフォーマンスが落ちていたということは間違いなく実感していますよ。
パソコンで作業をしていたり、長時間ゲームをしていても、ニコチン切れでそわそわしだすことが無いですからね。これも本当にラク。
しっかり仕事をしたいときの能率は上がるし、ゲームや趣味を楽しみたいときの没入度も上がります。
というか、「ああ、本来はこんなに落ち着いていられるんだ」と思えますよ。マジで。
やっぱりあのニコチン切れの症状なんてのは、正常なものじゃないです。まさに病気だったと思っています。物事に集中できない、落ち着けない、イライラしやすい、そんな症状が出る病気。
だからこそ、禁煙は病気の治療と考えて間違いはないです。
タバコをやめるとは、自分の病気を治すということ。
そう考えてみるのはどうでしょうか。
性格が穏やかになった
ニコチン切れのストレスが無くなったということは、すなわち穏やかでいられる時間が増えたということ。
これも今だからよく分かりますよ。
タバコを吸っているほうが間違いなくイライラする。
ということをね。
タバコを吸い終わって30分や1時間も経つと、いつもいつも禁断症状が出てイライラとしてしまっていました。
そこにややこしい仕事だの、運転中の渋滞だの、人間関係のトラブルなんてあろうものなら、もうあからさまに顔に出てましたよね。不機嫌さが。
これって実はタバコを吸って30分どころか、タバコを吸い終わった瞬間から離脱症状が始まっているんですよね。
タバコを吸い終わって火を消した瞬間から、もやもやもやもやと、次のタバコへのカウントダウンが始まっています。
それがエンドレスともなれば、そりゃあ穏やかに過ごすことは土台難しくなってくるというもの。
穏やかでいられる時間が少なければ、性格や態度にも現れてしまうことにも納得ができます。
本当のあなたももっと穏やかな人なのかもしれませんよ。
タバコに人格まで操られるのはもうやめにしませんか。
前向きに生きられるようになった
性格が穏やかになったこともありますが、同時に前向きに生きられるようになったことも挙げておきますね。
これはやっぱり「たかが禁煙、されど禁煙」なんですよ。
タバコをやめたくて悩んでいた人ほど、禁煙の効果を実感しやすくなるでしょう。
僕も長い間悩んできたので、今うまく禁煙ができていることに大きな喜びを感じていますし、ぜひあなたにもその効果を実感してもらいたいとも考えています。
たかが禁煙とは考えずに、やってみる価値は十分にあるということをお伝えしたいですね。
ただ、かといって禁煙にあまりにも期待しすぎるのも良くはありません。
禁煙すると自分になにか特別なものが舞い降りてくるというわけではないですからね。そこはお間違いなく。
あくまでも、タバコによって失っていた、本来の自分が持つ時間やお金や体力や気力といったものが返ってくるだけです。
しかしそれが大きい。
そしてうれしいんですよ。
タバコを吸わないでいられたあのころを思い出してみてください。
タバコに縛られていなかったときの穏やかな感覚を。
そしてタバコはそれはそれで思い出の一つとし、次の段階へ進んでいきましょう。
禁煙はそんな前向きな気持ちにさせてくれるものですよ。
人生の大きなストレスが減った
さて、最後の項目ですね。禁煙によって人生の大きなストレスが減ったという話です。
気づいてもらっていますか？
ここまでのことは、裏を返せばすべてタバコを吸っていることで自分に発生していたストレスだったんですよね。
お金がかかることも、健康に悪いと分かっているのにやめられないことも、口臭のきつさも美容に気を遣うことも、他人の目も周囲への気遣いも全部がストレス。
さらにはニコチン切れのイライラする気分も、喫煙所を探す手間もそこへ向かうための時間も、気持ちの焦りも焦燥感も、やめたいのにやめられない不安も自己肯定感の減少も自信の低下も全部全部、大きな大きなストレスだったんですよ。
そんな・無駄な・ストレスは・人生に・いらん！！！
そりゃそうですよ。
ただでさえ必死で生きていかなきゃいけない人生で、わざわざ追加でストレスを乗っけるのはもうやめましょうよ。
しかもお金をもらってそれを我慢するというならまだしも、これらのストレスを「お金を払って」買ってきているというのだから。これがいかに「正気の沙汰ではない」ということに気づけるかどうかが、禁煙成功の分かれ道なんですよ。
禁煙とは、あなたの身体に重くのしかかっている重りを取り除く行為です。
無駄な重りを外せば、身体が軽くなるし、よけいな負担が無くなるし、その先の道を歩きやすくなるというイメージは想像しやすいでしょう。
タバコという重りを下ろし、人生を身軽にしていきましょう。
そのほうがラクですよ。
おわりに
長くなったのでもう一度まとめますね。
僕がタバコをやめて良かったと思っていることは以下の通りです。
- お金が減りにくくなった
- 健康状態が改善した
- 口臭が減った
- ご飯がおいしくなった
- 時間が有効に使えるようになった
- 周囲に気を遣わなくてよくなった
- 集中力が上がった
- 性格が穏やかになった
- 前向きに生きられるようになった
- 人生の大きなストレスが減った
今のところは以上です。
ただ、今僕は40代ですが、禁煙をしなかった場合のこの先の人生を想像することもよくあります。
若いときはまだいい、身体も健康的だから。しかし40代、50代、60代となっていったときにはどうなるか。
多くの人が重い病気になっているのも見てきています。
はたしてそうなった場合、自分は本当に後悔しないだろうか。そういったことも一度真剣に考えておくと良いですよ。
後悔しそうなら、今やめておくことをおすすめします。
今がこの先の人生で一番若いときですからね。
どうせ禁煙するなら今やらなきゃって話。
禁煙、ご一緒にいかが？^^
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それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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