禁煙して4年が経過しました!
正直なところ「まだ4年か・・・」とも思いますし、「お、もう4年か」とも思います。まあ長いような短いようなといったところですね。
20年以上もタバコを吸い続けてきて、そしてそれを断ってからの4年と少々ということですからね。まだまだタバコを吸っていた期間のほうが記憶に長く感じることもありますよね。
それでも、やっぱりタバコを吸わなくなったこの直近の4年間というものは、僕にとって良い積み重ねとなっていますし、もちろんしっかりとメリットを実感していますし、そして自分自身を褒めていることでもあります。
つまりは、
やっぱりタバコをやめてよかった
と思っているということです。
そういった話も含めて、今回は禁煙して4年が経過した僕の今の心境を語っていきますね。
禁煙して4年経つとこうなる
「禁煙したらこうなるよ!」とはいっても、あくまでもこれはもちろん僕の話ですからね。誰もが確実にこのようになるということを断言する話ではありませんのであしからず。
それでも僕と同じくある程度、禁煙が軌道に乗った人ならば感じられるであろう心境や、実感できるメリットなどを含めて語っていきますので、ぜひあなたの禁煙の参考にもしてみてくださいね。
現在の僕の心境には以下のような事柄があります。
順番に解説していきますね。
タバコのことをほとんど思い出さない
「タバコを吸いたい」とか、「我慢している」という感覚がないので、一日の間、ほとんどタバコのことを思い出したり考えたりするという時間がありません。これは非常に精神的にもラク。
というか、なんなら数日間という単位で、「あれ?そういえばしばらくタバコのことが頭に浮かばなかったな」という気づきがあることも普通になってきました。
タバコのことを思い出すことが無いので、ラクに禁煙が続けられている。
これは禁煙の方法や手段といった観点から見ても、良いほうのパターンだと考えています。
ここがうまくいっていない禁煙方法だと、「なぜかずっと苦しい」とか、「ずっと物足りなさを感じる」ということになるでしょうからね。
せっかく何年も禁煙が継続できているにもかかわらず、どこかでまだタバコを欲している自分がいると感じられるならば、あと一歩、自分の中で腑に落ちていない部分があったり、まだタバコに対しての期待や幻想が残っている可能性もありますので、その部分を考える余地はあるかもしれませんね。
とはいえ、そんな僕も絶対に油断だけはしません!
依存症は、「もう自分は大丈夫だ」と考えるところに大きな落とし穴があるということを僕は嫌というほど知っていますからね。
そう「嫌というほど」分かっていないといけないことなんです。ここは絶対に。そういう病気なんですから。
依存症に負けないようにするために。絶対に忘れるわけにはいかない。
「それはいつまで?」って?
一生ですよね。禁煙は一生ものですから。それまでは本当の意味では禁煙成功というものはなく、やめ続けられているというだけですから。
でも、それでいい。
今タバコをしっかりとやめ続けられていれば、それでいいんです。それが今の僕たちにできる最善の行動だと考えているからですね。禁煙は誰かと競うものでもなければ、誰かに評価されるためにやるわけでもないですからね。
あなたの禁煙が一生うまくできるようにするために。ここで考えられることは引き続き一緒に考えていきましょう。
ふとしたときにメリットを実感できる
タバコのことを思い出す瞬間というものはいい具合に減ってきましたが、もちろんどうしても思い出してしまうことはあります。
たとえば他人がタバコを吸っているのを見たときや、道端に捨てられたタバコの吸い殻に気がついたときなどですね。
他にもタバコを吸う夢をまったく見なくなったかといえば、そういうわけでもありません。ふとしたときに「見せられてしまう」ことは普通にあります。
ただ、こういった自分でコントロールできないことに悩むよりも、実際にはタバコをやめたメリットを実感することのほうが多く、そしてそのたびに自分が禁煙を決意した判断への肯定感は高まっていっています。
タバコの値上げの話を聞いたとき、タバコの不始末による火災のニュースを目にしたとき、あるいはタバコをやめたくてもやめられずに仕方なく吸い続けている人と出会ったときなどなど。すでにやめておいてよかったなと思う瞬間は間違いなくあります。
これは僕に限らず、禁煙をしている人であれば多くの人が実感することでしょう。
また、僕はそのようなときに、さらに2つの感情を持つことが多いです。
一つは、タバコをやめたくてもなかなかやめられないという苦しみが僕にはよく分かりますので、当事者には何とかそこをうまく頑張って乗り越えてほしいなという気持ち。
