「タバコはもうダサいんじゃないのか・・・」
ちょっとトゲのある言い方かもしれませんが、実はこれがですね、禁煙を成功させるにあたっては、めちゃくちゃ大事な感覚であるという話を今回はさせていただきたいと考えているんですが、いかがでしょうかはい分かりましたそう言っていただけて嬉しいです。
それではこの件についてお話をさせていただきますね。
ということで今回は、禁煙をするうえではタバコをダサいと思う感覚はめちゃくちゃ大事ということについて書いていますので、一緒に見ていきましょう!
タバコはダサいと思うのがなぜ大事?
タバコに対するネガティブな感覚だからですね。
禁煙にとっては大事な要素です。
実際にタバコ(喫煙)がダサいのかどうかという話は、「その人の考え次第ですね」という話で2秒で終わってしまいますので、ここでそれを議論するつもりはありません。
ここでは禁煙をするうえでという条件をもって、話を進めていきましょう。
今、「その人の考え次第」と言いましたが、本当にこれは自分の考え方や感情次第で、それが禁煙の成否にも大きく関わってくるという話なんですね。
例えば僕が若いころにタバコを吸い始めた大きなきっかけとして、タバコがかっこいい、タバコを吸うことがすごく男らしくてクールなもの。そのような感情があったことは間違いないです。
その若いときに感じた感覚というものはまた根深いものでしてね。その先何十年と僕を喫煙者たらしめることに繋がっていったわけです。
先に言いますが、今の僕はタバコを吸うことがかっこいいとは思っていません。そしてタバコそのものがダサいというよりは、タバコをやめたくてもやめられない自分のほうがダサいなと。そんな風にも考えています。
まあ言い換えればもうタバコを吸うことはダサいともいえますし、もっといえば、タバコを吸う姿はもうみっともない、あるいは恥ずかしいとさえ思っています。
あくまでも僕はそう思うという話ですよ。決して誰かに喧嘩を売っているわけではありません。
例えば今の高校生ぐらいの若い人たちは、タバコを吸うことはもうダサいと考える人も多いと聞きます。本人がダサいと思うなら、やっぱりタバコを吸わなくて済む可能性は高くなりますよね。特に年頃の人たちならなおさらです。
そしてそんな若い人の話ばかりではなくてですね、僕のような中年になって禁煙を始めるという人にとっても、このタバコはもうダサいという感覚は非常に大事だという話なんですね。
「別に俺はかっこつけたくて吸っているわけじゃねえぞ!」、はい、その気持ちも分かります。僕もまさしくそうでしたから。
ただですね、それはもうかっこつけたいという感情よりも、より厄介なニコチン依存症になっているだけです。それはもっと問題ですよね。
「あれ?ニコチン依存症の俺はかっこいいのか?」、「いや、やめたくてもやめられない自分はやっぱりかっこよくないよね?」そう思うようになってようやく、僕も本気で禁煙することを考えるようになりました。
つまり、自分の中にあるタバコに対する思いや感情が、昔の若いときのままというのも、禁煙の邪魔をする弊害になる可能性もあるんですね。
だからあえてタバコはダサいもの、そしてそれをやめられない自分もダサいし、かっこ悪いと思うことで、より「もうタバコをやめたい」という意識が高まることに繋がるかもしれません。
だからこそ、本気で禁煙をする人にとっては、タバコはもうダサいものだという認識を持っておいてもらいたい、そのほうがより禁煙がはかどりますよということをここでお伝えしたいわけです。
価値観の変化がポイント
人の意識というのは興味深いもので、同じものを見ても、自分の価値観が変化することで感じ方が全然変わってくるものなんですよね。あなたにもいろんな経験があると思います。
例えば、好きな人がいたとしても、延々と悪い部分を見せられれば、嫌いになってしまうような。そんな感情の変化もその一つ。それがタバコであってもいいですよね。
僕は禁煙にはこの価値観の変化がとても大事だと考えています。
あれだけ好きだったものにすっかり冷めること、むしろ嫌いになること、そして、ダサいしかっこ悪いとまで思えること。そういった価値観の変化を、タバコというものに対しても用いることができれば、禁煙がよりしやすくなるのではないかと。
だから僕はもうあえてタバコはダサいものと考えていますし、自分がタバコを吸う姿ももうダサいし恥ずかしいし、みっともないと思っています。
過去にタバコを吸うことがかっこいいと思ってしまったのは、やっぱり海外のかっこいい映画俳優などの影響だったことももうよく理解しています。
タバコがかっこいいとされていた時代にかっこいい人間がかっこいい映画のかっこいいシーンでかっこいい音楽と共にかっこいいカメラワークで吸っている姿がかっこいいと感じていただけ。
また、ぜひともタバコを吸うたびに、大きな鏡で自分の喫煙姿をまじまじと見てください。
それが他人が見ているあなたの姿です。
僕のようにひょっとこみたいに口をすぼめて、煙がしみた目をうるませ、鼻の穴からもくっさい煙が漏れている様を、まじまじと観察してみてください。
それが「やだ・・・自分かっこいい・・・」となってしまうならまだまだ禁煙は程遠いのかもしれませんけどね。僕のように、「いつまでもこりゃみっともないな」と思ってきたら、禁煙はしやすいでしょう。
そういう意味で、禁煙をするうえではタバコに対してネガティブな感情を持つことは大事なことというわけです。
価値観が変わると見えてくるもの
価値観が変わると、今まで気にならなかったことや、気づかなかったことに気がつけるようにもなってきます。
例えばタバコを吸う人と長時間話をしていたりすると、その人が明らかにそわそわしだしていることに気がついたり、そこから我慢できずに口に運んだ加熱式タバコが、僕の目にはもはやおしゃぶりに見えてしまったこともあります。
「あ、ちょっとごめん」なんて言って、ひとくち、「ちゅうっ」て、吸う。
しかも手で電子タバコを包むように、にぎにぎしているから、よけいにおしゃぶりに見える。
そしてまた、「ちゅうーっ」とね。
その様よと。
あげくの果てには吸い殻を側溝の中にほとんど無意識に捨てたりとね。
「う、うわああああ・・・俺もこんな風に見られていたんだな」と、すごく喫煙行為というものがみっともなく、そして幼稚なものに感じてしまいましてね。
そういった経験も、今の僕の禁煙の糧になっているんですよ。
だからこそ、価値観の変化は大事という話です。
おわりに
今回はちょっとトゲのある記事になってしまったかもしれませんが、特定の誰かを批判したりするものではないということはご理解ください。
そしてあなたが本気で禁煙をするのであれば、こういった心理的な面も含めて、タバコに対する自分の今までの価値観をがらりと変えていくことがとても重要ということを覚えておいてください。
禁煙をするには、タバコを吸う理由を一つもなくしてしまうことです。
タバコはかっこいいと思っていた自分が、タバコはもうダサいものと思えるようになれば、その分禁煙がはかどりますよ。
せっかく鏡を見るなら喫煙姿などではなく、禁煙して筋トレしたかっこいい筋肉やきれいな肌を見て、ため息が出るほどうっとりしましょうよ。
やだ・・・今日の上腕二頭筋はキレが違う・・・!ってね。v^^v
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それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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