「よし、禁煙に成功したぞ!」
禁煙から3か月、1年、そして3年も経ってくるころには、すっかり禁煙に成功したという感覚にもなってきます。
それ自体は悪いことではなく、むしろ喜ばしい感覚でもあるのですが、やはり気をつけなければいけないのは、再喫煙からのリバウンドですよね。こればかりは正直、依存症の僕たちは一生気をつけていかなければいけません。
それでは主にどういったことに気をつけていかないといけないのか、二度と喫煙者に戻ってしまわないように、禁煙後に絶対に忘れてはいけないことについて考えておきましょう。
禁煙後に忘れてはいけないこと
禁煙後にリバウンドしてしまわないように、以下のことは絶対に忘れないようにしておきましょう。
・タバコと上手く付き合うことはできない
・タバコにメリットは一つもない
・本気の禁煙のチャンスはそれほどない
順番に解説していきますね。
1本だけなら大丈夫ということはない
これは多くの人が再喫煙してしまう理由ですね。
例えば飲み会で「1本だけなら大丈夫だろう」などと安易に考えて、人からタバコをもらって吸ってしまうパターン。
確かにそのときは、「うええ・・・まず・・・」と感じて、「やっぱいらね」なんてことにもなるんですが、タバコの誘惑はもうすでにあなたの身体の中で始まってしまっているんですよね。
次の日、あるいはまたその次の日にでも、なにか嫌なことがあったとします。
そのときにまたタバコのことが頭をよぎってしまう。
そこで「この前も大丈夫だったから、1本だけなら・・・」という思考になってしまいがちなんですね。
1本だけで済むということは絶対にないということを理解しておいてください。
その1本は、確実にまた延々と終わることの無い喫煙生活にあなたを引き戻す最初の1本です。
ゆめゆめ、お忘れなきよう・・・。
タバコと上手く付き合うことはできない
タバコと上手に付き合うことができないということなど、もう嫌というほど分かっているじゃないですか。長年タバコを吸ってきた人ならなおさらです。
1本でも吸えば、元の本数に戻るのはあっという間です。いや、元の本数より増えるかもしれませんね。それがリバウンドというものですから。
とにかく、もうタバコとうまく付き合えるなんて考えは捨てましょう。悪魔とうまく付き合ったとて何になるんですか。結局自分が嫌な目に合うだけですよ。
そしてタバコとうまく付き合えないのは、何も僕たちが悪いわけではないので気にしなくていいです。それがニコチン依存症というものであり、タバコ(麻薬)というものですからね。
タバコにメリットは一つもない
僕も禁煙してみて本当によく分かりましたよ。
タバコにはメリットが一つも無いということがね。
一昔どころか、三昔くらい前までは確かにタバコがかっこいいなんて思想もありましたけどね、今はそれも真逆です。
また、タバコの唯一のメリットかも?としてよくいわれる、喫煙所のコミュニケーションというものもありましたが、それもまったく気にしなくていいですね。
そもそももう世の中の大半が非喫煙者なんですから、タバコを吸わないほうがよりたくさんの人と綿密なコミュニケーションが取れます。
そしてタバコを吸わない人と落ち着いて会話ができるということは、僕も喫煙者時代には本当にできないことでしたが、今はそれができるのです。それが嬉しい。
あの時間を追うごとに感じる無益な焦燥感も無ければ、無駄な離席時間も無く、本当に落ち着いて人との会話を楽しむことができます。
もう疑う余地も確かめる必要も無いでしょう。
タバコにはメリットは何もないということは、一生忘れないでください。
本気の禁煙のチャンスはそれほどない
禁煙を失敗したらまた一からやればいい。
確かにその通りでもあるんですが、禁煙は一度失敗すると、またしばらくの間喫煙を続けてしまうことも多いですからね。
そういう意味では、何度も何度も禁煙と喫煙を繰り返している時間は、正直人生にはあまり無いのです。
なかでも、あなたの気力や体力が充実してタイミングもよく、本当に本気で禁煙できるチャンスというのは一生の中でも限られてくるでしょう。
だからこそ、せっかく軌道に乗せた自分の禁煙を、簡単に失敗に終わらせないようにしていきましょう。
前述したように、「1本だけなら」などと考える必要はありません。
先に僕が答えを言っておきましょう。
吸えばまた同じ悩みを持つだけですよ。とね。
このこともぜひお忘れなく。
おわりに
以上、禁煙後にリバウンドしないために絶対に忘れてはいけないことという話でした。
逆に言えばこれは、禁煙がうまくいきだすとつい忘れてしまいやすいこととも言えますからね、絶対に忘れないようにしていきましょう。
忘れないようにメモしておくのもおすすめしますよ。僕はそうやって「絶対に忘れたくないこと」は常にメモを取っておくようにしています。
人間は忘れやすい生き物ですからね。忘れてしまうので、同じ過ちを繰り返す。
ならば、忘れることさえなければ同じ過ちを繰り返さずに済む。
そういう理論です。
忘れそうになったらまたここに来てくださいな!^^
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それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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