「禁煙をするのは難しいから、とりあえずタバコの本数を減らすか・・・」
本当はタバコをやめたいのになかなかやめられないでいると、このように考えていまいがちなんですよね。まさに僕がそうでした。
タバコを吸う本数を減らせば金銭面の負担も減るし、多少は健康にも良いだろう。そしてもしかしたらそのまま禁煙できるかもしれないしな。そんなことをよく考えていましたね。
しかし結果的にはもちろんこれでは禁煙はできませんでしたし、逆に禁煙のタイミングをずるずると伸ばしてしまう結果にもなっていたように思います。
つまり、禁煙するには減煙はあまり効果的ではないということですね。
今回は禁煙と減煙の関係について考えていきましょう!
禁煙するなら減煙は逆効果?
実は禁煙することを考えるなら、減煙は逆効果とすらいわれているんですよね。
その理由としては、タバコを吸う間隔が伸びれば伸びるほど、次の一本への欲求や渇望、楽しみが大きくなってしまうため、よりタバコに依存してしまう可能性があるということ。
我慢して我慢して、やっとの思いで吸える。そんなことを繰り返していれば、そりゃ確かにその一本の価値やありがたみを無駄に高めてしまいますよね。
それはまるで、喉が渇いているのをひたすら我慢してから水を飲むような、あるいは、お腹を空かせてそれでもまだ十分に我慢したあとに食事をとるようなもの。
逆にタバコへの依存心を高めてしまう恐れがある。それが減煙のリスクですね。
本当に計画性をもって禁煙できる人ならいいと思うんですよ。
例えば一日20本吸っていたタバコを、段階的に10本、5本と減らしていき、最後には0本にして「はい禁煙完了」ということがきっちり実行できる人ですね。
ちなみに僕はこのやり方を試みたこともありますが、当然のごとくうまくいきませんでしたよ。一日に吸う本数が減ったことで、よりイライラする時間が増えたり、タバコのことを考えることが増えただけでした。
そのとき思いましたね、「こんなに計画的にきっちり禁煙できるような人は、そもそももうタバコを吸っていないよね」と。笑
そんなにうまくできないから、いまだにタバコをやめられずにいたわけで。
結局本気で禁煙をするならば、減煙ではなく、やはりすっぱりとやめるほうが効果的だというわけですね。
それでもあえて減煙するならば
禁煙するのに減煙は効果的ではないと知りつつも、僕が最終的にやっていた減煙の話もしておきますね。
それは、どうせ吸うならまずいタバコを吸うということです。
絶対に禁煙をするんだ!ということが前提ですが、それでも実際には過去に禁煙にチャレンジして数日吸わなかったあと、どうしても耐えられなくなってタバコを吸ってしまうこともありました。
もちろんそこでその禁煙は失敗ですが、それを無駄にはしたくないと、あえて今まで自分が吸っていた「おいしい(と感じる)タバコ」ではなく、「クソまずいクッサいタバコ」を選んで吸うことをしていました。
「こんなクソまずい吐き気のするものをまだ欲しがるのか?バカなの?」と自分に言い聞かせるためですね。
わざとやたらきついタバコを買って、数本立て続けに吸えば気持ちも悪くなってきます。そして数本だけ吸って、残りは迷わず捨てる。そして再度禁煙に挑むと。そんなことを最終的にはしていましたね。
これも結果的には減煙していたということにもなるのかもしれませんが、これはまあちょっと違うシチュエーションかなとも思います。曲がりなりにも禁煙を始めていたわけですからね。
まあこれは僕の中では最後まで、吸う吸わない、0か1かのせめぎ合いの激しい戦いがあったという話ですよ。
禁煙するならすっぱりやめる
ということで、本気で禁煙をするならば減煙は効果的ではないという話でした。
たしかに、タバコを一日2箱とか3箱吸っていたヘビースモーカーの人のほうが、思いのほかスパッと禁煙できてしまったという話もよく聞きますよね。
また、減煙することでいたずらに禁煙の時期を後伸ばしにしてしまったり、そのまま禁煙のタイミングを逃してしまうということも考えられます。
禁煙するならすっぱりやめる。
結果的にこのほうがラクで、早くて、そして成功する確率も高いということは事前に知っておいて損はないですね。
減煙がきっちりできるような人ならば禁煙は簡単ともいわれるくらいですからね。減煙するということはそもそも難しいことなんです。
だから減煙にチャレンジするくらいなら、その勢いで禁煙にチャレンジしてしまいましょう。
そのほうが手に入るメリットがずっと大きいですからね。
あなたが今減煙することを考えているならば、ぜひ今回の話を参考にしてもう一度あらためてよく考えてみてくださいね。
減煙より禁煙(卒煙)ですよ!^^
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それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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