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ニコチン依存症のことをよく知ればタバコが嫌になるよ!!

「ニコチン依存症をなんとかできないか・・・」

 

ニコチン依存症にお悩みですね?

タバコをやめられなくて困っている、つらいと。

その気持ちはよく分かります。僕も長年悩んできましたからね。

「なんでこんなにやめられないのか」

どうすることもできない自分の不甲斐なさに、何度自己嫌悪したことか。

 

ただですね、禁煙がある程度うまくいっている今振り返ってみると、過去の僕はニコチン依存症というものをいまいちよく理解していなかったなと思うこともあるんですよね。

ニコチン依存症のメカニズムやそれがもたらす具体的な弊害、そしてニコチンそのものについての知識なども乏しかったと考えています。

つまりニコチン依存症に対する知識が少なかったということです。

 

知識が少ないとどうなるか。それはすなわち無知という意味になり、問題意識を持つことや、その問題を解決するための思考や気づきが得られにくい状態になってしまうんですね。

一言で言えば、

だまされやすくなる

ということです。

この場合でしたら、まさにタバコというものにね。

だからいつまでもタバコに吸わされ、タバコを買わされ、税金をたくさん払わされ、健康を害され、それでもやめさせてもらえない、という結果になってしまう。僕もそうでした。

 

だからこそ、よく知りましょう。学びましょう。そして気づきましょう。禁煙は気づくことが大事です。タバコの罠、本質、真理、そういった多くのことにね。それが禁煙成功への最短ルートですよ。

 

ということで今回は、ニコチン依存症をよく知ればタバコが嫌になるということについて書いていますので、一緒に見ていきましょう!

 


 

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ニコチン依存症をよく知る

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まず第一に知っておきたいのは、やはりニコチン依存症のメカニズムですね。

これを知らずしては禁煙がとても難しいものとなってしまうでしょう。

まずはタバコを吸うことで、僕たちの身体にどんなことが起きているのかについてよく知っておくことですね。

 

そもそもニコチン依存症という病気は、血中のニコチン濃度が低下するたびに強い不快感に襲われ、これに耐えられず、喫煙行為を繰り返してしまうという脳の疾患です。

 

タバコを覚える前の自分のことを思い出してみてください。

例えばですが、その頃の自分の脳がまだニコチンというものに侵されていない健康的な状態だとすると、本来であれば自分で何か活躍して人から褒められたり、あるいは自分が努力した結果として何かを達成したりすることで、脳内にドーパミンセロトニンという脳内物質が分泌されます。

何か嬉しいことや楽しいことがあると、ふわっと気分が良くなりますよね。自然と笑顔がこぼれたり。あの感覚です。だからこれらは幸せホルモンや快楽ホルモンなどとも呼ばれています。

 

もっといえば、「気分が良い」、「ほっとする」、「ストレスがとれた」、「気持ちいい」というような感覚ですね。

 

そしてきっかけはどうであれ、初めてのタバコを吸う経験というものを喫煙者であれば誰しも持っているわけですが、その時点ではまだタバコがおいしいとは感じず、ただ「煙たい」、「まずい」と感じることのほうが多いでしょう。

それもそのはず、タバコの煙は毒の塊ですので、健康的で若い自分の身体が拒否反応を示すのはいたって自然なこと。とても健康的な反応です。

しかしそれでも喫煙を続けていくと、なぜかタバコを「おいしい」と感じる瞬間がやってくる。

このメカニズムは、脳内にニコチン性アセチルコリン受容体というものが生成されてしまった結果なんですね。

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まあちょっと全然別の画像なんですが、イメージとしてはこんな感じです。脳や神経系に今までなかった突起物的なもの(受容体)が生成されてしまうようなイメージ。

そしてさらにタバコを吸ってニコチンを摂取すると、ニコチンは数秒(およそ7秒とも)で脳へ到達し、このニコチン性アセチルコリン受容体と結びつきます。

その瞬間、快楽を感じるドーパミンなどの脳内物質が、強制的かつ大量に分泌されるようになってしまうんですね。

分泌されるのは快楽を感じさせるドーパミンだけではなく、精神を安定させるセロトニン、気分をスッキリ(覚醒)させる他のアセチルコリンなどの物質もあります。

 

