「なぜ自分はタバコがやめられないのか」
考えたことありますよね。
自分はなぜタバコを吸うのか、なぜタバコをやめたくてもやめられないのか、どうすればタバコをやめられるのか、あの人には禁煙ができてなぜ自分にはできないのか。などなど。
僕も何年も何十年も、そして何百回も考えては、自問自答し続けてきましたよ。
そして何度も禁煙にチャレンジしては失敗を繰り返していたころには、やはり上記の「なぜ」という問いに、なかなか明確な答えを出すことができなかったんですね。
つまり、
なぜ自分はタバコをやめられないのかが、自分でも分からない状態。
分からないから、どうすれば良いかも分からず、ただ悩み続ける。僕もそうでした。
そしてそのまま禁煙にチャレンジすることすらも諦め、一生タバコを吸い続けて人生を終えていく人も少なくないという現実があります。
あなたには、そうなってほしくない。
せっかくこのブログにたどり着き、この文章を読んでくれているのですから、僕はぜひともあなたには禁煙を成功させてほしいと願っています。
そのために、僕が当時は理解できなかったことが今ならよく理解できる、ということについていくつかお話ししますので、ぜひあなたの禁煙のきっかけや参考にしてみてくださいね。
ということで今回は、タバコを吸う理由と人生の充実度の関係性について僕が考えていることを書いていますので、一緒に見ていきましょう!
タバコを吸う理由
今回は禁煙マインド(思考)の話になりますので、少しでも理解してもらいやすくするために、結論から言いますね。
タバコを吸う理由は、人生が充実していないから。
ということです。
もちろん100%がそうとは言いませんよ。しかもあくまでも僕の持論ですし、可能性として往々にあるのではないかという範囲での話です。
ただ、僕が長年かけて出した答えの一つでもありますし、これに当てはまるのは決して僕だけではないはず、そのように考えていますので、今回話させてもらうことにしました。
本当の意味でタバコを吸う理由、またはタバコがやめられない理由はといえば、「それはニコチン依存症だからです」という話になるんですが、その話はもうさんざんしてきていますので、今回は少し見方を変えた話になりますね。
どういうことかと言いますと、日々の生活を送る中で、必ず実現したいと思える夢や、絶対に達成したい目標など、そういった目指すべきものや必死で打ち込める何かがない人ほど、タバコを吸っていないかという話です。
もしくは、日々ストレスが多い環境にいて、時間もお金も心の余裕もない人ほど、タバコを吸っていないか、吸い続けてしまっていないかということ。
つまり、
人生が充実していない人ほど、タバコを吸ってはいないか
ということです。
まさに僕がそうでした。
決して何もかもが満たされていない、そういうわけではないんです。
住むところがあって、それなりの収入を得られる仕事もあって、家族もいて。
人並みの幸せは十分に感じられていました。
ただ、どこか、本気じゃないということ。
ここで言う本気とは、自分の人生に対してです。
仕事は本気で一生懸命やってきましたし、人間関係も可能な限り誠実に生きてきました。
が、何かが違う。
それは随分あとになって分かりました。
それは自分の人生を生きていないということ。
本当にやりたい仕事をせず、好きではない仕事を一生懸命やっている状態。
本当は嫌いな人間関係にも、必死で我慢している状態。
本当になりたい自分になることに挑戦することや、本当に実現したい夢や目標に向かって何もできていない状態。
ただただ忙しい毎日を、ただただ一生懸命生きている状態。
ここにある種の落とし穴があったのではないか、つまり、タバコを吸い続けてしまう理由や原因といったものが埋もれてはいないか、そのように考えているのが今回のテーマというわけです。
本気のやつらはあまりタバコを吸わない
これも何の話かと言いますと、例えばなんですが、過去に僕も含めて周りにいた友達の中には、なかなかに素行不良な青春時代があった者たちが少なからずいます。
これはまあ若いころからタバコを吸っている人ならば決して珍しくもない話でしょうが、問題はですね、そんな当時の不良仲間の中でも、例えば本気で格闘技に打ち込んでいる者や、球技などのスポーツを真剣にやっていた人間は、案外タバコを吸わなかったというもの。
