「タバコ、やめたいけどなかなかやめられないな・・・」
そんなもんですね。
それがタバコというものです。
でもそのままにしておくと、本当に一生タバコはやめられませんよ。
多くの人にとって、タバコは勝手にやめられるものではないからです。
本気でタバコをやめるには、どこかのタイミングで「よしやるぞ!」と決断しなければいけないときがあるのです。
もしかしたら、このブログを読んでくれている今がそのタイミングなのかもしれませんね。
もしあなたが真剣に禁煙(卒煙)をしたいと考えているのであれば、僕は全力で応援しますよ。
さしあたり今回は、本当にタバコをやめたいなら自分を大切にしようということについて書いていますので、一緒に見ていきましょう。
タバコをやめるなら自分を大切にすること
タバコは人体にたくさんの悪い影響を与えるということが分かっています。
確かにタバコの一本一本が日々目に見えて自分にダメージを与えているということを実感することは少ないのかもしれませんが、それでも間違いなく、着実に自分の体に悪い影響は蓄積されていっています。
そしてもう一点、過去の僕を含め、タバコをなかなかやめられない人は、自己肯定感や自尊心が低い人が多いのも事実です。
これはタバコを吸い始めたころのことを思い出してみると、何かしらの心当たりが見つかったりもしますので、ぜひ一度自分の当時の記憶や環境をゆっくり振り返ってみてください。そこに何かしらのヒントはありませんか?
僕の話をします。
僕が10代だった当時、学校での人間関係や家庭の中の環境に問題を感じていました。
これは今だからこそはっきり分かるのですが、当時の家庭環境や自分の心理状態にかなりの問題を抱えていたことは間違いないです。だからこそ学校生活がうまくいかなかったり、人間関係にたくさんの問題を抱えているような若者になってしまっていたのです。
しかし当時の若造であった僕に、そんな自己分析が詳細にできるような視野の広さもなければ、知識も経験もありません。だからこそ何をどうしていいのかが分からず、悩みやいら立ちだけを激しく募らせていたんですね。
そしてその先にあったのがタバコだったという話。
もちろんそれがタバコだけではなく、酒やギャンブル、バイクに暴力にと、いかにも分かりやすい「グレた状態」として出来上がっていくわけですが、これが本当によろしくなかったんですね。精神的にも心理的にも身体的にもね。
ダメと分かっていながらなんでそうなってしまうのか、その少年心理はという話になるとここではちょっと話が逸脱してしまいますので細かく展開はしませんが、ようは自分自身の中に自己肯定感や自尊心が欠如してしまう状況が間違いなくあったということです。
自己肯定感が低い。そして自尊心が欠如している状態。
この状態は自暴自棄や暴飲暴食、支離滅裂な思考などを招きやすい状態ともいえる。
そのような心理状態において、グレた若年者がタバコを吸い始めるのは、もはや防ぐことが困難であるとさえもいえる。時代背景や周囲の環境にもよりますけどね。
とにかく僕の場合は、その当時の背景や周囲の環境もあって、簡単に自らタバコに手を出し、そしてその若年時代からしっかりとタバコに依存してきてしまったわけです。
つまり、当時の僕の心理状態において、自分を大切に扱うということが非常に難しかったということ。
難しかったというより、できなかった。する術を持っていなかったということです。
僕の周りの人たちを見ても同じく、タバコを吸い始めたきっかけという部分においては同じような状況があったということもよく知っています。当時の仲間たちのこともたくさん見てきていますからね。
やっぱり、何かしらの問題や事情が各々にあって、意図せず自分を大切にすることができなくなってしまっている人のほうがタバコを吸う確率が高かったのです。
だからこそ、この事実を踏まえつつ、改めて自分を大切にするという意味についてを考えていきましょうというのが今回の趣旨なんですね。
自分を大切にするとは
改めて、自分を大切にするということは、自己肯定感を高め、自尊心を養うということと同義です。
自己肯定感を高めるために、自分という存在を認め、自分軸で自分らしく生きることを考え、できることから取り組んでいきましょう。
そしてポジティブなマインド、小さな成功体験、楽しい趣味などを通しながら、自分を否定しまう気持ち、考え、ネガティブな意見、過去のトラウマなどを少しずつ払拭していきます。
場合にもよりますが、僕のように過去幼少期に満たされなかった思いや気持ちを振り返り、大人になった今の自分として寄り添い、当時の感情を昇華してあげるなどの必要がある場合もあります。
何が自分の心の問題としてあるのか、どれほどの程度であったのか、ということはあくまで人それぞれですからね。
誰もがこうやればOKですよ、というわけにはいかないのが、こういった依存症問題全般に必ず共通することです。
逆に言えば、自分の問題は自分にしか解決できないということでもあります。
だからこそあなた自身が過去から現在を振り返り、意図的に自分の心と体を解放していくというようなことをやっていかなければなりません。
それが自己肯定感を高めていくプロセスになります。
禁煙は自分を大切に扱うということ
禁煙をする目的の中には、金銭的な問題の解消や、健康面を考えてのこともあるでしょう。
しかし僕は禁煙の本質は、自分自身を大切に扱うということだと考えています。
望まずして、自己肯定感が下がってしまっていた時期に、吸い始めたタバコ。
その心理の裏側には、「どうせ自分なんて」とか、「どうにでもなれ」などといった心理が隠れていたということが多いです。
さらには、「何かから逃げたい気持ち」、「毎日がおもしろくない」、「自分がどうすればいいかわからない」などといった不安や悩みなども少なからずあったはず。
明確に夢や目標、やりたいことがあり、それらに向かって全力で取り組んでいるときなどは、人間、そう迷うことはないのですが、どこかしらに虚無感や焦燥感、無力感などがある場合に、人はその心の隙間を埋めるかのように、何かに依存してしまいやすくなります。
だからこそ、当時の自分にも何かしらの問題が起こっていて、それにより自分を大切にすることができなかったのだということを理解し、今こそ、改めて自分を大切に扱うことを意識していきましょうという話。
もっと自分らしく生きること、他人の目を気にせず自分軸で生きること、もっと自分の体をいたわること、自分のご機嫌を取ってあげること、心身ともに自分のケアをしていってあげることが、自分を大切に扱うということにつながっていきます。
そうして自尊心を高め、自己肯定感を確立していくのです。
その先には、「もうタバコなどでこれ以上自分自身を痛めつけたくはない、傷つけたくはない」という感情が出てくるでしょう。
禁煙に大事なのは、自分自身のその気持ちです。
自分を大事にしてあげてください。
おわりに
禁煙をするにあたって、今回のテーマである自分を大切にするということは、とても大事なテーマです。
禁煙とは、自分を大切にすることなんです。
それを意識してください。
これ以上、自分を傷つけないでください。
あなたは今まで十分に頑張ってきたんです。
つらい時期もなんとか乗り越えてきたじゃないですか。
もうこれからは自分に優しく、自分をいたわっていきませんか?
そのための禁煙ですよ。^^
他にも関連記事があります。


それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
コメント