「タバコは身体に悪いからもうやめたい」
良い判断ですね。ぜひ、やめましょう。
それならばタバコの害についてもっと詳しく知っておいたほうが、より禁煙意識が高まりますよ。
タバコが身体に悪いというのはもはや周知の事実ですが、なぜそんなに身体に悪いのかということは、僕も禁煙するまであまり深く考える機会がなかったんですよね。
でも今は心から「もうあんなものは吸いたくない」と思っています。タバコの有害さがよく分かったからですね。
タバコがなぜそんなに有害なのかということは、禁煙を進めるうえではぜひとも知っておいたほうがいいですよ。そのほうがよりタバコと決別しようという気持ちになれるでしょうからね。
ということで今回は、タバコには有害な成分がなぜ多いのかということについて書いていますので、一緒に見ていきましょう!
タバコにはなぜ有害な成分が多い?
一言で言うと、
様々な化学物質を不完全燃焼させるから。
ですね。
これだけではちょっと分かりにくいと思いますので、順番に説明していきますね。
ポイントはタバコの製造工程から
タバコがなぜそれほど有害となってしまうのかについての大きなポイントは、その製造工程にあります。
タバコは植物であるタバコの葉を乾燥し加工して作られますが、売られているタバコの銘柄の数ほどそのタバコの葉の品種があるわけではないんですよね。
ではどうやって銘柄ごとにタバコの味や香りを変えているのかということですが、そこで登場するのが様々な添加物です。
その数はおよそ600種類ともいわれています。
そのうちの数百種類を様々にミックスし乾燥加工したタバコの葉に添加することで、また、タバコの葉自体も複数ブレンドすることにより、味や香りの違ういろんな銘柄を作り出しているというわけですね。
添加物の多くは香料として無害なものも多いようですが、問題はタバコ特有の依存性を高めるために利用される物質も多々あるというところですね。
例えば糖類はよりタバコの依存性を高めるため、そしてアンモニウム塩はニコチンをより吸収させやすくするためなどといわれています。他にも気管を拡張させて煙を吸いやすくさせるために添加されるものや、身体の拒絶反応を抑えるために添加されるものなどもあるといわれていますね。
まあ、はっきり言って、
しっかり僕たちが依存しやすいように造られている
ということですよ。
そりゃそうですよね。
僕はこのことについてはなんら驚きませんでしたよ。
例えばお菓子や普段食べている食品だって、昔から何十年もかけて徹底的に研究されて改良を重ねてきているじゃないですか。
僕たちが「おいしい、また食べたいな」と感じるようにね。
野菜や果物だってそう、品種改良するのはそういうことですよね。
そして時代は令和ですよ。
タバコなんて、できてからもう何百年経ちましたか。
それはもう徹底的の徹底的に、圧倒的、悪魔的・・・!に、考え抜かれているはずですよね。
だからこそ、手を出せばいとも簡単にニコチン依存症になってしまうんですよ。
タバコだけじゃないですよね。酒も麻薬もドラッグもそういうことなんでしょう。
問題はタバコの煙にあり
少し話が逸れましたが、次はこのタバコに火をつけた際に出る煙に多くの問題があるということについてお話ししますね。
もともとタバコの葉に含まれているニコチンを始めとし、そのうえに添加された数百種類の添加物を、タバコの先についた比較的低温低火力の火で燃焼させることによって、不完全燃焼が起こり、一酸化炭素を始めとする膨大な種類の有害物質が生成されてしまうというわけです。
ここでよくいわれるのが、タバコの煙にはおよそ5000種類もの化学物質が含まれており、そのうちの約200種類以上が人体に有害、そして約70種類ほどの発がん性物質があるということですね。
この有害物質や発がん性物質があまりにも多く、そして実際に喫煙によって病気となってしまう人の多さから、タバコが問題視されてきたわけです。
さらにはタバコのフィルターを通して吸う本人の主流煙よりも、直接外気へと放たれる副流煙のほうが有害物質を多く含むという研究結果もあり、他者への受動喫煙も大きな問題となっているということなんですね。
ちなみにこのタバコの煙に含まれる有害物質の中には、ゴキブリ駆除や殺虫剤に使われる成分やネズミを駆除する殺鼠剤(さっそざい)に使われる成分、さらには毒薬のヒ素やらシンナーのトルエンやら人を○○するガス室で使われたシアン化水素(青酸ガス)と呼ばれるものまであるといわれるじゃないですか。
ま・さ・に・毒のデパート!はいアウト-!!
というわけですよ。肺アウトなんつってウマイコトイッチャッタ。ニヤリ。
とにかくですね、タバコとその煙がいかに恐ろしいものかということを、その有害さだけでなく、依存させるために徹底的に考えて開発されているということも合わせ、二重の怖さがあるということをあなたにも知ってもらいたいんですね。
いや、さらにその煙を周囲の人や家族に吸わせてしまう怖さなども考えたら、二重三重の問題ではないですね。
とにかく僕はもうタバコが怖いですし、吸いたくないし、その必要も無いです。
もうタバコを吸う意味も理由も無い。
タバコのことをよく知って、いろんなことに気がついたからですね。
だからこそあなたにも知ってほしい、そんな気持ちでこの記事を書いています。
おわりに
実は僕の身内にもがんになった人がけっこう多いんですよ。
そのままあっという間になくなってしまった人もいれば、抗がん剤治療で髪の毛も失いながら大変つらそうにしている人も見てきました。決してタバコだけがすべての原因じゃないとは思いますけどね。
それでも、やっぱりタバコの煙に含まれる有害成分、その中でも発がん性物質がはっきりとたくさんあるのを確認してしまうと、どうしてもタバコを吸うということは、お金を出して病気を買っているということになってしまいますよね。
「わざわざお金を払って病気にならなくてもいいじゃないか」、「いざ病気になったときに、本当に後悔はしないのか」、「あのときタバコをやめておけばよかったと本当に言わないのか」。
僕は何度も自問自答しましたよ。
そして出した答えが禁煙(卒煙)です。
あなたはどうしますか?^^
タバコの有害物質については前回の記事でも詳しく書いていますので、合わせてどうぞ。
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それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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