「むずむず脚症候群がつらい・・・。」
むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)に悩まされていますか?
僕も20年以上悩まされてきました。
むずむず脚症候群が始まると不快なことこの上ないですし、寝られないので不眠や睡眠障害ともなり、健康にとってとてもよくありませんからね。
そんな長い間悩まされてきたむずむず脚症候群ですが、タバコをやめたことをきっかけにピタリと無くなったのです。
僕の中では本当にこれは目からうろこですよ。
あなたがもし喫煙者で、僕と同じくむずむず脚症候群に悩んでいるならば、一度タバコの害を疑ってみてください。
ということで今回は、僕のむずむず脚症候群の原因がタバコだったということについて書いていますので、一緒に見ていきましょう。
むずむず脚症候群の原因
僕がむずむず脚症候群に悩まされ始めたのは、何歳とははっきり言えませんが学生の頃です。
その症状としては、とにかく寝入り際、ベッドに入ってうとうととして、そろそろ眠りに落ちそうというところで始まります。
脚のふくらはぎを中心とした、めちゃくちゃ気持ち悪い不快感。よく皮膚の中を虫が這いずり回っているような感覚ともいわれますが、脚がむずむずぞわぞわとして本当に気持ちが悪いんです。
ずっと誰かに脚をくすぐられているような、撫でられているような、這われているような、あの不快感はなんとも言えませんね。
症状が出だすと、どれだけ眠たくてももう寝られなくなってしまうんです。
脚をバタバタさせたり、起き上がって歩いたりすると嘘のように一瞬で症状は消えるのですが、また寝ようとすると何度でも襲われる。
それが何時間も続くので睡眠不足にもなりますし、イライラして「あああああ!!!」っとベッドの上で叫ぶこともざら。はたから見たら完全にやべぇ奴ですよ。
さらには脚が火照っているようにも感じられるので、風呂に水を張り氷を入れて脚を浸けるというようなことも何度もしていましたね。夜中の3時や4時とかにですよ。
社会人になってからもそういったことは続き、次の日に大事な仕事があろうが、お構いなしに症状は襲ってきますからね。本当に悩みの種でした。
頻度としては決して毎日ということではなく、数日から数週間に1回程度ですが、特に夏場の寝苦しい夜が多かったイメージがあります。
そのおかげでよく変な夢も見たりしましたしね。心霊系の(笑)
こういった厄介な症状は、この記事を読んでもらっている同じ悩みを持ったあなたには理解してもらえると思いますが、当時は医療関係者でも知らない人が多くいるような認知度の低い病気でした。
それでも何度か病院で相談したことで、むずむず脚症候群の原因となりうるいくつかの要素というものを教えてもらいました。
それが以下のようなものです。
・タバコ
・アルコール
・カフェイン
・ストレスや疲れ
確かに僕はチョコレートやコーヒーが好きで、ほぼ毎日のように摂取していましたし、暑くて寝苦しい日や身体が疲れているときにはよく症状が出ていましたから、いろいろ原因として当てはまるものがありました。
カフェイン入りの飲み物やチョコレートを少し控えるという努力はしてみたこともありますが、そのときも大きな変化は見られず、もちろん禁煙まで踏み切ることもありませんでしたので、長い間原因を特定できないまま悩むという結果になりました。
時が経ち、テレビやインターネットでもこのむずむず脚症候群についての解説を目にする機会が増えていきましたが、そこには必ずニコチンというワードも入ってはいたんですよね。
だからといって、じゃあタバコをやめようとすぐにできないのが喫煙者の悲しいところです。
その時点では僕の中では当然まだ原因がタバコとは断定できていませんし、症状が出ないときはまったく出ないこともむずむず脚症候群の特徴ですからね。
そんなこんなで、およそ20数年間悩んできたというわけです。
きっかけは禁煙で
むずむず脚症候群は僕が禁煙を始めた直接のきっかけというわけではないのですが、胸焼けや体力の低下など、他に実感していた健康被害と合わせて、このむずむず脚症候群はずっと気にかかっていました。
そしてそれがなんと、禁煙してからほとんどあのむずむず脚症候群の症状が出ないわけですよ。
これには素直に感動しましたね。
「あ、やっぱりこれもタバコだったかー」ってね。
実はインターネットが普及しだしてから、むずむず脚症候群について調べる機会も増えていったんですが、やっぱり原因はあくまで人それぞれで、タバコや酒をまったくやらない人でも起こりえるし、それこそ子供でも悩んでいる人もいるわけです。
だからむずむず脚症候群の原因はタバコですとは当然言い切ることはできませんし、これはあくまでも僕の場合であり、僕の場合はタバコが原因だったのではないかと言える程度のものです。
そしてもう一点、近年の研究結果から、むずむず脚症候群の原因の特定は依然として難しいものの、脳内のドパミンなどの神経伝達物質や鉄分の欠乏などが大きな要因としてあるのではないかということが考えられています。
脳のドパミン(ドーパミン)といえば、まさにタバコ(ニコチン)とは切っても切れない関係にある脳内物質じゃないですか。
ニコチンを摂取することで、通常人間が生活するうえで必要以上となるドパミンを分泌させ、またその欠乏感がニコチン依存を生み出し・・・という経路をたどってきたわけですから、今思えばタバコとこの疾患には大いに関係性があったわけです。
そして初めて確固たる禁煙を続けた結果、かつての症状が出なくなったと。
だから僕の場合はもう、タバコがむずむず脚症候群の原因だったと言っても過言ではないなと思うわけです。
厳密にいえば1年に1回くらいは症状が出ているようにも思いますが、その頻度としては過去とは比べ物になりませんし、程度としても本当に些細で軽微なものです。
実際に疲れているときや寝苦しいときもありますからね。元々の持病としてあるものならば、たまに出ることもありましょう。
しかしここではあえて、本当に僕のむずむず脚症候群は禁煙と同時に劇的に改善したということだけははっきりと言っておきます。
僕のむずむず脚症候群の一番の原因はやっぱりタバコだったということですね。
今思えば、タバコを吸い始めた時期とむずむず脚症候群の症状が現れた時期も重なりますし、こういったことが分かって良かったですよ。
本当に長い間の悩みの種でしたからね。
いろんな意味でスッキリしました。
おわりに
僕のむずむず脚症候群の原因がタバコだったからといって、あなたも間違いなくそうだということは当然ですが言えません。
しかし以前の僕と同じく、喫煙者で同じむずむず脚症候群の症状が出ているのだとすれば、それこそ僕と同じく禁煙をすることで症状が改善される可能性があるということです。それも劇的に。
他にも僕は禁煙によって、胸焼けや息切れ、不整脈や目の疲れ、肺の痛みや下痢体質の改善も実感していますからね。
やっぱり百害なんですよね、タバコは。
むずむず脚症候群もそのうちの一つだったということで、僕は納得しています。
あなたも禁煙によって、喫煙とむずむず脚症候群の悩みが一気に解消できるかもしれませんよ。
やってみる価値ありますぜ!^^
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それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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