「タバコを吸う意味もメリットもない」
そのことにしっかり気がつければ禁煙はうまくいきますよ。
タバコにはストレス解消効果もなければ、気分が落ち着くというような作用や、元気や勇気が出るというような効用もありません。あるのはそういったまやかしのイメージ(思い込み)と、ニコチン依存症者の禁断症状を和らげる効果だけです。だからもともとタバコを吸う必要はない。
つまり今まで自分がタバコに対してメリットがあると思っていたこと、吸う意味があると思っていたこと、吸う価値があると思っていたことが、すべて自分の勘違いだったということに気がつきさえすれば、もうタバコを吸う意味も理由も価値も必要性もなくなるわけですから、納得して禁煙ができるようになるというわけです。
僕も長年、これに気がつかずになかなかタバコをやめることができませんでした。しかしこれに気がついてからはあれだけ難しいと感じていた禁煙がうまくできるようになりましたし、何より今はもうタバコを吸うことがいかに人生において無駄なことだったかということもよく分かっています。
タバコを吸うメリットがないということは、それはもう無駄以外の何物でもないということですからね。
自分にとって無駄なものはすっぱりと排除してしまいましょう。それが禁煙というものです。
ということで今回は、タバコは人生の無駄の極みであるということについて書いていますので、一緒に見ていきましょう。
タバコは人生の無駄の極み
確かにタバコは自分にとっては無駄ではないと考える人もいるでしょうが、それはその人の考えであり、そこを議論するつもりはありません。それを言ったらタバコは無駄というのも僕の個人的な考えですからね。
しかし、あなたがもう本当にタバコをやめたい、自分の人生からタバコを完全に排除してしまいたいと本気で考えているのであれば、僕と同じくタバコは人生の無駄の極みということをしっかり理解したほうがいいです。
それではいったい何が無駄なのかと言いますと、以下のようなことですね。
・時間の無駄
・健康の無駄
・思考の無駄
・人生の無駄
順番に見ていきましょう。
お金の無駄
これはもう言わずもがなですね。
タバコを吸い続けている間は、毎日毎日数百円ずつ、月にすると数万円ずつタバコ代に消えていくことになります。
それで得られるものは何か。
はい、不健康、くさい口臭、肌荒れ、ヤニ汚れ、黄色い歯・・・。欲しいものは何一つないですね。
そんな無駄でしかないものを、給料の何割かを使って買い続ける意味は?それも一度きりではなく、毎月毎月、何年も何十年も買い続ける意味は?
ないですよね。だから無駄な買い物、お金の無駄であるということです。
さらにその月々のタバコ代の数万円分を稼ぐために、自分の時間も命も身体も心もすり減らして仕事してお金を稼いでいるのだとすれば、そんなむなしいことがありますかって話。まさにそれはタバコの奴隷ではないですか。
僕はタバコの奴隷になってしまっている自分が嫌になったことも、禁煙を始めた大きな理由の一つです。
時間の無駄
タバコをやめるとよく分かることの一つに、いかに時間を無駄にしていたかということがあります。
タバコを吸う時間はもとより、喫煙所まで移動する時間、出先で喫煙所を探す時間、タバコを買いに行く時間や吸殻を掃除する時間まで。
タバコを吸いさえしなければ、何一つ必要のない時間ばかりです。
数分のことでも積もり積もって何時間にもなりますし、それが一生となれば恐ろしい時間です。
さらに寝起きもまずはタバコを吸わないと動けない、何も考えられない、常に何かの行動をする前には必ずタバコを吸う時間が必要と。
お金を運ぶ奴隷だけでなく、しっかりと身体的な奴隷にも仕立て上げられているというわけですよ。早くそんな生活から抜け出しましょうというのがここで僕の言いたいことです。
健康の無駄
喫煙は明らかに健康を無駄にしていますね。
あまり意識したことがないかもしれませんが、健康は自分にとっての大きな財産です。
健康を損なえばお金も損失しますし、時間も奪われます。行動も制限されますし、生活するうえで様々な制約を受けることになります。