それらの物質が、別に何かを達成したわけでもなく、特に何か嬉しくなったり喜んだりする出来事があったわけでもなく、ただただ強制的かつ大量に分泌され続けるとどうなるか。

自分の脳が、通常の脳内物質の分泌量やタイミングの調節機能を失ってしまうんですね。ニコチンがなければ脳が本来のパフォーマンスを出せなくなるということです。

 

だから体内のニコチンが切れてくると、すぐにイライラする焦燥感や、だるさを感じる倦怠感、さらには自分で覚醒(脳を活性化)することができなくなっているので、酷い眠気に襲われたりしてしまうわけですね。

それに耐えられず、またタバコを吸う。

そうすると先ほど挙げたような「気分が良い」、「ほっとする」、「ストレスがとれた」、「気持ちいい」などという、本来起こるべきタイミングやパターンとは異なる場面でこの快楽を感じてしまう。

 

喫煙者はこのタバコの嘘、トリック、まやかし、偽りの快楽にだまされ続け、そして支配されてしまっている。

そしてまたニコチンが切れてくると、タバコを吸う。延々と続く悪魔のループですよ。

これがニコチン依存症のメカニズムであり、恐ろしさであり、病気たるゆえんです。

 

これの何が一番恐ろしいかって、薬物依存症となんら変わらないメカニズム、そして依存度の強さだからですね。

僕がこのブログでよく、喫煙者がタバコを吸いながらテレビを観て、薬物で逮捕された芸能人を「バカじゃないの」なんて笑える立場じゃないですよ、と言っているのはこのことからです。

逮捕されるのはその物質が法違反だからというだけ。そしてタバコが逮捕されないのはその法律が無いだけのこと。同じく何かの依存症になってしまっているという事実はなんら変わりませんからね。

もっといえば、覚せい剤もタバコも大麻もその他の薬物も、結局は誰かの依存症ビジネスなんでしょう?それらの良いお客さんになっちまってるのは僕たちも同じなんですよという話にもなるんですが、これはまた話が長くなるので別の機会にしますね。

 

話を戻しますが、ニコチンとその受容体によって本来の正常な機能を失ってしまった脳は、タバコを吸わない人が普段おいしいものを食べたときや、楽しいことをしたときに分泌されるドーパミンが、そのタイミングでうまく出せなくなってしまいます。

喫煙によって、本来そこにあるはずの分泌物が枯渇してしまっている状態と考えると分かりやすいですね。

だからタバコを吸わないかぎりは何をやっても満足できない、スッキリしない、落ち着かないし、何も楽しめない、そんな身体になってしまっているわけですよ。

 

こんな悲しいことってありますかって話。

おいしいものを食べていてもソワソワ、遊びに行ってもイライラ、寝ていても眠りが浅くて身体が休まらないなんて。

よく考えたら大変な人生だと思いますし、非常にもったいないことだとも思いませんか?タバコにいろんなものを奪われていることがね。

楽しいことを楽しみ、いつでもできるだけ気分良くいたいじゃないですか。それが難しい身体になってしまっているから、病気なんですよ。

それが心身共に健康的な状態だとは決して言えませんよね。

 

だからニコチン依存症は本当に恐ろしい病気であり、本来もっと必死で克服すべき疾患なんだと、僕は思うわけです。

決してタバコをあなどったり、なめてはいけません。薬物ですからね。

本来のあなたの健康、財産、時間、信用、気力、体力、行動力…、本当にたくさんの奪われる必要の無いかけがえのないものたちが、タバコによって損失しているのだということを、一度真剣に考えてみてください。

 

僕はそこで本当にタバコを吸い続けることが、もったいないことだと考えるようになりましたよ。

もったいないし、なんかもう・・・やっぱりタバコなんて吸いたくないな・・・と。

心からそう思えたら、新たな禁煙の力が湧いてくるのではないでしょうか。

 

そのためにこの話をしています。ニコチン依存症というものをもっと詳しく知りましょう。知れば知るほど、あなたにとってタバコは必要ではない、良いパートナーのふりをして、ただただあなたから多くのものを奪い取っているだけの存在であることに気がつけるでしょう。

