「禁煙したいのにどうしてもできない・・・」
僕もそうでした。
タバコを吸っていれば健康を害することも、お金の無駄使いということも、他人へ迷惑をかけることもあると分かってはいるのにやめられない。何年間も悩んでいました。
今思えば、その当時の僕には、言わば禁煙の秘訣やコツというものがよく見えていなかったんですね。
しかしそれは仕方がないこととも言えます。禁煙がうまくいった経験というものがその時点では無いわけですからね。
ただ、今現在2年半以上の禁煙を継続している中で、「ああ、これは禁煙のコツだな」と思えるものをいくつか挙げられるようにもなりました。
僕がそれを過去の自分にアドバイスするならどう伝えるか。そんなことを考えると同時に、「いや、むしろこれから禁煙を始める人にこそ、それをぜひアドバイスしたい」と考えたんですね。
ということで今回は、禁煙したいのにどうしてもできない人へのアドバイスを書いていますので、ぜひあなたの禁煙チャレンジの参考にしてみてください。
それでは行ってみましょう!
禁煙したいのにできない人へ
本当にアドバイスしたいことはたくさんありますが、ここは絞りに絞って大きく3つのことをアドバイスとさせていただこうと思います。
主に以下のことですね。
・きちんと戦略を練ること
・成功するまで絶対に諦めないこと
順番に見ていきましょう。
タバコに対する認識を変えること
まずはとにもかくにもこれです。タバコに対する認識を変えるということ。
このブログでも何度も何度も書いてきていますが、本当にこれが最初にして最大のアドバイスになります。
とにかく大事なのは、今までのタバコに対する自分の思い込みや価値観、先入観というものを、一度きれいさっぱりぬぐい去り、そして新たな価値観を持つことです。
例えば、タバコにストレス解消効果があると信じていたり、あるいはタバコがかっこいい、クールなものだなどという価値観を持っているうちは、やはりやめにくいです。
そのままではまだ依存度が高い状態だからですね。
本気でタバコをやめるならば、とにかく自分のタバコへの依存度を引き下げていく必要があります。物理的にも、そして精神的にも。
さらにそのやり方をアドバイスするならば、とにかく本気でタバコをやめるという決意と素直な気持ちを持って、禁煙をすすめる本やブログをたくさん読むこと(自力禁煙の場合)。
そうすることで、自分の今までの価値観に疑問を持つことや、タバコに対する新たな知識、そして多くの気づきを得ることができるでしょう。
そしてそれをどんどんと継続的に積み重ねていくことで、今までガチガチにがんじがらめになっていたタバコへの依存心に、ほころびが生まれてくるんですね。今までの価値観が塗り替えられていくといってもいいでしょう。
そうなればチャンスです。あとは自分の興味や趣味を交えながら、うまく禁煙を軌道に乗せていくことを考えます。出口の無かった依存状態に、ようやく出口の光が見えたようなイメージですね。
この辺りのことは詳しくはこちらの記事でも書いていますので、そちらも参考にどうぞ。
そしてこれに合わせて次のアドバイスが大事です。
きちんと戦略を練ること
禁煙に関わらず、物事の多くは、成功するものは成功するべくして成功しているし、失敗するものは失敗するべくして失敗しているものです。
つまり確実に禁煙を成功させるためには、きちんとした準備や戦略も必要不可欠になってくるというわけです。
例えば具体的な禁煙方法として、僕はレコーディング法というものをおすすめしていますが、これにもきちんと記憶への定着という目的や、モチベーションの維持というような効果を狙った戦略があります。
多くの人が禁煙当初の目的やモチベーションを維持できずに散って行ってしまうのを、自分も含めたくさん見てきたからですね。
それを防ぐための対策、対処法の一つとして、以前からレコーディング法を紹介しています。
禁煙という決して簡単とは言い切れないものごとに挑戦するわけですから、しっかりと戦略を練っておくことは、いわばきちんと武装をするようなものですね。
強大な敵に生身や素手で戦いを挑んでいてはいけないということです。
僕も自分が悩んできた過去の経験から、本当に役に立った禁煙方法や戦略を厳選してきていますので、これを2つ目のアドバイスとさせてもらいますね。
成功するまで絶対に諦めないこと
最後はとにかくこれですね。成功するまで絶対に諦めないことです。
禁煙に何度も失敗していると、やがて「もう自分には無理だ」とか、「もうこのままでもいいかな」などというようなネガティブな感情がどうしても湧いてきます。
