「ヤバい、タバコが吸いたくなってきた・・・」
圧倒的覚悟をもって始めた禁煙チャレンジでも、長く続く日々の中ではどうしてもタバコのことを思い出したり、吸いたくなってしまう瞬間というのはあるでしょう。
しかしまずは大前提の話からですが、本気の禁煙をするのであれば、もう何があっても吸わないこと。何が起きても吸わないことですね。
それはもうすでに何度も悩んだ末に、自分自身が決めたことじゃないですか。
ちょっと吸いたくなったからって、吸うか吸わないか、そんなところで迷うのはもうやめにしましょう。
吸わないの一択。
ここに選択の余地や議論の余地はもう無いんですよ。
しかしながら、それでもです。
それでもどうにもタバコが吸いたくなってしまったときに、気持ちのやり場や逃げ道という意味で、一つや二つの小ネタというものを知っておくのは悪くないでしょう。
ここで紹介するのは、僕も実際に試してきたネタばかりです。それをこっそりあなたにお伝えしますね。
ということで今回は、禁煙中にタバコを吸いたくなったら試してほしい小ネタ集について書いていますので、一緒に見ていきましょう!
タバコを吸いたい気持ちをごまかす小ネタ集
念を押しますが、今回はあくまでもネタですからね。
そういう意味で決して力強く頼れるものではないですが、それでも一つの吸いたい気持ちの紛らせかたや気持ちのやり場、逃げ場、あるいは吸いたい気持ちのぶつけ先として、知っておいて損はないことばかりですよ。
それではさっそく見ていきましょう。
・ミント深呼吸
・灰皿のにおいを嗅ぐ
・いやらしい口を想像する
ちょっと何言ってるか分からないものもあると思いますので、詳しく解説していきますね。
エアタバコ
これはなんとなく分かってもらえるでしょうか。エアタバコをするということですね。
タバコを吸う振りです。フリ。
もちろん実際には吸わないわけですが、タバコに火をつける仕草から始まり、指でタバコを挟み、口に運ぶ仕草まで。
そして口に空気を取り入れたら、大きく息を吸い込み、そしてゆっくり吐き出す。
そう、まさに今自分がタバコを吸っている様を模すわけですね。
これで自分の脳をだまします。
「あ、吸いたい欲求は叶ったんだな」と、脳にそう思い込ませるのです。
ホンマかいなと思うでしょうけど、これがなかなかに良い効果をもたらしてくれることもあるんですよ。ちなみに目を閉じておこなうとより効果が高まると思います。
この方法はわりと禁煙をしている人はやったことがある人も多く、ある意味メジャーな手法ですね。
それゆえに一定の効果は期待できるとも考えられますので、ぜひ覚えておいてくださいね。
ミント深呼吸
次の手法(ネタ)はミント深呼吸ですね。
ミント味のガムやフリスクをたっぷりと口に入れ、口をかなり細くすぼめた状態で、すうーっと長くゆっくり深呼吸します。息を吐くときも口を細くしたまま、ふうううううっとね。これを複数回繰り返します。
これは先ほどのエアタバコと同様に、自分の脳をだますことにも繋がりますし、メンソールのタバコを吸っていた人ならば分かってもらいやすいとは思いますが、肺になかなかの刺激が入り込みます。
つまり、「より吸った感」を得られるというわけですね。
禁煙をするにあたってガムやフリスクを用意している人は多いと思いますので、これもぜひ覚えておいて、最悪のときは試してみてください。
できるだけミントのきついガムやフリスクを用意しておくのも手ですよ。
ただ一点注意点として、言うまでもないですが、空気を吸うときにガムなどで喉を詰まらさないようにだけは注意してくださいね。あくまでも吸い込むのはクールな空気だけですよ。
フリスクをまとめ買いするならば以下のサイトもご参考に。
灰皿のにおいを嗅ぐ
次のネタですが、灰皿のにおいを嗅ぐということです。
あえて特にくっさいやつにしてください。
禁煙と同時に灰皿を処分してしまっている人も多いとは思いますが、例えば車の備え付けの灰皿や、他人の灰皿、仕事場の灰皿でも構いません。
特に吸い殻がたっぷりと一度水に浸かってぐっちゃぐちゃに腐っているようなものがあればベストですね。