人生をハードモードにすると考えてみるのはどうでしょうか。
汗水たらして手に入れたお金でタバコ代を払い、時間を失い、健康を害してハードモードな人生を送る。なんとも情けない、いや、それでは自分があまりにもかわいそうではありませんか。
本気で禁煙をする気であるならば、自分のことを大切にする意識を忘れてはいけません。決して自分の誇りを失ってはいけません。
あなたのことを大切にできるのはあなた自身しかいませんからね。
思考の無駄
思考や精神というものも、目には見えませんが私たちの人生において非常に大事な要素です。
あらゆる判断をする思考も、困難に立ち向かう精神力も、自分の人生をより良いものにするためには不可欠な要素だからですね。
その大事な思考や精神も無駄に浪費しているということも言いたいのです。
タバコを吸うことで無駄なイライラを生み出し、集中力を下げ、仕事の能率までを下げる。さらには自分に本来あるべき自信や自己肯定感を引き下げ、行動力や継続力といった各種の能力を失いやすくする可能性もあると。
また、単純にタバコをやめられないことを悩んだり、火の始末を気にしたり、タバコの値上げやマナーについていちいち考えたり心動かされたりすることもその一つです。
無駄。
タバコを吸わなければ、無駄な悩みや思考をする時間も機会も体力も労力も減らせます。その分を、自分の大切な人生を向上させることに使えます。
心から、身軽になりましょう。
人生の無駄
結論になりますが、タバコを吸うことでお金を無駄にして経済的負担を抱え込むこと、時間を無駄にして不必要な焦燥感や余裕の無さを引き寄せること、健康を無駄にして人生に余計な問題や制約を増やすこと、さらには無駄な悩みや心配事を増やすこと。
これらすべてが本当に無駄だったということが言いたいのです。
つまり、人生を無駄にするということ。
一片の想いは分かります。僕も長年の喫煙者でしたからね。
例えば、若い時分にタバコが仲間とのコミュニケーションの手段の一つであったこと、あるいは人生のある時期においては、タバコが心の拠り所ともなっていたこと。そういった経験や思い出のようなものは喫煙者なら誰しも一つや二つはあるでしょう。
それらをすべて否定するつもりはありません。過去は変えられるはずもないですしね。
問題は、今の自分にとってタバコは本当にまだ必要不可欠なものなのか、そしてこれからの人生において本当に必要なものなのかをしっかり考えてみることです。
僕ももうタバコを吸ってカッコつけていた若いときではないですし、タバコを吸っていなければ「なめられる」というような世紀末な環境にもありませんからね。
タバコを吸う理由も意味もメリットも必要性もないので、タバコを吸わないのです。というか、タバコを吸うことで無駄にすることや失うものが多すぎるということです。
あなたにもそのことに気がついてほしくて、この記事を書いています。
タバコがこれからのあなたの人生にとって本当に無駄なものだということが認識できると、禁煙をする意義や価値、必要性や信念というものがより高まりますからね。これらが禁煙を成功させるための大きな要素だということを知っておいてください。
おわりに
経済的に特に裕福ではない僕のような者がタバコを吸っていても、自分をさらに苦しめ追い込むだけです。また、これからその人生をより良いものにしていこうという機会や時間までも奪われているということを知りましょう。
そして健康が無ければいくらお金やゆとりがあっても人生は楽しめませんし、人生の悩みは一つでも少ないほうが良いじゃないですか。
そう思うなら、禁煙ですよ。
そこに気がついたら、禁煙すべきです。
このブログを読んでくれたことも何かの縁かもしれません。あるいは、あなたにとってこれが大きなチャンスになるかもしれません。
思い立ったが吉日。
やるなら今じゃないですか?禁煙。
ぜひ僕と一緒にやりましょう!^^
他にも関連記事があります。
それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
コメント