「友達にタバコをすすめられたけどどうしたらいいの・・・。」
100%全力で断りましょう。
タバコは絶対に吸わないほうがいいです。何があってもね。
タバコは最初こそ煙たくてむせたり、味がまずいと感じたりしますが、1箱2箱と無理にでも吸い続けることで身体が慣れ、次第にタバコがおいしいと感じられるようになったり、あげくの果てはタバコが無いとイライラしたり不安になったりしてしまうようになります。
まさにこれがニコチン依存症というものですね。
継続してタバコを吸えば、まず間違いなくこの依存症にはなりますし、それは一生治りません。
冗談抜きで、一生の戦いになります。この依存症ブログを書いている僕が先に断言しておきます。
後悔先に立たず。
現在は禁煙中とはいえ、実際にニコチン依存症となってしまった僕が、これからタバコを吸い始めようかどうか迷っているあなたへ、絶対にやめたほうがいい理由をすべて話しましょう。
ということで今回は、タバコを吸わないほうがいい理由7選を書いていますので、一緒に見ていきましょう!
タバコを吸わないほうがいい理由7選
タバコを吸わないほうがいい理由として、以下のようなものがあります。
・タバコはかっこ悪い
・お金がかかる
・ストレスが増える
・健康を損なう
・時間の無駄
・後悔する
タバコは百害あって一利なしといわれるだけあって、もっと細かく言えばいくらでも出て来るんですが、まず第一に伝えたい大きなことを7つ選びましたので、順番に解説していきますね。
ニコチン依存症になる
冒頭に述べましたが、まずはこれですね。
ニコチン依存症になるということ。
ニコチン依存症という言葉は聞いたことがあるとは思いますが、それはそれは恐ろしいものですよ。
まず、一度なったら治らない脳の病気であるということです。
実際に僕はこのニコチン依存症者なので、そのつらさや大変さを身をもって体験しています。
まず一番悩まされるのは、ニコチン切れによる禁断症状ですね。
タバコを吸い終わって30分や1時間もすれば、次のタバコを吸いたくてソワソワします。体内のニコチンが減少するからですが、いつどもどこでもタバコが吸えるとは限りませんよね。
吸えない状況が少しでも続く。そうなると次第にイライラしてきますし、同時に焦りや不安、悲観的な感情などが入り乱れた、なんとも言えないだるい状態になります。(ひどく疲れているときや、思いっきり寝不足のときの感覚に近いかもしれません。)
だからこそ仕事に集中できなくなったり、イライラして車の運転が荒くなったりと、生活しているあらゆる場面で支障が出てしまうんですね。
だから喫煙者は大体30分から1時間ごとにタバコを吸うことになります。
いつでも、どこでも、タバコと離れることができない生活の出来上がりですね。
タバコが無ければ何も楽しめず、何も集中できず、何も手につかない。
これはタバコを吸っているのではなく、吸わされているのだということを知らなければいけません。
そしてこのような状態が一生続くことになると。
こんな絶望的なハンデありますかって話ですよね。
タバコを吸えばほぼ間違いなくこのニコチン依存症という状態になります。
初めの1本のタバコが、死ぬまで続く呪いとなることを、大げさではなくまず知っておいてください。
タバコはかっこ悪い
若い人がタバコを吸い始める大きな理由として、「タバコを吸うことがかっこいいと思った」、「大人っぽく感じるから」、「かっこいい俳優さんが吸っていたから」、実際そのようなものが多いです。
これに関しては昔も今も大きな違いがあるわけではないのかもしれませんが、ここはあえて声を大にして言っておきましょう。
タバコはかっこ悪いぞ。
確かに昔はタバコを吸う姿がかっこいいとされる時代がありました。
それは今ほどタバコに対する規制や法律が厳しくなく、テレビや映画、マンガや雑誌など、生活のあらゆる場面でタバコを吸うことがかっこいいものと戦略的にイメージ付けされた結果だったわけですね。
(※簡単に言えばタバコに対するイメージを洗脳されていた人が世の中に多かったということ。だから喫煙者も多かった。)
そしてそれはもう30年以上も前の話ですよ。
つまり、完全に昔の話ということ。
今の喫煙者のイメージはもう昔とは全然違うものとなりました。
臭いし汚いしかっこ悪いし底辺のイメージ。もはやそこまでいってしまっているのですよ。
他にも昔は強い男のイメージなんてものもありましたが、それですら本当のところは、タバコを吸わずに身体を鍛えている人のほうが生物的に強くなりやすいという事実が明らかになってしまっている始末。(逆にタバコは身体を弱らせるということ)
つまり、これからタバコを吸い始めるなどというのは、自らのイメージをどん底まで叩き落す行為以外の何ものでもないということです。
やめておきましょう。
完全に時代遅れですよ。
お金がかかる
これもよく聞く話ですよね。
タバコを吸うことが習慣になれば、間違いなくお金がかかります。
先ほど大体30分や1時間ごとにタバコが吸いたくなると説明しましたが、そのパターンで睡眠時間などを差し引きつつ計算すると、およそ1日に20本、つまり平均的には1日で一箱程度のタバコを吸うことになります。
この一箱が今は500円~600円ほどになっているんですよね。
ためしに1日に一箱、500円で計算してみましょう。
ちなみに土日は吸いたくならないとかそんなものはないですからね。毎日休みなしです。
500円×30日=15000円。月におよそ15000円ですね。
15000円×12か月=18万円。年間およそ18万円です。
18万円×60年=1080万円。20歳から80歳まで吸った場合の金額は1080万円。
つまり、約1000万円なんですよ。タバコ代。
日々のことで考えると、数百円なのでなかなかイメージしにくいのですが、喫煙者になれば間違いなく数百万円から一千万円程度のお金をタバコに費やすことになります。
燃えて消えていくお金です。何も残りませんね。いや、病気の元になるタールやニコチンなどの大量の毒物だけは身体に摂取、蓄積することができますね。
お金を無駄にするから吸わないほうがいいですよ。
そのお金で楽しいことをしたり、逆に自分の美容や健康に使うほうが良くないですか?