鼻が引っ付くくらい近づけて、たっぷりとにおいを嗅ぎましょう。
そしてそのう〇このようなにおいを放つ物質にまだお金をかける価値はあるのか、そのくっさいにおいを自分がまだ他者に向けて放ち続けていきたいのかということをよくよく考えましょう。
そのきったねえ吸い殻からむんむんと立ち込める、有害物質がたっぷりと含まれたにおいを嗅ぎながらね。
こんな臭くてきったねえものを喉から手が出るほど欲している、自分の異常さや変態さに気がつければしめたものですよ。
いやらしい口を想像する
ここから先は想像力の問題です。ぜひ自分のいやらしい口を想像してみましょう。
いやらしいと言っても、エロい意味ではありません。気持ち悪いということです。
タバコを挟む指、そしてそれを口に運んでちゅううと吸う口元は、ぶっちゃけかっこいいものではありません。
おそらくタバコを吸う姿がかっこいいと考えてしまっているのは、昔から続いている自分の脳内だけで、その実は見る人によっては非常に下品で卑しく、そして不快で汚らしくも映るものです。
もしくはタバコは大人のおしゃぶりともいわれるように、にぎにぎとタバコを掴む手と、口元に運んでちゅううっと吸う様が非常に幼稚に見られることもあります。
その真偽のほどはどうであれ、もうタバコをやめるというあなたは、タバコに対して良いイメージを持たないほうがいいでしょう。
決して他人をバカにするのではありませんよ。むしろ、自分をバカにするような意味合いの話です。
「こんなもの、いつまで吸っているんだ」、「いい歳したおっさん(自分)のタバコを吸う口元をよく見てみろよ」、「自分が思っているよりも、かなりいやらしい(気持ち悪い)ぞ」ってね。
自分の格やイメージを下げるだけのものを、高いお金を払ってまだ買い続けたいのかと。自分に問うてください。
僕はこの方法は結構効きましたよ。
すでに禁煙を達成した、ある年配のブロガーさんもこう言っていました。
「あるとき、中年の自分がタバコを吸う口元が非常にいやらしく見え、そこから急激にいつまでもこんなものを吸っていることが恥ずかしいと思うようになった」と。
そうなると早いんですよね。禁煙は。
僕はこの状況を認識や価値観が変わった瞬間とか、閾値を超えた瞬間というふうに言っていますが、本当にこの感覚は大事です。これは禁煙に限らず、依存症全般に言えることでもありますからね。
とにかくあなたがもしまだ禁煙を難しいと考えているのであれば、自分の中にこういった契機がまだ訪れていないのかもしれません。
そういった意図もあって、今回のネタの最後に入れておきました。
ぜひ、自分の禁煙を根本から見直す機会として、考えてみてくださいね。
おわりに
禁煙は時間の経過と共に、必ずラクになっていきます。
何年禁煙していても吸いたい気持ちがあるという人もいますが、それが依存症というものですから、それも何もおかしいことではありません。
ただ、そういった人と、今まさに禁煙を始めたばかりの人との違いは、圧倒的ラクさにあります。
ある程度の期間を禁煙できている人にも、タバコを吸いたいと感じたり、タバコのことをふと思い出してしまう瞬間というものはあるんですが、とにかくそれをさほどの労力なくやり過ごせるようになっているという点に大きな違いがあります。
ですのであなたもぜひ禁煙初期のタバコの欲求に負けず、禁煙がラクにできるようになるまでは頑張ってみてください。
その際には、今回お伝えした小ネタ集もぜひ参考にしてもらいたいと思います。
もちろんあなた独自のネタがあれば、それに越したことはないですよ。
他に良い方法があったら僕にもこっそり教えてくださいね!^^
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それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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