「仕事を辞めない限り、禁煙もできないわ・・・」
このように考えている人は結構多いんですよね。
かつての僕も、まさにそのうちの一人でした。
仕事のストレスが多すぎて、さらにタバコまで無くしてしまったら〇んでしまうわ!などと本気で考えてしまうんですよね。
そうなると、タバコへの依存度はますます上がるばかり。これは良くないですね。
仕事を辞めずにタバコをやめるにはどうすればいいのか。
そのポイントについてお話していきましょう。
ということで今回は、仕事を辞めなくてもタバコはやめられるということについて書いています。
仕事をしながらタバコをやめるには
仕事をしながらタバコをやめるためには、以下のことがポイントになります。
・タバコをやめることに納得できているか
・タバコをやめるためのスケジュールが取れるか
順番に見ていきましょう。
タバコに対する正しい認識ができているか
まず大前提として、もちろん仕事をしながらタバコをやめることは可能ですし、それを実行している人は世の中にたくさんいます。
というより、逆にタバコをやめるために仕事を辞めた人ってどのくらいいるのでしょうか。むしろそちらのほうが少数派ではないかと思いますよね。現実的に考えて。
そしてなにより重要なのは、決して仕事を辞めたからといってタバコがやめられるわけではないということです。
「タバコがやめられないのは、このストレスの多い仕事のせいだ!」
そのように考えてしまう気持ちは分かります。
しかし僕も仕事を辞めるという経験を何度もしてきていますが、仕事を辞めたからといって、タバコはやめられなかったですね。
実際には、「次の仕事が決まるまでは一旦禁煙は延期しよう」、「今は新しい生活を構築することが優先だから、禁煙をしているときではない」などなど。延々と思いつく限りの言い訳を自分にし続けるだけですよ。
だからこそ禁煙において本当に大事なポイントとなるのは、自分がタバコに対して正しい認識を持つかどうかということなんですね。
タバコはストレス解消になるどころか、ストレスしか生まないものだということを理解すること。
タバコやタバコ産業について、よく知ること。
ニコチン依存症についてよく理解すること。
自分がタバコに依存してしまう理由や原因を分析して、よく考えること。
すべて大事な禁煙のプロセスですね。
タバコに対して誤った認識や思い込みを持ったままだと、禁煙はなかなかうまくいきません。だからこそまずは、自分自身のタバコに対する認識を正しいものへと変えるプロセスが必要になります。
そのプロセスを経て、あなた自身が禁煙(卒煙)を実行できる人になることが大事なポイントであり、決して今やっている仕事がどうのという話ではないということなんですね。
もちろん最後の章でお話しする、タバコをやめるためのスケジュールが取れるかどうかという点も含めて、禁煙がしやすい職場環境やライフスタイルというものももちろんありますが、とにもかくにもまず、禁煙はあなた自身にゆだねられていることなのだということをしっかり認識しておいてください。
「仕事を辞めなきゃ禁煙できない」という思い込みを無くすところから。禁煙はスタートしていますよということですね。
タバコをやめることに納得できているか
しっかりとタバコに対して正しい認識を持つことができるようになれば、自分が今後もタバコを吸い続ける意味が無いことや、それがまったく有益ではないということが腑に落ちてくることでしょう。
自分には、もうタバコは必要ないもの。
心からそう思うことができているか、心からタバコをやめることに納得ができているかというのは、禁煙をするにあたってとても大事な要素となります。
とはいえ、タバコに対する心理的依存がしばらくの間続いたりすることは、珍しい話ではありません。僕も十分にそういう経験はしてきました。
しかし、たとえば口寂しいとか、手持ち無沙汰を感じるとか、そういった心理的不安を埋めるためにまたタバコを吸ったとしてどうなるのか、また同じ結果を生むだけじゃないか、そういう判断が確実にできる自分になれているかどうか。そういった部分がとても大事ですね。
タバコをやめても、失うものは何も無いです。
タバコを吸うから、多くのものを失っているのです。
そのことに自分自身が心から納得できるかどうか。信じられるかどうかということですね。
そういった意味でも、仕事の内容うんぬんがここでは重要ではないということが分かるんですね。
そしてここまで確認したら、最後の章を見ていきましょう。
タバコをやめるためのスケジュールが取れるか
ここで初めて、仕事の環境と照らし合わせが必要な場面が出てきますね。
それは、きちんとタバコをやめるためのスケジュールが取れるかどうかということ。
といってもこれも決して難しい話ではありません。禁煙を開始するにあたって都合の良い、連休や長期休みが取れるかどうかという話ですね。
仕事をしながらの禁煙で、一番難しさを感じられるのはやはりここですからね。
いかに禁煙に専念できる日を確保できるかということ。
もちろん人によりますけど、僕のように禁煙を始めて2~3日の間は特に離脱症状がきつくて仕事にならないというような人は、連休の頭に合わせて禁煙を計画するというような工夫が大事ですよということですね。
ちなみに僕も禁煙初期は、とにかくひたすら寝ることで乗り越えてきました。
その作戦が取れるのも、スケジュールをうまく取ってこそですからね。
お盆や正月、ゴールデンウィークなどの長期連休をぜひ活用することも考えてみてください。(以下参考記事)
また、なかなか連休が取りにくいという人もいるでしょうが、そこは思い切って有休を使って連休を作り出すとかしてもいいと思います。禁煙はあなたの人生にとってとても大事なことなんですからね。
さらに、有休もとれないし、連休もないし、休みも調整できないよという人もいるかもしれませんが、そのときはあらためて「その仕事は自分にとってどうなのか」ということも考えてみるべきときなのかもしれません。
〇〇だから、自分はできない。〇〇のせいで、できない。〇〇じゃないと、できない。
などなど、できない理由を延々と並べ続けるのではなく、「どうすればできるか」を考えていきましょう。
「こうなれば、できるんだけどな」
もし自分がその答えを知っているのであれば、それを実行するだけですよね。
また、そういった答えを自分で見つけ出し、実際に実行できるような人にとっては、おそらく禁煙などそもそも難しいことではないでしょう。
ぜひどんどん自己実現して、自分の理想とする姿や生活を目指していってくださいね。
そもそも、それこそが禁煙をする本当の意義なんですから。
おわりに
まとめになりますが、仕事をしながら禁煙をすることは可能ですよという話でした。
むしろ禁煙することと、仕事をすることは別で考えたほうがいいですね。
問題になるのは、禁煙のためのスケジュールがしっかりとれるかどうか、そして自分自身がしっかりと禁煙マインドを身につけられるかどうかというところですね。
せっかく禁煙を考えているならば、しっかりそれを実行して、仕事も人生もより良くしていくことを考えましょう!
応援していますよ!^^
他にも関連記事があります。
それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
コメント