「もう絶対にタバコをやめる!」
良い決断ですね。タバコは間違いなくやめたほうが良いですからね。僕は本気のあなたを応援しますよ。
ところで、そんなあなたに一つ質問があります。
あなたがタバコをやめる明確な理由はなんですか?
実はこの質問にしっかりと確実に答えられる人ほど、いざ禁煙を始めても成功していく可能性が高いものと僕は考えています。
逆にタバコをやめる理由があやふやだったり、「なんとなくやめたいから」という程度では、その時点で禁煙の成功は難しくなってきませんかという話です。
禁煙を始めるにあたっては、あらかじめこの辺りのことも細かく考えておいたほうが良いですね。
ということで今回は、タバコをやめる理由が明確な人ほど禁煙はしやすくなるということについて書いていますので、一緒に見ていきましょう!
あなたがタバコをやめる理由は?
まず先ほども聞きましたが、あなたがタバコをやめる理由はなんですかという質問に対して明確な答えがあるかどうかというところがポイントですね。
例えば、「病気になったので、医者にタバコをやめないと〇にますよ?と言われたから」という理由がある人は、禁煙を本気で考えるでしょうし、後がないという理由から簡単にタバコを吸うことをためらうようになるでしょう。
他にも、例えば本当にお金が無いとき。今日食べるものを買うお金もままならないような状況にある場合には、「生き延びるためにタバコどころではないから」という強い理由が出てくるかもしれません。
さらには「子供が生まれるから」、「結婚する相手がタバコを嫌いだから」、「職場が禁煙になったから」などなど、禁煙を考える機会や理由は人それぞれだとは思いますが、ポイントはそれがその人にとっていかに明確で強い動機であるかですね。
ちなみにですが、ある禁煙に関する書籍の中に、「世界で一番禁煙の成功率が高い人は妊婦さんである」という話がありました。
確かに人生の一大事で、自分だけではなく子供の命もかかった状況にある妊婦さんの意思や覚悟の強さは並大抵のものではないと思います。
僕は男ですが、妻が妊婦だったころを2度経験してきていますので、そのシチュエーションというのは少なからずイメージできますし、実際にその場で見てもきましたので、僕なりにその大変さは理解もできているつもりでいます。
女性が子供を出産するというのは本当にすごいことですね。決して当たり前のことではない、まさに命がけなんですよね。母も子も。
その母になる瞬間の女性の芯の強さに比べたら、禁煙というのはどうでしょうか。確かにかすんで見えてきませんか。
つまり、まずここで言いたいことは、圧倒的覚悟と明確な理由を持っている人はやはり強いということです。
これを信念といいます。
例えば母になる女性が、自分の身体の中にいる小さな命の成長段階において、有害だと分かっている煙を送り込んでなるものかと考えること。これはその女性の信念となります。
信念は、人を突き動かす動機や行動力、そして使命感を生み出します。
信念があるかないかということが、「なんとなくやめられたらいいな」という人と、「絶対にやめる!私にはやめなければならない理由がある!」という人とを分け隔てていると。
そしてもちろん後者であるほうが、より禁煙の成功率は上がると考えているというわけです。
「あなたがタバコをやめる明確な理由はなんですか?」という質問を、もう少し突き詰めて言うならば、「あなたの禁煙に対する信念はなんですか?」とも言えますね。
あなたの禁煙に対する信念を一度しっかり考えてみてください。
それでも禁煙は難しいということも分かっている
それでも、それでもですよ?
