「禁煙の便秘がつらい・・・。」
禁煙したことで便秘に悩まされるようになったという人が多くいます。
僕もまさしくその一人で、過去の禁煙チャレンジも含めて、禁煙開始時には必ずこの便秘に悩まされてきました。
実は禁煙による便秘も離脱症状の一つとして、広く知られていることではありますので、特段珍しいものではありません。
しかし実際に何日も、あるいは何週間も便秘の症状が続いてくると、身体にもなかなかの負担がかかりますし、なによりちょっと大丈夫かなと不安になってきますよね。
「タバコを吸っていたときは便通が良かったのに・・・。」
そのように考えてしまうことはよく分かりますが、絶対にここで吸ってはいけませんよ!それこそがタバコへの心理的依存であり、完全なるまやかしです。
何より、あとで説明しますが、タバコを吸っていたころの便通自体が、そもそも決して健康的なものだったとはいえないのですから。
そして今現在、僕自身の禁煙当初の便秘問題はすっかりと解消していますので、どのくらいの期間でその便秘が改善していったのかということについて、僕の経験からお話していきたいと思います。
ということで今回は、禁煙の便秘はいつまで続くのかということについて書いていますが、どうしても下の話になってしまいますので、その辺はご了承を。(笑)
それでは行ってみましょう!
禁煙の便秘はいつまで続く?
一般的には禁煙によって生じる他の離脱症状と同様に、禁煙から2~3週間をピークに徐々に改善していくといわれています。
少し長く見積もって、およそ1か月程度が目安になるといったところでしょうか。
たしかに僕の実体験でも、やはりピークは禁煙開始から大体1か月ごろまでだったと認識しています。
禁煙開始から2、3日ぐらいして、「あれ?そういえばトイレ、大きいほうが全然出ていないな」ということに気づき、便秘を気にし始めるのですが、多めに水分をとったりしっかり食事をしているにも関わらず、なかなか出ないんですよね。
それでも3日ごとくらいには一応便意が催してきますが、とにかくカッチコチのコロッコロで、まったくスッキリしないんです。
明らかに食べた分の量が出てこない。
それが1週間程度も続くと、やはりお腹は張ってきますし、下っ腹に不快感も出てきます。
でもそれこそ1週間に一度くらいはまとまって出ることもあるんですが、とにかく固いわぶっといわで、ケツがヒーヒー言いますね。(ちょっと表現がアレですが今回はご勘弁)
そしてやっと出たかと安心するのもつかの間、またそこから便秘のサイクルが始まります。
過去の禁煙日記を読み返しても、やはり禁煙から3週間目くらいではまだまだつらい便秘が続いていましたし、その後1ヶ月を過ぎたころから改善はしていったとはいえ、実際にはもう少し続いていたように記憶しています。
あくまで僕の場合ですが、2か月か、いや、本当に気にならなくなるには3ヶ月程度かかっていたかもしれません。本当にいつのまにか、解消していたという感じです。
最終的に頻度は1日に一回、もしくは2日に一回程度と、そして硬さも量も安定するようになっていきました。
個人差が大きい
禁煙することで実に様々な離脱症状に見舞われることはやむなしですが、この便秘に関しては特に個人差が大きいところだと思われます。
元々から便秘体質だったという人もいるでしょうし、あとは禁煙してからの食べ物を始めとする生活習慣も完全に人それぞれですからね。
今回はあくまでも僕の経験談での話ですが、禁煙開始から食欲が増して、結構ご飯の量は多めに食べていました。それでも出ないもんですから、お腹が張ってきたりしてつらかったですね。
食べた分が出ていかないので当然体重も増えましたし、そういえば吹き出物も気になっていました。
しかしこの辺りに関しては、禁煙の好転反応といえる部分でもありますので、必要以上に気にせずに、とにかく禁煙初期の離脱症状のつらい時期を乗り切ることだけを考えていました。
また、これも僕の話ですが、禁煙してから運動を多く取り入れたこともあり、食事メニューにたんぱく質を増やしていたことも少なからず関係していると思われます。
食欲があるからといって炭水化物を摂りすぎると体重増加が気になりますし、かといって減らしすぎても今度は便秘が悪化するというジレンマ。
本当にこの辺りは自分の体と相談しながら上手にやってもらうしかないと思いますし、とにかく無理をせず、あまりにも便秘が酷い、あるいは体に不調を感じた場合は、すぐに医師の診断を仰ぐことも考えておいてください。
とにかく自分の体を大事に。です。
そしてあくまで便秘が続く期間は人それぞれですが、禁煙が慣れてくる頃には必ず落ち着いてくるはず、そう信じて乗り切っていきましょう!