お金のこと。これも大きな理由の一つですね。
ストレスが増える
タバコの大きな誤解の一つに、タバコはストレス解消になるというものがあります。
先に言いますが、これは完全なまやかし(だまし)です。
タバコを吸うことでストレス解消できるどころか、禁断症状を引き起こすようになる、お金は減る、体調が悪くなるなどのMAXストレスしか生みません。
それでもストレス解消になるという話が独り歩きする理由としては、喫煙常習者がタバコを吸うことで禁断症状がやわらぎ、一瞬気分が落ち着いたように感じる、その部分だけを切り取って、タバコはストレス解消になる、あるいは気分が良くなるなどと伝えられるわけですね。
このことをよく知ってさえいれば、タバコを吸うという行為がいかに無意味で愚かなことかが理解できるようになるのですが、これを知らないと誰かが言う「ストレス解消になるよ」という言葉にすっかりだまされてしまいやすくなる。
ここは本当に注意したいポイントなんですよね。
タバコが本気でストレス解消になるなどという話にだまされないでくださいね。
タバコは喫煙者の禁断症状をやわらげる(これをストレス解消と思い込んでいる)だけです。
もともとタバコを吸わなければ生まれさえしない禁断症状というストレスを、タバコによって何度も何度も自ら作り出して、何度も何度も解消しているだけ。(これが依存)
え?最初から吸わなければいいだけじゃね?
早くこのことに気づきましょう。
健康を損なう
これは一般的に一番よく知られているところですね。
タバコは身体に悪いのです。
タバコのパッケージにもきちんと「あなたの健康を損なう恐れがありますよ」と書いてくれてはいます。
僕もタバコを吸っていたときはその文言を当然読んでいましたが、実際には読んでいただけ(眺めていただけ)、本当にどの程度身体に影響があるのか、具体的にどの物質がどう問題なのか、そういったところまで詳しく考えたことはなかったんですよね。
そして禁煙をするに至り、あらためてタバコの害について詳しく調べた結果なんですけどね、今の素直な気持ちとしては、「あ、こりゃ、死ぬわ」です。
完全に、毒です。猛毒。
思っている以上にタバコは有害です。
お金を払って毒を買う。
これがいかに愚かなことかが分かる人は、決してタバコを吸うことはないでしょう。
時間の無駄
お金の無駄と共によくいわれることですね。
これも間違いないです。
タバコを1本吸うのに大体3~5分程度を要します。
例えば1本につき3分と考えて計算してみると、20本でおよそ60分、つまり1時間ですね。
毎日1時間、煙を吸って吐いているだけの時間を過ごすことになります。
それが毎日、毎月、毎年となればどうなるでしょう。
かなりの時間を無駄にすることになりますよね。
ここはあえてはっきり言っておきますが、人生でそういった無駄な時間を垂れ流している人ほど成功できないのが現実です。
タバコに奪われるものは、お金や健康だけではないことを知っておきましょう。
タバコに奪われるものは、そう、あなたの人生ですよ。
後悔する
最後になりますが、結論として、タバコを吸えば間違いなく後悔するということですね。
禁断症状に悩まされるようになって後悔するのか、はたまた重い病気になって後悔するのかは人それぞれですが、とにかくいいことは何もありません。
メリットが無いということですね。
これは僕が身をもって体験してきたことなので、自信をもって言えます。
タバコは絶対吸わないほうがいい。
初めの一本に手を出さないで。
タバコには吸わないほうがいい理由しかないのですからね。
ニコチン依存症の僕が何度でも言っておきます。
後悔しますよ。
おわりに
タバコを吸い始めるきっかけは、案外皆似たりよったりなところがあります。
かっこいいと思ったから、親や友達が吸っていたから、好奇心から、などとそれぞれに理由はあるかと思いますが、それらを全部含めても、もうとにかく吸わないほうがいいです。
ちょっとだけという軽い気持ちが一生続く重い悩みになる。
タバコとはそのようなものですからね。
最初の1本に気をつけて。^^
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それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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