それでもタバコを簡単にやめることは難しいということも、僕はよく分かっています。
ニコチン依存症というれっきとした病気なんですからね。決して一筋縄ではいかないこともあるんですよね。
そんな僕自身も、子供が生まれたときに決意して始めた禁煙を失敗に終わらせてきた経験もありますし、仕事が変わったり、世の中の禁煙ムードが高まるたびにチャレンジしてきた禁煙も、何度も失敗して悩んできた過去があります。
だからこそ、禁煙は一筋縄ではいかないということを身をもって知っています。
しかしそんな僕がもうすぐ3年という期間になりますが、禁煙をうまく継続できている要因としては、やはり信念を持ったからだとも考えています。
もちろんこのブログでいつも言っている、タバコに対して正しい認識を持つことというのは一番重要なポイントなんですが、その正しい認識を持つために、禁煙に関するいろんな情報を集めたり、とにかく自分にできる限りのことをやっていくための原動力になっているのは、やはり信念です。
信念=禁煙をする明確な理由
先ほども言いましたが、ここを突き詰めて考えていくことが、決して簡単ではない禁煙を成功へ導くためのカギとなるポイントの一つであるということは間違いないですね。
僕の禁煙に対する信念
参考までに、僕の禁煙に対する信念の話を最後にさせてもらいますね。
僕も本当にタバコをやめるために、いろんな決意や考えをしてきましたが、最終的に今考えていることは、以下のようなことです。
・タバコを吸うことはもう愚かだと考えている
・自分が悩み抜いて出した答えにもう迷わない
子供たちに喫煙者になってほしくない
親が喫煙者だと、どうしても子供も喫煙者になりやすいということを僕は知っています。自分もそうでしたから。
そしてその喫煙者であることに自分自身がずっと悩んできたわけですから、子供たちには同じ悩みを持たせたくないということです。
しかも昭和生まれの僕とは違って、この先の人生を長く生きる若い人たちが、今からタバコを覚えるメリットなんてまずありゃしませんからね。
ニコチン依存症者の家系は、僕の代で終わらせる。
それが僕の信念であり、使命感であり、子育てであり、身をもって子供たちに伝える教育です。
これが僕がタバコを吸わない理由の一つ。
タバコを吸うことはもう愚かだと考えている
語弊を恐れずに言いますが、タバコを吸うことはもう賢明なことだとは到底思いません。
健康上の悩みを増やし、金銭を搾取され続け、美容にも他者にも環境にも何一つ良いことがないということがもう明確になっている行為。それが喫煙行為です。
確かに、昭和の時代には今とは違ったタバコのイメージや価値観があったのは間違いないんですよ。
ただね、それはもう昔の話。
今はもうあらゆることが情報化され、誰しもがタバコの害や、それが招く依存症という病気についても深く理解をしています。
理解しているなら、もうやめようね。
そうやって、気がついた人からタバコをやめていっているのが今の時代です。
だからこそ、まだ気がついていない、あるいは、気がついているのに何もしないということに対し、「それは聡明な人のやることではない」と、自分にそう言い聞かせてきました。
これは自分自身のプライドの問題でもあります。
自分は愚かだという認識を持ったままずるずると生きたくはないのです。
改善できることは改善して、この先の人生を少しでも楽しみたいと考えたとき、タバコはもう必要ないものとなったのですね。
自分が悩み抜いて出した答えにもう迷わない
僕はタバコをやめるということに何度もチャレンジして、失敗して、その都度悩んできました。
その過程で得た経験や考えを基に、最終的にはやっぱり「タバコをやめよう」という決断に至っています。
だからこそ、もう再考はしない。
また1本でも吸えば喫煙者に戻ることも知っているし、また同じ悩みを抱えることになるということも知っています。
だからもう迷わない。議論しない。そう決めています。
それも今の僕の信念というものですね。
おわりに
禁煙に対する信念が強ければ強いほど、そして禁煙をする理由が明確である人ほど、禁煙の成功率は上がっていくものということも僕は信じています。
それもまた信念と言えるかもしれませんね。
とにかく、あなたも本気で禁煙をするならば、タバコをやめる理由や、禁煙に対する自分の信念をはっきりさせておきましょう。
禁煙中の離脱症状がつらいときも、タバコの誘惑にかられたときも、それを乗り越える力になるのは、自分の信念ですよ。
「あなたがタバコをやめる明確な理由はなんですか?」
あらためて考えてみてくださいね。
ということでたくさん話して疲れたので、僕は迷わず信念で寝ますねおやすみなさ(-_-)グウ
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それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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