以前は便通が良かった?
タバコを吸うと便意を催す、あるいは便通がはかどるという経験がある人は多いと思います。
実際に以前は僕も朝起きて一服するとすぐにトイレに行きたくなったり、どちらかというと軟便から下痢体質ともいえるものでした。
タバコを吸うと、便意を催す。
これはなぜなのでしょうか。
第一にはニコチンの作用が挙げられます。
ニコチンが自律神経を興奮させ、腸の働きを活性化させます。その結果として、排便が促されるというものですね。
他にも、習慣や暗示であるということが考えられています。
いつもの決まったタイミングでタバコを吸う、するといつものように便意が来るという、思い込みともいえるところですね。
確かにトイレでタバコを吸う人も多いですし、排便がはかどると信じていることで、何かしら精神面に作用しているということも考えられますね。
じゃあタバコを吸ったほうがいい?
とんでもないですね!!!
それは、本末転倒ですよ奥さん。
便秘は一時、喫煙は一生ですよ。
どちらの健康被害が甚大かは言うまでもありませんよね。
そしてもう一つ考えてもらいたいことがあるんですよ。
以前の僕は便通も良く、どちらかというと軟便や下痢体質だったと言いましたが、それは本当に健康的だったと言えるのかという話です。
今思えば、体内に入った有害物質を自分の体(内臓)が一生懸命少しでも早く体外へ排出しようとしていた結果だったのではないかと考えています。
実際に何か悪いものを食べたときでも、そのような傾向がありますよね。それと同じく、胃腸が悪いものを押し出すために活発に動いていただけ、いや、むしろ強制的に動かされていただけであると。
何より今現在の僕の便通は以前と変わらない頻度に安定していますし、それよりも便の質が非常に良くなったことをはっきりと認識しています。
つまり、本当の便意は今のほうがとても自然なものであり、健康的で健全な便が出ているのだということです。
だからこそ、便秘になったからといってまた喫煙をするのは大間違いだといえますし、タバコはお通じに良いものなどという認識はそっくりそのまま捨ててしまいましょう。
まやかしです。
まやかしでしたよ、完全に。
これが僕の体験談です。
おわりに
今回は若干汚い話で申し訳ないですが、健康を考える上でとても大事なことですからね。
タバコを吸うことでお通じが良くなると考えている、あるいはタバコをやめると便秘になるのが嫌で禁煙に踏み切れない、そのような人は本当に多いです。
しかし、禁煙をして大なり小なり便秘やその他の症状に悩まされることもあるでしょうが、それを乗り越えた先にある、【本当の健康】を考えてほしいんですよね。
少なくとも僕は禁煙をして、以前よりあらゆる面で健康を実感しています。
結局便秘も日にち薬で治りましたし、病院のお世話にもならずに済みました。
何よりもうタバコを吸っていないので、禁煙による便秘という身体的な悩みも無くなりましたし、精神面でも健康になったと思えます。
そして健やかな気分で運動や食事についても考え、少しずつ生活に取り入れていく。それがまた良い腸活に繋がっていくと。
あなたも本来の健康、本当の健康を目指しませんか?
禁煙はやるだけの価値がありますよ。
ね。^^
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それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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