そしてもう一つは、「禁煙の方法を僕が教えてあげたい!」という気持ちです。目の前の人に「ぜひ、僕の話を聞いてくれ!」と思ってしまうんですね。
しかし、これがですね。
求めていない人にはただのお節介になってしまうというのが現実。
禁煙に関わらず、依存症克服の話がきちんと刺さるのは、「本当に自分の現状をなんとかしたい」と考えている人だけなんです。それ以外には、ただのお節介になってしまうというのが現実なんですよね。
だからこそ、このブログを読んでいただいているあなたが本気で禁煙をする人であるならば、僕の話も聞き入れてもらいやすくなるということもあるでしょう。
そのことを願って、僕はこの記事を書いています。
誰か、本当に必要とする人に届いてくれればいいな、と。
健康意識が高まる
僕は以前から割と健康意識は高いほうだったと自覚していますが、それでも禁煙後はよりその意識が高まっていますね。
というか、「健康意識が高いとか言うなら真っ先にタバコをやめんかい!」というのは、僕が常々自分自身に言い聞かせていたことです。笑
でもそれでもなかなか禁煙には踏み切れずダラダラとね。そういった禁煙の難しさを僕も存分に味わってきましたよ。
でもそんな僕だからこそ、禁煙したあとの健康について、よりその価値を実感できていますし、そのメリットもよく感じられているというわけです。
自分自身、40代の中年という年代にあって、やはりどうしても身体が若いころのようにはいかず、色々と不調が出ることも多くなってきていますからね。残念なことですが、それが老化というものなんですね。
と、考えたときに、「あれ?この上にタバコを吸い続けていたとしたら、この不調はもっととんでもないものになっていたんじゃないか」、「タバコをやめているおかげで、まだ致命的な疾患にはなっていないんじゃないか」と、そういったことも考える機会が増えているんですよね。
また、もし近い将来、自分が命に関わる重大な病気になった場合、タバコを吸っていて本当に後悔はしないのかということについては、ずっと自問自答をしてきたところでもあります。
さらにこの年になり、人の不幸に立ち会うことも多くなってきました。
身近な人の死に立ち会う際、やはり自分の健康と習慣というものに意識が行くこともありますよね。
このままタバコを吸い続けていて、自分は本当に後悔しないか。
このことは禁煙を始めた際だけでなく、僕の中で一生自分に投げかけていきたい質問の一つです。
ゆとりを感じる
ゆとりというのは、金銭的なゆとりや時間的なゆとりのことです。あと、精神的なゆとりもいえますね。
タバコを吸っていたときの1本あたり数分という時間の積み重ね、そしてタバコ代として1日500円、されど500円という額の金銭的負担、そういったものが日々ちょくちょくちょくちょくとかからないというのは本当に良いですね。
ラク。そして余裕が生まれる。
タバコを買いに走る必要もなくなるし、そのついで買いでお小遣いを知らず知らず減らすことも少なくなります。
財布の中のお金が、減りにくい。これは大きなゆとりを感じられるポイントではないでしょうか。
あなたはお金持ちだからいいかもしれませんが(唐突な決めつけ笑)、僕のような庶民は昨今の物価高や税金や社会保険料の値上げにひいひい言っていますからね。
そういった僕のような人ほど、まずは生活の中で見直せるところを見直して、少しでもゆとりを作りたい。ゆえの禁煙ですよ。
ぜひあなたも、お金が有り余っていてしょうがないというわけでないのならば、禁煙して少なからぬゆとりと余裕を手に入れることをおすすめしますよ。
おわりに
最後にまとめますと、僕の場合は禁煙して4年がたった今、非常に多くの禁煙によるメリットを実感し続けているということと、さらに高い健康意識や大きなゆとりが生まれていますよということでした。
そしてこれは決して僕の自慢話などではなく、ほかでもない、あなた自身にぜひ味わってほしい感覚なんだということを理解してください。
僕は禁煙してこうなりましたよ。さあ、あなたもどうですか?禁煙はとてもおすすめですよ。という話です。
今回はその話がしたかっただけなんです。
しかしこんな話も、求めていない人にはただのお節介話なわけで・・・。ね。
知り得た情報をどう使うか、どう受け取るか、どう自分自身に取り入れるのか。
すべてはあなたが判断することです。
禁煙をするもしないも、自分次第。
あなたの禁煙を考えるきっかけになればうれしいです。^^
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それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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