一度は興味本位で手を出しても、「やっぱ俺要らね」と言って、吸い続けなかったりね。
そんな話を一つとっても、今思えば、やはり日々の中に本当にやりたいことや真剣に打ち込みたいものがある人は、タバコなんて必要ない、邪魔なだけだとはっきりと思えるのではないかと。
また、これは僕にも当てはまることですが、本当にやりたいことや自己実現の目標ができた人間も同じく、「タバコは不必要なので何とかしてやめよう、自分の人生、生活から排除しよう」と真剣に考えるようになると。
つまりは、とにかく本気で禁煙をしようと考えること自体ももちろん大事なんですが、もう一点の見解として、先に本気で打ち込める何かがあることも大事なんじゃないかと、そう考えているわけです。
例えば僕はもっと自分の好きな仕事がしたいと考えて、仕事を変えることもしましたし、現在ももっと自分の思い描く人生を創りたい、歩みたいと考えていますが、そう思えば思うほど、「タバコが邪魔くさい」と本気で思うようにもなっていきました。
実は他にもやめたいものややめないといけないものもありましたしね。それらも含めて、本気で何かに打ち込みだしたときから、本気で禁煙もできるようになったんですよと。
長くなりましたが、今回の結論はここですね。
本気で打ち込めるものがある人ほど、あるいは本当に実現したい夢や目標を持っている人ほど、そもそもタバコなんてものに手を出さないし、すでに出していたとしても、気づいたときに素直にやめやすいんじゃないか。
それが今回のテーマのポイントです。
一度あなた自身にも置き換えて、いろいろ考えてみてください。
あなただけの禁煙のヒントが見つかるかもしれませんよ。
結局タバコにハマりやすいのは
これはもう何を隠そう過去の僕のような人ですね。
本気で打ち込める夢や目標がない。心から楽しめる趣味や人間関係も少ない。さらには経済的余裕もなければ心理的余裕もない。
そのような人間が、生活の中で唯一手軽に多幸感や達成感を感じられる(と騙される)アイテムが、タバコというものだということ。
そしてそういう人間ほど、ハマりやすく、抜け出しにくくなるということ。
それが喫煙というものの正体なのではないか。
いや、これは決して喫煙に限った話ではないかもしれませんね。
もしあなたにもこのような話に思い当たる節があるならば、一度今の自分の状況や生き方というものを見つめてみる、そして見直してみる、ということも考えてみてください。
あなたの問題解決の糸口が見つかることを祈っています。
おわりに
今回は精神的な話にもなりましたが、禁煙においては精神面やメンタル面といったものも非常に大事になってきます。
「禁煙は自分との戦いだからですね」。このように言えば分かってもらいやすいと思います。
タバコを吸い続けてしまっている自分も含め、今の自分に納得できていない部分がある、なんとかして今の自分を変えたいと思っている、そんなときは、ぜひ本気になれるものを見つけて取り組んでみてはどうでしょうか。
結果として、それがあなたの禁煙に対して功を奏する可能性があるという話です。
僕の場合、自分の好きな仕事をして、今よりお金と時間を手に入れたいと考えていることであったり、ずっとこの先も健康的でありたいと思うことなどです。
今現在も、やりたいことや実現させたい夢がたくさんあります。
そしてそれらを本気で実行しようとすればするほど、「タバコ?そんな無駄なものやってる場合じゃねぇわ」と心から思えるようになってきたという話なんですね。今回あなたに伝えたかった内容はこれです。
何かに本気になること、何かに真剣に取り組むこと、何かを実現することに、今一度全力を尽くしてみませんか。
タバコの存在なんて忘れるくらいに。ね。^^
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それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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