「禁煙を始めるタイミングはいつが良いのだろう。」
禁煙を始めるにあたって多くの人が考えるのが、禁煙を開始する日付です。
「数えやすいから次の月の1日から始めよう」、「覚えやすいから自分や家族の誕生日からスタートしよう」、「今年こそ元旦から始めるぞ」。
そのようなことを考えることがあると思います。
しかしながら、いざその日が来て禁煙を始めたとしても、やっぱり思うように続かなかったという経験が僕にもあります。
一大決心をして設定した禁煙開始日にもかかわらず、やっぱり失敗してしまう理由は一体なぜなのかということについて一度よく考えてみましょう。
禁煙に失敗してしまう理由や原因を徹底的に考え、一つ一つ潰していくことが成功への道筋となりますからね。
ということで今回は、禁煙の開始日はいつが良いのかということについて書いていますので、一緒に見ていきましょう!
禁煙開始日はいつが良いのか
まず禁煙の開始日として一番良い日はいつなのかということですが、実はこれは本当に、
いつでも良い
ですね。
元旦か、誕生日か、結婚記念日か、月の始めか、ということが一見重要かと考えがちなんですが、実はこの日にちが問題なのではなく、その日に自分が禁煙できる人になっているかどうかが問題だからです。
つまり禁煙には日にちや日付が重要なのではなく、自分自身の絶好絶頂の禁煙タイミングのほうが確実に大事ということが言いたいわけです。
言い方を変えると、禁煙をできる人になっていないあなたが、いくら大事な記念日を禁煙開始日に設定したとしても、その日から完全に禁煙を続けられる可能性は高くないということですね。
過去の僕もそうでした。
自分の誕生日、子供の誕生日、妻の誕生日、元旦、月始め、七夕(たなばた)やクリスマスに至るまで。
何度も禁煙開始日を設定しては、ことごとく失敗をしてきました。
その理由は、ただ一つ。
禁煙をできない人が、一生懸命禁煙開始日だけを設定していたからです。
まず順番として、禁煙をできる人にならなくてはいけなかったのです。
禁煙をできるようになっていない人が、何度禁煙開始日を設定しても、それはほとんど無駄に終わります。
例えば「今年の元旦から絶対禁煙するんじゃー!!」と決めて、本当にその通りに実行できる人もいますが、それはもうその人がすでに禁煙をできる人だったという話です。
以前からタバコをやめたいと「本気で」考えていて、どんな離脱症状にも打ち勝つ覚悟もできていて、もうタバコに未練も何も残さないという決意も固まっている。
そんな人がちょうど間もなく自分の誕生日を迎える、新年が始まる、そのタイミングで禁煙を開始して、うまく続いた。そんな話ですね。
つまり重要なのはどの日にちかではなく、あくまでも自分のほうということをもう一度よく理解してください。
実際に重要なのは日にちではなく自分次第
ちなみに僕も何度も何かの記念日を禁煙開始日に設定しては、ことごとく失敗してきたと述べましたが、やはり最終的に禁煙が続いている今、これを開始した日は本当に何でもない普通の日でした。
しいて言えば仕事が忙しくなく、休みが続けてとれると分かっている日でしたが、とにかく重要なのは、その日から自分が禁煙をできる人になっていたのかどうかです。
今だから言えることでもありますが、その日までに禁煙の準備がすべて整っていたかどうかというようなことですね。
(参考記事)
禁煙できる人とできない人の違いは、もう心からタバコは自分に必要の無いものという認識ができているかどうかということや、タバコというものについて完全に理解しているかどうか、そしてタバコの無い人生を送ることの意味や幸せを感じられるかというようなこともポイントになってきます。
(こちらの記事もご参考に。)
ここは一言では言い切れないくらいボリュームのある話になってきますので、このブログでそれぞれの記事にまとめているというわけです。
結論になりますが、禁煙を開始する日に特別適した日というものは無く、とにかく自分自身の禁煙に対するあらゆる知識や正しい認識がつき、そして自分の意識や気持ちが最高かつ最強に高まった日が、あなたの禁煙最適日と言えるでしょう。
その付近に自分自身の記念日があればそれを気持ち的に利用することもできますが、それよりも僕がよく考えてほしいと思うことは、離脱症状に備えてきちんと休息をとれる日程があるかどうかということや、事前にしっかりと用事ごとを片付けておくことなどですね。
もちろん、このブログで常々書いている、あなたのタバコに対する認識を変えるということは必須項目ですよ。
決して勢いや我慢だけで禁煙を始めないようにしてくださいね。
それではせっかくの記念日も、また禁煙を失敗した日となってしまいますからね。
もしあなたが何度も自分の大事な日を禁煙開始日に設定しても、どうしても失敗してしまうというのであれば、まずは自分がそもそも禁煙をできる人か(禁煙を達成できる条件にあるのかどうか)というところから考えてみる必要があります。
あなたがすでに禁煙をできる人になっているならば、禁煙開始日は本当にいつでも良いですし、逆に禁煙できない人のままであるとすれば、何度禁煙開始日を大事な日に設定したとしても、無駄に終わるということです。
ぜひ、もう一度このことをあらためて考えてみてくださいね。
日数計算には禁煙アプリが便利
スマホの禁煙アプリなどを利用すれば、禁煙開始日が何も特別な日ではなかったとしても問題ありません。
禁煙を開始した日時や、吸っていたタバコの本数や金額を入力しておけば、自動的にこれらをカウントし続けてくれるアプリがありますので、それらを利用すると良いでしょう。
デザインや機能の違うアプリが複数ありますので、自分好みのものを探してみてくださいね。
もちろんメモやカレンダーに手書きもアリです。そのほうが意識が高まるというならばぜひそれをすべきです。
禁煙はとにかく自分に合った方法を見つけていくことが大切ですからね。
おわりに
結局僕の場合、今の禁煙が続いている禁煙開始日は、自分のタバコに対する認識がしっかりと変わり、禁煙の意識が最高に高まり、どんな離脱症状にも耐えてやるという強い覚悟を持ち、そのための気力と体力が充実し、そしてその環境が整ったと思えたその翌日からでした。
8月の下旬で、特に自分に何か関連する日ではなかったですが、言ってみればそれが僕の【禁煙最適日】だったというわけです。
はたしてそれが何年何月何日なのか。
それはあなただけにしか分かりません。
そしてそれは禁煙することを諦めずに挑戦した人だけにしか手に入らない自分だけの禁煙記念日ということだけは確かです。
あなただけの禁煙開始日を見つけましょう!^^
他にも関連記事があります。
それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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