「健康のことを考えて軽いタバコに変えてみるか・・・」
と、考えていませんか?
実はこれもタバコをやめたいと考えている人のあるあるで、実際に僕も過去にやってしまっていましたね。
タールを10mgから8mg、6mg、3mg、そして最終的には1mgという感じにね。
確かにタールの少ない軽いタバコに変えると吸い心地も軽くなりますので、多少は健康にも良いのかなと考えてしまうんですよね。しかし、
それこそが罠ですよ。
実際には軽いタバコが健康に良いなんてことはないですし、きついタバコと比べて特に「何かがマシになる」ということもないんですね。このことをよく理解しておかないといけません。
ということで今回は、軽いタバコに変えても健康への害は変わらないから意味が無いということについて書いていますので、一緒に見ていきましょう!
軽いタバコでも健康への害は変わらない
昔から「マイルド」や「ライト」、「スーパーライト」のような言葉がタバコにはよく使われていますが、これも今思えばよくできたイメージ戦略ですね。
若いときの僕もまんまと「とりあえず軽いタバコなら大丈夫かな?」と考えて吸い始め、まんまとタバコにハマってしまいましたからね。
そしてタバコを吸い慣れてくると、やたらきつめのタバコに変わっていくんですが、そこからまた健康のことを気にし始めると、また軽いタバコに変えてみるとか。まあ長い喫煙生活の中では何度もそんなムーブをしてきましたよね。
今だから言えますが、そんなことをしているからよけいに禁煙ができないのだということ。健康のことを考えるなら、禁煙の一択しかないんですね。
そしてその理由としては、僕が吸っていた紙巻きタバコの場合、タバコの重さ軽さというのは、そもそもタバコのフィルターに開けられた無数の穴によって、吸引される空気の量を調整することで変えられているにすぎないということですね。
つまり、タバコの葉っぱの量はそれほど変わらないけど、吸い込む煙の量や密度で吸い心地が軽くなるように調整しているだけということです。
フィルターには目には見えないほどの小さな穴が機械的に点々と開けられていて、基本的に軽いタバコであるほどその穴の数も多くなっています。
そして確かに軽いタバコは吸う煙の量や密度が少ないので、なんとなくきついタバコよりは身体に悪くなさそうと感じるんですね。
しかし僕もそんな軽いタバコを吸ってきた人間だから分かりますが、軽いタバコになるほど結局のところは一度に吸う煙の量や本数が増えてしまう傾向にあるんですよね。
吸い心地が弱いので、煙をなるべくたくさん口に含み、さらには肺の奥深くまでしっかりと吸ってしまうのです。そしてまた吸ったあとの満足度も低いので、次の一本までが早くなりやすいと。
これでは結果的に吸う本数が増えてしまったり、よりたくさんの煙を肺に入れてしまうことにもなりかねませんよね。
そういった意味で、軽いタバコに変えても健康への害はさほど変わらないというわけなんですね。
なかなか禁煙ができない理由にもなる
これも僕自身がそうだったので言えることですが、「軽いタバコだから吸っていてもまあ大丈夫だろう」という気持ちが、禁煙する意志を遠ざけてしまうことも考えられるんですよね。
タバコを吸う言い訳や逃げ道になってしまう可能性があるということです。
だからこそ、あなたがもう本当に禁煙をしようと考えているならば、軽いタバコに変えることには何の意味も無いということをよく理解しておかなければいけません。
むしろ僕の経験上でも、きついタバコを吸っていた人のほうがすっぱりと禁煙できているような、そんなイメージすらもあるくらいですからね。
軽いタバコのイメージにだまされないようにして、健康のことを本気で考えるなら禁煙するしかないのだということをあらためてしっかり認識しましょう。
「禁煙の一択しかない」ということに自分自身が納得することで、禁煙がしやすくなりますよ。変な迷いが無くなりますからね。
おわりに
特に軽いタバコを好むのは、元々健康意識の高い人やあるいは女性が多いようにも思います。
だからこそそういった人にはなおさら軽いタバコの仕組みやイメージ戦略を理解してもらって、ぜひ思い切って禁煙にまでこぎつけてほしいですね。
たとえタールが1mgの軽いタバコだとしても、実際には健康に大きな害があることは間違いありませんからね。軽いタバコだからと言って軽く見てはいけないってことですよ。(フフフ、ウマイコトイッテヤッタワイ)
せっかくこれを読んでもらっているあなたには、ぜひその1mgの1という数字を、もう少し頑張って0にしてもらいたいと思っています。
禁煙してタバコの本数も0、タバコに使うお金も0、代替品も0、タバコの悩みも0にしましょうよ。
そのほうがよほど身軽になりますよ!^^
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それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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