「禁煙をするにはどうしたらいいの・・・」
何度も禁煙に失敗していると、もうどうしていいか分からなくなりますよね。
禁煙のサイトを見て禁煙のしかたを調べては、何度も失敗してしまう自分の不甲斐なさに落ち込み、そしていつしかそれは諦めに変わっていく。
僕も長い間そんな状況にいましたよ。
しかし禁煙の正しいやり方をしっかりと実践できるようになってからは、禁煙をすることがどんどんと前向きで楽しいものに思えるようにもなっていきました。
また、極論を言えば「禁煙は何もしなければ達成できてしまう」というような真理ともいうべき考え方もできるようになったんですね。これは過去の僕には考えられなかったことですが、今はこの考え方も大事なことだと思っていますので、お話ししますね。
ということで今回は、禁煙は何もしなければ達成できてしまうという事実について書いていますので、一緒に見ていきましょう。
禁煙は何もしなければ達成できる
これはもうぶっちゃけなんですが、禁煙は結局のところ何もしなければ達成できる、というかできてしまうというのが事実、いや真実なんですよね。
例えば10時間ぶっ通しで寝ている間はタバコを吸わなくて済んでいるというのがこの話の理屈で、とにかく無や凪(なぎ)の状態をいかにして上手にとるかが禁煙には大事というのが今回の話なんです。
だから僕は禁煙初期には、とにかくまずは睡眠時間を長くとることをおすすめしています。
離脱症状で眠くなることもよくありますからね。そんなときは無理せず、可能な限り休むことを推奨します。
ただ、もちろん問題になるのは寝起きから、起きている間の時間ですよね。ここをどうやって乗り切るか。
これについてはずっとこのブログで書いてきているように、禁煙についてあらかじめよく学び、タバコに対しての自分の認識を変えることが最重要項目です。
意識がある時間の禁煙のつらさを乗り越えるために、前もってタバコのことをよく考えておく必要があるわけですが、人によって問題となるのは、そのつらさゆえ、慌ててあれこれとやってしまうことなんですよね。
例えば禁煙中は気持ちを紛らわすために何か新しい趣味を始めたほうがいいとか、吸いたくなったら思いっきりダッシュするとかですね。それ自体は悪くないんですが、そういった情報を聞いては、「とにかく自分も何かしなきゃ」と考えてしまうこと。そして実際に手あたり次第やってしまうこと。
そして最後にはなんか違うな、となって元に戻ってしまうと。
正直、本当に離脱症状がつらいときには、横になって安静にしていたほうが良いとさえ僕は考えていますよ。
他の病気だってそうですよね。熱があって身体がだるくて体力も気力も落ちているときに、ダッシュなんかしてちゃいけません。
ここで覚えておいてほしいのは、「禁煙は極論何もしなければいいだけ」という言葉です。
何もしなければいいだけ。
僕はこの言葉を禁煙初期のつらいときにはよく唱えていましたよ。
何もしないの意味をもう少し詳しく
この言葉の意味は、もう少し解説をしなければなりませんが、この一言にいろんな意味を含んでいます。
例えば、「禁煙はタバコを吸わなければいいだけ」というのはもちろんのこと、「タバコを買いに行かなくてもいい」、「ライターに火をつけなくてもいい」、「とにかく何もしなければいいだけ。それだけで禁煙はできてしまうのだから、簡単なことだ」と考えるんですね。
ちょっと分かりにくいですかね。
もっと言うと、自分に対して、「お前さえ何もしなければ禁煙はそのまま成功するんだよ」ということを言い聞かせ続けるということです。
面倒くさいのに、雨の日や夜中にタバコを買いに行かなくてもいいんだし、寝起きでもう少し寝たいのにわざわざ起きて換気扇の下まで歩いて行かなくてもいい。
なまけになまけ倒していればいいんです。
なんにもせず、僕のように布団の上にあお向けで天井の一点を見つめていてもいいし、音楽だけ流して、寝れなくてもずっと目を閉じて休んでいればいい。それで禁煙時間は勝手に伸びていくんですから。
そうやって意識しつつ離脱症状の強い数日間をやり過ごすという作戦ですね。
確かにこれは仕事の日には難しい話でしょうから、禁煙の開始日を連休に設定したり、可能であれば有休を取って始めてもいいでしょう。言ってみれば自分の人生を変えようという大きなチャレンジなんですからね、禁煙は。本気でいきましょう。
さらに健康面を考えても、離脱症状がきついときは本当に病気と一緒で仕事にならないですよ。だからこそ前もってしっかりと休める計画性も持っておきましょうという話なんですね。
何もしなければいいだけと唱える
ダメ押ししていきますね。
禁煙を始めると、意識のあるうちには本当にいろんなことが頭の中を駆け巡るということがあるでしょう。タバコに関してね。
「ああ、もうタバコを買いに行ってしまおうか」、「ライターを探そうか」、「処分した灰皿を拾ってこようか」、「隣のやつにタバコを一本だけもらいに行こうか」などとね。
そんなときにこそ、この言葉を唱えるんですよ。
「だから何もしなければいいだけなんだ」ってね。
あなたが何を考えようと、何を本気で実行しようかと計画しようと、最後の砦は「何もしない」という選択を取ること。それだけでいいんです。一択なので、ある意味単純明快。
クソ面倒くさいタバコを買いにコンビニに車を走らせるということもしなくていいし、ゴミ箱から捨てた灰皿をあさらなくてもいいし、誰かにすみませんと頭を下げに行く必要もないんですよ。
なんにもしなくていい。
それで禁煙はできてしまう。
こう考えたら簡単そうに思えてきませんか。
逆に、仮に禁煙するには、あれとあれとあれとあれを買ってきて、ここで台座を組み立てて、こっちとあっちに設置して、その上で太陽と月に三日三晩お祈りしながらやる必要がありますよなんて言われたら、面倒くさくてやる気も失せますよね。「いや、もうええわ・・・」てなります。
だから一番簡単な、何もしなくていいという手段をとればいい。
「もうコンビニにタバコを買いに行くか・・・」と考えだしたら、「いやだから何もしなければ達成なのに、ほらまたなんかしようとしてる!」と自分を客観的に見て止めてください。
何もしなければいいだけなのに、すぐ何かをやっちゃう自分。
だから禁煙できないんだよって笑、と。
大いに笑ってやってくださいよ。自分のことをね。そういうとこやぞ!ってね。
おわりに
何もしなければ禁煙は達成できる。
ぜひこのことも意識してみてくださいね。
これはいわゆるマインドフルネスという手法に似たところはありますが、自分の今の感情や状況をより客観視して、一時の衝動や欲求に流されないようにする戦略の意味もあります。
意外と僕にはこれも良い禁煙方法でしたよ。少し禁煙の気がラクになったと言いますか。
あなたにとってどんな方法が一番合うかは分かりませんが、こんな考え方もあるよということでぜひ覚えておいてくださいね。
それでは僕は趣味の天井見つめに行ってきます!
んじーーーーーーーー^^
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それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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