しかし、諦めたら本当にそれまでです。決して成功には至りません。可能性が0となってしまいますからね。
僕も何度も何度も禁煙に失敗してきて、分かったことがあります。
それは、失敗しても経験値はたまっていっているということと、禁煙にも練習が必要だということです。
これは大事なことなのでしっかり解説しますね。
まず、失敗しても経験値はたまっていっているという話ですが、「失敗は成功のもと」という言葉がある通り、何度も失敗したことが積み重なることで、ゆっくりですが成功に近づいていっているということです。
例えば、しばらく続いた禁煙が、「1本だけなら・・・いいかな」という欲求に負けて失敗してしまったとします。
そこで「やっぱりもうダメだ」と諦めたら絶対に成功はしませんが、「1本だけなら・・・」という気持ちが湧いてしまった経験や、さらにはその1本を吸ってしまったために、また元の喫煙者に戻ってしまったというリアルな経験は、あなたの中に蓄積されているわけです。
そうなると、次に同じような状況が訪れた際に、過去の経験から「こうしてはダメだな」ということが前もって、そしてまさに身をもって理解できていたり、ふと冷静にその状況を把握することができたりするということにも繋がるんですね。
そうなると過去の失敗も、ただの失敗ではありません。成功するために必要な経験だったということになります。
それが分かるタイミングというものが、悲しきかな唯一、諦めなかった先にしか無いものなんですよね。つまり、あなたの未来。だから諦めた人はそれを見ることも掴むこともできないというわけです。
だから、まずは諦めないということが大前提となります。
そして次に、禁煙にも練習が必要だということ。
もっと言えば、訓練ですね。禁煙をできるようになるまで、訓練をしましょうという話です。
誰しも、自転車に初めて乗るときには、練習(訓練)するじゃないですか。何度転んでも起き上がって、繰り返し、できるようになるまで。
それと同じで、一発でうまくやろうとか、ましてや1回や2回でうまくいかなかったからと言ってやめてしまうのはもったいないということが言いたいのです。
禁煙も練習です。練習すればうまくなるんですよ、本当に。
僕もそうやってやってきました。最初は全くダメで、チャレンジすることすらも諦めていた時期もありました。
でも、やっぱり諦めたくないという気持ちで、再度禁煙にチャレンジしていきました。
それでもダメ、失敗続き。
でもきちんと経験値はたまっていっていたんですね。
あるときから、例えば「前もここで吸ってしまって失敗したな」、「そうだ、このときの対処法はこうしようと考えていたんだ」と冷静にその状況に対応できるようになっていたり、ストレスが溜まったときの対処法をあらかじめ身につけていたりして、思いのほかうまくやり過ごせるようになってきたんですね。
そう、言うならば今まで乗れなかったサーフィンの荒波に、あるときからふとうまく乗れるようになったような感覚です。(サーフィンしたことないですけどね)ニヤリ。
少なくとも今までできなかったことが、ある時点から思いのほか簡単にできるようになったという感覚は分かってもらえると思います。
例えば自転車、車の運転、言語、仕事、楽器の演奏、歌の歌詞の暗記に至るまで。何かしら経験はありますよね。
まさにその感覚です。禁煙に必要なのは、諦めずに練習し続けることだったのです。少なくとも僕の場合は。
これは本当に目からうろこでした。そしてだからこそ自信をもってあなたにアドバイスしたい大切なことというわけですね。
おわりに
今回のアドバイスの内容をもう一度まとめると、以下の通りです。
まとめると以上のことですね。
これが僕の経験をもとにした、あなたへの全力アドバイスです。
あなたがもし、禁煙に対してまだ試していないことや知らない情報が少しでもあるならば、そのまま諦めてしまうのは本当にもったいないことです。
こんなことを書いている僕ですら、本当に何度も失敗し、やめるまで何年もかかっていますからね。
だから何もエラそうなことは言えませんが、しかしゆえに経験に基づいた本気のアドバイスだけは、自信を持って言うことができます。
さあ、あなたももう一度勇気を出して。
共にあの名言を叫ぼうではないですか。
「安西先生・・・禁煙がしたいです・・・!」^^?ん?
他にも関連記事があります。
それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
コメント