そういった認識が本当に大事。マジ卍

 

終わりのないループから抜け出そう

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上でもうほとんど話をしてしまいましたが、とにかくニコチン依存症のメカニズムをよく知り、そしてタバコと自分のことをあらためて見直すということは、禁煙を始めるにあたってとても重要なことです。

こういったことをよく理解しないまま、強引に禁煙にチャレンジした結果、やっぱりすぐに元に戻ってしまったという人は後を絶ちませんからね。

それはニコチン依存症という病気をよく知らなかったり、この病気を過小評価している結果でもあると僕は考えています。

 

また、これからニコチン依存症という【強敵】と戦おうという人が、その敵のことを何も知らないままに勝負に挑んでいてはどうでしょうか。おそらく、簡単に返り討ちにあって負けてしまいますよね。そういった側面もあります。

敵を倒すには、やっぱり相手のことをよく知っておいたほうがいいです。(ゲームが好きな人なら分かってくれるはず)

とにかく、これも禁煙成功作戦の一環というわけですよ。

 

そしてこのニコチン依存症の地獄のようなループから抜け出す手段としては、しっかり禁煙の知識を持ち、作戦を立てて実行することですね。その参考にしてもらうために僕はこのブログを書いています。

 

タバコを吸い続けた僕たちの脳は、ニコチンの供給なしでは活発に活動ができない状態になってしまっています。

ですので禁煙を始めた瞬間から、脳がびっくりして「え?ちょ、ま・・・いやニコチン入ってこないんだけど・・・ヤバいんだけど?」となり、ダウン状態(離脱症状)になってしまいますが、そこを愛をもって応援してやってください。

つらいだろうけど、少しの辛抱だよと。その先に本来の健康と豊かな感情を取り戻したあなたがいるのだと。少しの間、苦しいかもしれないが、自分と一緒に乗り切ろう。そのように、一生懸命励ましてやってください。

 

自分の身体をいたわれるのは自分だけ。自分を大事にできるのも自分だけなんですよ。

あなた自身がそのことに気づけば、あなたの脳もしっかりとそれを【認識】してくれます。その気持ちに答えてくれます。そしてやがてはタバコのまやかしから解き放たれるんですよ。

それが認識が変わるということです。

 

脳が理解してくれれば、禁煙は間違いなくしやすくなります。

だから自分の脳を応援することは、結果として自分を助けることになり、最終的にはお互いにWIN-WINなわけですよ。

 

ぜひ、自分の脳とあなた自身で力を合わせ、ニコチン依存症との戦いに打ち勝ってください。

僕は少し離れた場所からホイミを連呼して援護しますからね。ニヤリ

 

おわりに

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もう何年も前のことではありますが、ネットでサーフィンを気持ちよく乗りこなしていましたら、タバコの銘柄がメビウスに変わったことを聞いたある人が、「これでまた抜けられなくなるヤツが増えるな」なんて皮肉を言っていたのを目にしましてね。

確かに、面白いことを言うなと思ったんですよね。

タバコのメビウスの本来の由来は別にあるようですけど、禁煙の出口が見つからず抜け出せなくなっていた僕にとっては、なんかちょっと悔しかったんですよね。なめられてるみたいで。

 

そういったことも相まって、僕の中ではどんどんと禁煙意識が高まっていったという話です。

メビウスの輪(帯)から抜け出せなくていくつもの罪を繰り返すのはもうやめにしたかったんですよね。ええ本当に。

 

過去に僕もなんとかしてタバコをやめたいと考えたからこそ、そこからいろんな事を調べて知るようになり、そしてタバコに対する認識が変わり、ようやく禁煙ができるようになったというわけです。

だからよく知ることって本当に大事なんですよ。

 

ということで今回の話もぜひあなたの禁煙に役立ててくださいね。それではまた次回。なに?話が長くて読むのが疲れたから回復してくれですと?ふふふまかせてください、いくらでも援護しますよ。

 

この渾身のホイミでなあ!テレレレ!(しかしMPがたりない!)^^?

 

 

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それでは今回はこの辺りで。

最後まで読んでいただきありがとうございます。


 

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